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時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

奥山篤信氏「トランプ敗戦を悼む」この美しいエッセイはすべてを明らかにしている/馬淵睦夫氏は「あの就任式を見ると自分の心が汚れる思い」

2021年01月24日 | 政治

奥山篤信氏の特別寄稿

◎トランプ敗戦を悼む

 あなたほど偽善と欺瞞を憎み 敵にしては絶対に損なマスコミや知識人界をものともせず、公然と立ち向かった勇気ある近代政治家はいませんでした。
あなたの怒りほど、リベラルに汚染され、衆愚的リンチに紅衛兵のごとく偽の正義を振りかざすマスコミさらにIT業界さらにはインテリ偽善者に対して激しく抵抗し激しく対峙した近代政治家はいませんでした。

あなたの本来の人間の正義と人間の使命をこれほどはっきりした言葉で表現する人間に対して、われら日本人は夜明けの光のような美しさを見出したものでした。

先進諸国を蝕む、卑しい逆差別 卑しい結果平等主義 卑しい口先だけのヒューマニズム 卑しい法匪的人権至上主義 卑しく綺麗事の欺瞞の生命至上主義に対して悉く対峙したあなたの勇気はまさに政治家としてあるべき姿でした。
世の中の政治屋の目的は迎合主義により偽善と欺瞞の衣をかぶり、時にはイエスキリストを利用することにより、正義の味方ヅラをして大衆を欺く姿であり、まさにそこにはリンチ大衆のような悪魔的言葉狩にて大衆を扇動する手口には嘔吐感を感じるものがありました。

エセ正義とはまさにマスコミの正義 デマゴーグをデモクラシーに変えた民主党の正義 彼らの手口は常に口先だけの<誰もが反論できないような>スローガンや言葉を掲げて、あなたを貶めようと続けてきました。
しかしあなたの信念は鉄のように硬く、単刀直入に人間としての正義を真心として訴え続けでこられました。

それに対する彼らのいい草とは、まさにあなたが、反民主主義であり、ファッショ全体主義と罵倒してきたのでした。
あの新大統領演説の<民主主義の勝利>なるスローガンこそが、自分たちの本質が<デマゴギーの勝利だ>と言っているようなもので笑止千万としかいえません。

この不当な攻撃にあなたは一切屈服することなく最後まで意志を貫きました。
まさにあなたのような勇気ある近代政治家はいませんでした。
あなたの正義こそ近代偽善により捻じ曲げられたキリスト教倫理観に対して断固として反撃の狼煙をあげる新時代の到来を予感し、その実現をこころから期待していましたが、この反動勢力は外国機関なども利用することによりあなたの正義を無惨にも打ち壊したのでした。

我が日本にもあなたが敗北を余儀なくされた同様のエセ正義勢力やエセ宗教偽善勢力が、日本を黄禍のもとに売り捌こうと跳梁跋扈している状況において、あなたの敗北は大きな痛手となり、近未来に大惨事が起こることが予想されます。
はやく四年がたって貴国においても堂々たる正義が主流を占め、再度あなたが目論んだ正義の革命が嵐のように怒涛のように貴国の政治を革新することを期待するのみです。
デマゴーグなる嘘と偽善の民主主義なるスローガン偽善の塊といえる政治がこの世界から駆逐され、真の賢人政治の実現を世界的規模での実現を目指し、日本も今後も世界のグレコ・ローマン政治の原点を追求し、卑しい正義なき吸血鬼のような世界を刷新せねばなりません。
そうすることが更なる日米同盟の進化であることは間違いありません。

いま大切なのは<デマゴギーなる民主主義あるいは衆愚政治それは必然的に邪悪な左翼・共産主義や独裁主義の蔓延らせる、そんな世界において、これを打ち倒し人間の自由精神を徹底的に追求することこそが、人間社会のそして政治の規範であるべき世界を信じてやみません。(奥山篤信)

 ブログ主より・・・芸術家であり偽善を憎み、筋を通す熱血漢の奥山篤信氏の率直で力強く美しいエッセイです。
このエッセイを読み進めるにしたがって私の心の中にスクリャービンのエチュードが響いてくるようでした。

ロシアの帝政の終焉、そして残虐なレーニンやスターリンの暴政、自国の民をも護るどころか「道具」のように扱う酷さ、マスコミはトランプを「分断」というが、はたして「分断し正義を捻じ曲げる」のは、世界の恐ろしいDSに乗っかかって大衆を煽り、国を潰そうとする大きな勢力、それは世界に蔓延してやがて歴史の中で繰り返されたファッショ、
愛国者が追われ悲劇の数々、そうした歴史を熟知された上に目の前での犯罪の数々に奥山氏の気高い精神がを強い力でエッセイとして一気にお書きになったのでしょう。
はたしてどの政治家がここまで書けたでしょうか。(ほとんどの政治家には文化も文学的感性もありません)
「左か右ではない、善か悪か」の判断、歴史を凝視し汚れたものに対して敏感な感性、正しい考えの人が敗者として陥れられた数々のことを、奥山篤信氏は国を思う強さと潔癖な精神において決して認めず、いささかの妥協もなく見据える精神の強さ、が伝わってきます。これは作家としての至高の武器でもあります。
奥山篤信さま、ありがとうございました。


雪と氷の寒さに耐える美しい薔薇(ブロ友の写真です)


スクリャービン作曲「エチュード」作品8 №12

・・・巨匠ホロヴィッツのピアノでお聴きください。歴史的名演奏です。
Vladimir Horowitz Playing Scriabin 12 Etudes Op.8 No.12



 
作家、奥山篤信氏の代表的な著作を二冊、ご紹介します。

 追加です・・・奥山篤信氏からメッセージを頂きました。感謝感激!!

◎盟友であり音楽の師匠であるベッラさんのブログに、それに値するようにベッラさんの常々の正義に敬意を心よりこめて最終的にベッラさんブログだけのために推敲したトランプ政治檄文を、<トランプ敗戦を悼む>書き下ろしとして、捧げる。
うれしいことに彼女の音楽の深い素養からの天才スクリャービンと僕の檄文を重ね合わせてくれた光栄は身にあまるものがあるのだ!

世界はあの偉大なギリシャとローマの政治原点に戻るべきであって、あの旧約聖書のユダヤ・キリスト教のそれでは断じて無い、あの被差別特権をかざす<ルサンチマンよさようなら>としてあるべきだということだ。トランプの復活あるいは第二のトランプ第三のトランプが世界に登場するように!僕のいうのはあの欧州に跋扈するネオナチのあれこそポピュリズムそのものであり断固として弾劾する。あれこそ偽善の最たるものでありまさに反知性の差別主義に過ぎない!
僕のいうのはあのガリバルディやダヌンチオ さらにアンチキリストの元祖レオナルド・ダ・ヴィンチ、あのカエサルを頂上とするグレコ・ローマン讃歌なのだ!

 あまりにももったいないお言葉です。舞い上がってしまいます。(ブログ主ベッラ)



★ 次の馬淵睦夫氏のお話もいいですね。あのバイデンの就任式を見ると心が汚れていくような気がする、そして
トランプ氏の生き方に共感と尊敬を込めて話されています。このお話は今までの馬淵氏のお話の中で最高です。
ただ、馬淵氏は繊細で傷つきながらお話されている。氏のデリケイトさがご自身の心の中で泣いているように思えます。

「ひとりがたり馬渕睦夫」#59 米大統領選後の世界の行方【LIVE 1/22】生放送




ブログのティールーム


本日は戦中・戦後に世界を風靡したイタリアのテノール、べニアミーノ・ジーリが歌う「燕は巣に」をお聴きください。
ジーリは第二次世界大戦で兵士の為に歌の慰問を続け、戦後はファシスト扱いされましたが、一愛国者だったのです。

   高き塔の庇に、今年もツバメが帰り来る、
  遥かなる海山を、ものともせず、何時もの季節に。
  されど、愛は過ぎ去りて、帰ることなし 我が胸に。
  夕暮れの、黄昏の中、春が忍び寄り、
  ツバメは喜びに溢れ、家路を急ぐ。
  我はただ一人、帰りこぬ人を待ち、夕闇が忍び寄る。
                  (岩屋時子訳)


Rondine Al Nido






 


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