その昔、「週刊FM」という雑誌に載っていた小ネタ。
「いちご白書」・・・映画
「いちご白書をもう一度」・・・バンバン
「いちご白書をもう一度」をもう一度・・・リクエストのはがき
さて、大学院の授業で「だれもいない海」という歌を聴かせた。受講する大学院生は、ほとんどが20代前半、それになぜかアラフォー一人、現職教員でアラカンに近い、つまり私より年上が一人含まれていた。この歌を知っていたのは、現職教員の方のみ、であった。
次に「戦争を知らない子供たち」という歌を聴かせた。今度はアラフォーさんも知っていた。しかし、20代の院生は知らないと言う。
アラフォーさん「それは嘘でしょう!」
20代「いいえ、知りません。」
残念。聴かせたCDは、チェコ人による弦楽四重奏で、実にクラシックの流儀で演奏しているものである。(以前も本ブログで紹介したことがあった。)
これを通して、その「クラシックの流儀」がわかる、大変興味深いCDなのだが、元の歌を知らないと、それがすんなりとはわからない。
戦争を知らなくても良いから、「戦争を知らない子供たち」という歌は、歌い継がれていってほしいものだ。
気を取り直して・・・その「クラシックの流儀」の最たる「アクセント」を聴きとってもらう。このアクセントのつけ方が、フォークソングをクラシック音楽に変容させている大きな要因だからだ。
ところが、このアクセント、結構聴きとれない院生が多くて閉口してしまった。これではクラシック音楽の演奏は無理だ。
そのアクセントについては、また別項で述べたい。
[余談]
ようやく香川県の方に読んでいただけたようです。これで全国をやっと網羅しました。どうもありがとうございます。