7番と8番は、多くの人が練習するけど、6番はあまり聞かない。
しかし、弓先のアタックが付けられない向きには、このあたりの協奏曲はとても役に立つ。
とは言うものの、6番はあまり知らないので、この際、少々探求してみた。
そして、あまり取り上げられない理由が一つわかった。
第3楽章である。
モーツァルトに似ているから、その調子で弾き始めると、途中から全く弾けなくなる。
途中が弾けるテンポで弾き始めると、最初が随分鈍重で、非音楽的だ。
これは面倒だ。
弾くのが必須、という訳ではないから、これだと誰も弾かない傾向がすぐに生まれそうだ。
今、見向きされていない理由が、よくわかったような気がする。この曲は第1楽章だけ練習する曲と見なそう。
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