【言いたい放談】ウクライナが長期化するほど深まるドイツの苦悩[桜R4/10/27]
アメリカに次いでドイツが工作しているが、ウクライナに対するものはかなり込み入っている。
11月の米大統領の中間選挙があるので、ロシアが「戦術核」を使用するのではないか?というが、今のところ「核兵器」の問題はドイツでは取り上げられていない。
米露の「情報戦」、ウクライナの犠牲をどうするのか?
英国のトラス首相が一か月で辞職して理由は?「核」を強いられそうになったからかもしれない。
経済だけで辞職はしないはず。次にスナクが首相になった。
クライン氏「ドイツは言わないけれどかなりの武器を隠している」
ドイツはそのノウハウを出したくない。大変慎重である。
アメリカはドイツとロシアをくっつけないように考えている。
日本はこれに注意すべきである。
NATOも動き方が難しい。
ドイツが気にしているのは「核戦争になったら一番先にやられる」ということだ。
もちろんウクライナやポーランドも危険を感じているが。
クラインさんは「一番犠牲になるのはドイツでドイツの武器のノウハウが他国に入っていくこと」という。
ドイツ銀行が景気がいいのもそのうちにやられるだろう。(クライン女史のお話を中心にまとめました)
ブログ主・・・日本もドイツも敗戦国はかなり苦悩している。そういえば英国もシェルターがない、ときいたが・・・。日本の場合は中露北に囲まれ、これも大変な被害を受けるどころか国がなくなってしまう恐れもあり、こんな中で「日本を護る」にはどうすればいいか?
まず、日本国内は左右とも国防でまとまり「呉越同舟」すべきと思う。
「票集め」の為に国を売る行為は厳しく批判し、一致して「日本」の存続を護る必要があると思う。一気に勇ましく囃し立てることは亡国にしかならない。
今、大国であるはずの「アメリカ」の国内分裂、ロシアの国内から湧き上がる政権批判、中国が世界中に知れた強硬路線、そして北の「飢餓の実態よりミサイル」という状態、
どの国も国内に爆弾を抱えているのだ。
久しぶりに宮崎正弘氏の10月24日付のメールマガジンです。
習近平三期目の特色は「暴走皇帝に無能側近、戦争推進軍人」
経済を理解できる政治家はゼロ。台湾侵略の選択肢で生き残る?
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事前の予測を覆し、団派壊滅、新執行部は全員が茶坊主、軍事委員会は『台湾侵攻派』が勢揃いとなった。
習近平三期目の特色は「暴走皇帝に無能側近、戦争推進軍人」という畸形の誕生である。
これで台湾侵攻の時期は早まる可能性がでた。
トップセブンは序列順に習、 李強(上海市党委員会書記)、 趙楽際(中央規律検査委書記)、 王滬寧(中央書記局書記)、 蔡奇( 北京市党委書記)、 丁薛祥(党中央弁公庁主任)、 李希(広東省党委書記)となった。
情報筋が盛んに次期首相と期待した王洋は留任できず、李克強は引退に追い込まれ、団派待望の胡春華は政治局員からも排除された。
かわって戦狼外交で習への忠誠に尽くした王毅がはいった。
日本通はゼロ、経済専門はゼロ、したがって習の暴走を止める勢力が壊滅したということである。
軍事委員会の陣容は副主席留任という異例になるのが老齢の張又?。
新たに何衛東・前東部戦区司令員が副主任に起用された。
張又峡は父も上将で「父子将軍」の家系、ほかに頼りに出来る軍人がいないからだろう。
何衛東・上将は主に偵察畑を歩き、軍の科学技術学校から南京軍管区。2019年から東部戦区の司令員である。つまり台湾侵攻の最前線にある。
新昇格組は李尚福・装備発展部長(次期国防相に有力)と劉振立・陸軍司令官だ。事前の下馬評で副主席昇格の噂があった苗華・政治工作部主任と、張昇民・軍規律検査委員会書記は留任した。
□☆◎☆み□☆☆□や☆□☆□ざ☆□☆□き☆□☆□
★ 毛沢東時代ですら、ここまで徹底した人事はなかったという。
中国国内の人々への弾圧は熾烈を極めるだろう。中国にはロシアのような「緩さ」がない。
あっというまにトップの習近平以外はいつ捕われてもおかしくない状況になった。
日本はどうなるのだろう。これ以上書くのが怖ろしい。
ブログのティールーム
・・・名歌手マックス・ローレンツが歌う「ローエングリン」の写真
本日はヴァーグナー「ローエングリン」の第3幕への前奏曲をお聴きください。
不安定な時代に作曲されたヴァーグナーの名曲です。
Wagner: Lohengrin: Prelude to Act 3: Solti LSO Tokyo Live
ヴァーグナー「ローエングリン」
第3幕前奏曲 ショルティ ロンドン響 東京ライブ 1963年
ノイシュヴァンシュタイン城