フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

3月のマンスリーレポート27は桜が満開の素晴らしさでした

2023年03月28日 18時24分10秒 | 荒川河川敷

3月のマンスリーレポート27の午前中は北寄りの風が強いという曇天模様。でもさいたま市は何処も桜が満開だった。西南桜から鴻沼河畔、桜橋と桜並木そして左岸堤防からの眺めが見事だった。

行きには例のごとく河川敷を通り第2調節池工事現場沿いを走った。工事はだいぶ進んで高いクレーンとともに高いどっしりした塔も見られるようになった。
復路は左岸堤防の天端を走ってきたが、またまた工事が始まっていた。敢えて必要のない天端の端の石積工事のようだった。

左岸堤防上は午後には風もやんでいた。上からは貯水場の桜

千貫樋公園は桜に覆われている様を俯瞰できた。

西南桜公園の遊歩道に戻ると一部で屋台が営業をしていて若い人たちが集まっていた。


錦乃原桜草園でノスリに出会いました

2023年01月29日 10時44分06秒 | 荒川河川敷

マンスリーレポート27の1月の観察日は曇天だったが雨は降りそうにもなくとにかく風がなかった。この季節は結構強いカラッ風が吹き、北に向かっていく行きがきついことが多くて参るがこの日はその心配がなかった。
相変わらず第2調節地の工事は進行しているが、とにかく敷地が広いので観察のしようがないのが現実だ。錦乃原桜草園までは取り立てて書くこともなかった。

錦乃原についてなんとなくホッとして見渡すと周囲の高さを剪定してある樹に見慣れない鳥が止まっていた。

胸の毛の白さが目立つ中型の鳥だ。猛禽類?急いでアップを効かせて覗いてみた。

どんぐり眼で結構かわいい

チョウゲンボウか?後で確認してみると20年12月27日にここでチョウゲンボウに出会っている。でもちょっと雰囲気が違う。そしてあまり逃げる風もなく、結構撮らせてくれた。

調べてみるとノスリだった。飛んでいるのは結構見て、翼角の黒斑など特徴を調べたりした事もある。でもこうして地上で落ち着いてみるのは初めて、それでも近くに寄っていくと当たり前のことだが少しづつ逃げた。

ギンモクセイの樹にとまったノスリ

高速道路の下に潜り込んだ。巣があるのかと期待したが無かった


6月の27レポートは穴を開けずに済みそうです

2022年06月28日 15時09分15秒 | 荒川河川敷

二ツ宮からプラザウエストまで荒川河川敷を歩いた。27日は本来なら墓参りを兼ねた荒川河川敷観察日で自転車で行くのが常で、マンスリーレポート27の日だった。今回は右手が不自由で自転車に乗れない苦渋の選択だった。
往復はバスで河川敷約6.2キロを歩く予定だった。3日連続の猛暑日がチョット心配だったが、欠かしたくはなかった。

治水橋近くのまだ工事が終わって間もない堤防にはアカツメクサが繁茂しモンシロチョウが飛び交っていた。バトルしているようなのをよく見ると何と体を折り曲げて交尾拒否をしていた。

交尾を済ませたメスは体を折り曲げて拒否のポーズをとるという

少し先の堤防ではもうセイバンモロコシが占拠していました

植水の横堤に入り途中から昭和田んぼに降りた。昭和田んぼの真中を南北に走る農道兼自転車道を3分の2以上北進した辺りの農業用水水路縁にイヌヌマトラノオが繁茂していた。以前はここら一帯に生育していたが、最近はこの辺りだけになってしまった。

そしてオカトラノオとヌマトラノオの交雑種と言われるイヌヌマトラノオだけしか見られなくなった。

1時間くらい歩いただろうか猛暑日の炎天下で、疲労困憊してしまった。荒川運動公園方向を見ると立木の下に木陰が見える。欲も得も無く緑陰に吸い寄せられた。熱いお湯に浸かったような靴を脱いで生き返った。

第2調節池の工事現場を横目で見ながら自然の中にいながら緑陰がないのを呪いつつ、とにかく前に進んで、残り1時間半でプラザウエストにたどり着いた。


サクラソウの正常な種子繁殖の担い手はヒゲナガハナバチのようです

2022年04月22日 13時09分08秒 | 荒川河川敷

20日の穀雨のレポートをアップして21日は宇宙サクラソウを栽培している栄小学校を訪れ、錦乃原櫻草園に寄ってきた。
錦乃原櫻草園はかなり紅色の濃い花が多いが今年はピンク系の花も多く見られた。ここも結構訪花昆虫が来ていて種子をつけているのも多く見られた。

残念ながらチョットピンボケですがヒゲナガハナバチのようです

復路は天端の自転車道ではなく、河川敷を通ってきた。周囲にはクサノオウやセリバヒエンソウ、そして今河川敷で猛繁殖しているナヨクサフジの花も多く見られた。
ナヨクサフジは花筒が長い事もあるのだろうが、吸蜜に来るハチの滞花時間が長く比較的カメラに収めやすい。

サクラソウに来ていたハチと同じヒゲナガハナバチのようだ。
ナヨクサフジを初めて見たのは確か熊谷辺りの河川敷でそれもかなり前、15年以上前だったと思う。クサフジなどより花も大きく白い所も目立ちきれいな花だとの認識だった。それがどんどん下流に広がり、2年前にはさくら草橋から見下ろす鴨川の河川敷を紫一色に染めるほど急繁茂してきた。それに合わせてヒゲナガハナバチも急増殖してきたようだ。そのお蔭でナヨクサフジが花をつける前はサクラソウのポリネーター役に活躍するようになったのだろう。

繁殖力旺盛な外来種のナヨクサフジは今では悪いイメージしかないが、その繁殖を助けたヒゲナガハナバチが間違いなくサクラソウの正常な種子繁殖の担い手になっていると思う。


今年初めてチョウに出会い紅梅に来たメジロも撮れました

2022年02月27日 22時18分30秒 | 荒川河川敷

マンスリーレポート27の当日で出かけた。昨日の土曜日から暖かくなり今日も最高気温が16℃になるとの予報だった。このところこの日の自転車行は正直、かなりきつくなってきた。でも、今日は暖かな晴天という事で10時前に勇躍でかけた。
日曜で荒川第2調節池の工事はお休み。その代わり羽根倉橋の河川敷の少年野球の練習場は満員の盛況だ。でも時間が時間なので彼らは練習の真っ最中で車の出入りは全くない。工事音も無い青空の下の工事現場は果てしなく広かった。河川敷を広く取ってあるのが特徴などと自分でも言っていたがこんなにも広大だったのかと改めて実感した。

青葉園には12時少し過ぎに着いた。いつもの所に自転車を止めるとチョウが飛んで来た。すぐにいなくなってしまうと思ったら以外にも石垣に止まった。暖かな日射しを楽しむようにとどまってくれた。今年初めて見るチョウに大感激、カメラを取り出して動画まで撮ってしまった。越冬チョウのキタテハだった。

お墓の掃除を始めてフト気づいた。今日は祥月命日だった。墓碑銘板をみると平成19年とあったのでもう15年にもなると気づいた。
お参りを終えて入り口近くの休憩所の植え込みの紅梅を撮っていたら、メジロが飛んで来た。これも母の引き合わせだったのだろうか。素早い動きに撮れたのか不安だったが何枚かはとらえていた。

帰りはフォローの風に乗って楽々帰ってきた。いくつになっても母の庇護の下にいるようだ。