ここのところ、続けてコントラバス、オーボエ、ハープの名手達の演奏がNHK=FMで放送された。
特にコントラバスは「これがコントラバスの音か」とびっくりするような名人。
……なのだが、30分で聴くのを止めてしまった。
オーボエにいたっては、こちらも世界的名手で20年くらい前に生で聴いたこともある演奏家。
……なのだが、ヴァイオリン・ソナタをオーボエ2本でずっと吹く、のを20分、聞いていられなかった。こんな曲しかないのだとしたら、オーボエの曲はもっとたくさん必要かもしれない。
ハープは見るからに眉目秀麗な男性フランス人。見ながら聴けば良いのかもしれないが、こちらも20分でスイッチを切ってしまった。
オーケストラで聴くハープは、たまらなく良い。ピアノには、この典雅さはないから。
しかし、ソロとなるとどうだろう。なぜこんなに味気ない時間になってしまうのか。
そうなると、ピアノとギターは凄い楽器だ。どちらも一晩、飽きずに聞ける。
と、ピアノとギターのポテンシャルの高さを再確認させてくれた名手達であった。
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