井財野は今

昔、ベルギーにウジェーヌ・イザイというヴァイオリニスト作曲家がいました。(英語読みでユージン・イザイ)それが語源です。

《アンピトリーテーの声》ができるまで⑥

2019-06-21 17:59:00 | アート・文化
下の写真は、本番の「最中」、休憩時間のグリーンルーム(控え室)の様子である。



これが本番の「衣装」。
数日前に「あまりフォーマルな格好にならないようにしてください」と言われたのだが、こちらはフォーマルな格好の準備しかしていないから、とりあえず黒スーツで臨んだのだが、なるほどこういうことか。

右から2番目の人物がコンサートマスターである。
だからといって普段着でもない。彼は薄い麻地のようなものを重ねて着ている。
民族衣装を思わせる独特の格好だ。
こういう格好は、その人のセンスをもろに見せるから、一番難しいかもしれない。

しかし、時は21世紀、そろそろ脱スーツなのかもしれない、と思った。

それで、肝心の本番である。
チェリスト〈こうせつ君〉は最後までアッチェレランドがディズニーランドから抜け出せなかったが、初めて聴いた聴衆にはわからないレベルまで、他のメンバーが達したので、まあ成功の範囲に入るのだろう。
やれやれ。