近所のデパートに行ってはそこの書店で本を買い続けている。
昨日は文庫(手軽に買えるので)を2冊買った。
1、ドナルド・キーン「百代の過客」(講談社学術文庫)1700円
2、福澤諭吉「福翁百話」(角川ソフィア文庫)781円
ドナルド・キーンは今までオペラ評論の本を読んでいただけだった。
彼はオペラにくわしく、ほとんどの往年の名歌手を網羅して評論を書いている。
「音盤風姿花伝」など、はるか昔に覚えるほど読んで共感もした。
特に戦前のオペラ歌手など、「あらえびす」(銭形平次を書いた野村胡堂のこと、本業は音楽評論家で作家は副業)の評論と双壁を成す。
だいたい、本など難しいのを買いすぎる、疲れている時に読めるような代物ではない。
でも女性雑誌のような人をバカにしたのも嫌だ。
なぜか本を買い続けている。
買う中毒になったのかも知れない。
私はどこにも出掛けられないから、知識を増やそうと思ってこうなった。
自分の住む町のなかで買い物し、ほとんどを家の中で暮らしている。
おいしいコーヒーを淹れたり、食前酒でハーブワインを飲んだり(それもワイングラスに一センチほど)
焼きたてのパンを買ったり、まるで冬眠状態の生活だ。
政治や歴史のことも知りたくて、これも本がいっぱいに積み上げられている。
父の世話はせつないほどの愛情をこめているけれど、それでも至らないところばかりだ。
それにこのごろ決断力も鈍ってきている。
せっかくエントリーを書いたのに消すことが多い。(雪やんさまのは別、知識になり楽しい)
書き上げたものを、夜中にわざわざ起きて削除し、また寝る。
読まれたくない、と思うのが必ずある。
自分の感情を以前のように生々しくは書けない。
音楽の動画も徹底していて、少しでも嫌だったら削除している。
だから気にいったものだけしか載せない。
そして気に入らなくなったら削除する。
積み上げられた本は、今日から読む。感想も少し書こうかな、数行でも。
あけましておめでとうございます。
いつもご支援ありがとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申しあげます。
今年も期待しています。
お父様の介護でおうちを出られないけれども身近なところで本を買ったり、おいしいコーヒーやワインを飲み、おいしいデザートとパンをいただいてささやかな幸せに感謝しているお姿に頭が下がります。
私も最近本を読む根気が以前よりなくなってきました。目も悪くなってきているし、、、気軽に読める本から入ってきてます。難しい本も読まねばならないのですが、、、
ブログに掲載するまでの葛藤もかなりおありになるのですね。いつもすばらしい音楽や貴重な情報を掲載していただき、知識が広がり、感謝です。ブログの鮫島有美子さんのさくら貝の歌を聴きながらコメント書いております。
アプリさまから私どもにコメントあり、すばらしいご友人のお仲間に入れていただき、これも感謝です。
ご健康に気をつけてこれからもいい情報や音楽を発信してくださいませ。
どうしても家の中にいると、よほど気をつけないとバカになってしまいます。
本を買うという行動はバッチリできるのですから、あとは読むだけ・・・なのに(泣)
でも、明るいニュースをご期待下さい。
そして今日は「花の金曜日」、ケーキを買いに行きますよ。小さなのをふたつ、父と私のですが、お紅茶をノンシュガーで淹れて、親子二人で楽しみます。
外は雨です。東京は雪のようですね。
夕食は神戸ビーフで父にご馳走します。
なんだか楽しくなってきた♪
私は単純ですぐにルンルン気分になれます。 (笑)
花の金曜日はケーキの日♪ですか?
漢字で表現すると目の前に美味しそうなケーキが出てきますね♪^^
お父様の介護の中
小さくても暖かな楽しみを積み重ねつつ
ブログで発信をしているベッラさんはやっぱり凄いです!
本屋さんに行くと
読みたくなる本が沢山ありますね
電子書籍も随分出てきているようですが
本屋さんめぐりで見つける本との
出会いの楽しみには変えられません
さっき読もうとして、どうしても以前読んだ本がなつかしくなって古い本を手に取ったりするしだいです。
介護といいましても、こんなに寒い中、家にいることができるのは幸せだなんて考えてしまいました。物事はいいように解釈できるものです。
花の金曜日、というだけで、華麗な週末のイメージがします。
実際はただ忙しい寒い日なのに、そのネーミングは楽しく暖かいものですね。
こんなコメント書いていたら楽しくなってきました。