井財野は今

昔、ベルギーにウジェーヌ・イザイというヴァイオリニスト作曲家がいました。(英語読みでユージン・イザイ)それが語源です。

村の田園交響楽

2017-05-13 07:52:00 | 音楽
デューク・エイセスのレパートリーの1曲。ベートーヴェンの田園交響曲第1楽章冒頭に歌詞をつけ、中間部分はメンバーがそれぞれ動物の物まねをする、というもの。

物まねの部分はデューク・エイセスでしかサマにならない(と思う)。メンバーの芸達者なところに脱帽、という感じ。

一方、前後の部分は、音楽の教材としてとても具合がよろしいのである。
作ったのは、私の記憶によれば山本直純。

しかし、今となってはなかなか調べがつかない。デューク・エイセスのアルバムが手に入らないし、直純さんサイドの情報も見あたらない。

なので、私の記憶を公開すると、歌詞は…

「村の水車はコットンパーラリトーン

今日もパーラリコットン
いつもパーラリコットン
まわるよ コットンパーラリコットン
まわるよ コットン
パーラリコットン パーラリコットン
パーラリコットン…

春が来た 春が来た どこに来た
村じゅう春が来た
コットンパーラリ コットンパーラリ
水車は回る コトコト
コットンパーラリ コットンパーラリ
雀がやってきて チュチュチュチュ
コットンパーラリ チュンチュンチュンチュン
コットンパーラリ チュンチュン
チュチュチュチュチュチュチュ」

このように、テーマに歌詞がついていると、ソナタ形式の「動機労作」を説明するのにとても都合が良い。モチーフを組み合わせて音楽が成り立っていることを、歌詞を使って説明できるからだ。

つまり、「ここはパーラリコットン」「こちらはコットンパーラリ」「ここはコットンコットンの繰り返し」というように。

そう説明すると、あの長い展開部も全て「言葉」として聞こえてくる。

非常に便利な曲で、その昔、高校へ教育実習に行った時に使わせてもらったし、今も大学の講義で使わせてもらっている。
聞いた学生さん達はしばらく頭の中で「パーラリコットン」が鳴り続けているようで、微笑ましい限り。音楽教育としても、十分功を奏している。

ただ、その昔はデューク・エイセスが歌ったカセットテープを持っていた。今はどこにあるのかわからないから、他の音源を探すのだが、ちょっとやそっとでは見つからない。とりあえずは私が歌うのだが…。

この機会に本気でカセットテープを探すことにするか…

それにしても、平成の御代にはデューク・エイセスや山本直純の後継者はいない、ということなのだろうか。ちょっと寂しい。