「風が吹けば桶屋がもうかる」式の話だが、どうしても知りたかったので、100円払って教えてもらった。
自動車業界に食い込みたいチャイナ、今からガソリン車は無理だから、EVで進出することにしたそうだ。
そこに巨額の投資をしたのがフランスのマクロン。
フランスにはルノーという自動車会社がある。株の半分近くをフランス政府が持つ会社で、国営企業のようなものだ。
そして日産と提携している訳だが、既に日産の技術はルノーにかなり流れている。フランス人曰く「もうほぼ一緒の会社だから、日本の技術とかフランスの技術とか言う状況じゃないよ。」
ちなみに日産の電気自動車はドイツ人もびっくりの、素晴らしい物を作っているようだ。少なくともルノーに作れないのは周知の事実。
これが逆に日産でルノーの技術が使われたなら「これはフランスの技術」と主張するに違いない。まあ、体よく日産の技術がフランスに奪われつつある訳だ。
それだけでなく、日産をルノーの子会社にしようとする動きもあったらしい。
日産は、技術を奪われ、金もルノーにとられ、そのうちゴーンにも金をとられ、さすがにたまりかねて、ゴーンのことは司法に訴えていたようだ。
ゴーンはゴーンで、稼ぎの申告が少ないと、10年前から警告されていたけど、無視し続けた。いざとなったらフランスが助けてくれるさ。
しかし、その間に世の中は変わり、米中覇権戦争が始まった。
トランプ大統領はチャイナ陣営に投資をしたフランスに激怒した訳だ。
それで、かねてから問題だったゴーンを、東京地検を使ってついに逮捕したという次第。(東京地検は実質CIAの出先機関である。)
実はトヨタもホンダもチャイナEV参入の準備中だったが、同時に、牽制されたことになる。
ゴーンとしてはフランスの国益にそった行動だから、どこが悪いのだ、と思っているかもしれない。
でも、そのうちフランスは知らんぷりする可能性も強い。
ゴーン氏は、少なくとも日本の国益は大いに損ねている。日産の技術は、おかげで守られたかもしれないが、日本人は、もっとゴーン氏に怒った方が良い!
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