キャノンのSX70HSを持って近所の白幡沼に行ってみた。かなり水が少なくなり、半分は干上がってしまっている。以前はオナガガモなどが来て賑やかだったが、カルガモやカイツブリ、マガモなど留鳥しか見られない。
奥の方の立ち枯れたヨシの中に何かいるようだ。肉眼では丸くて白い塊のようにしか見えなかったが、ズームを利かしてみるとどうやら鳥が風を避けて陽だまりでまどろんでいるようだ。
写真で見ると球形にしか見えないが、午後の明るい日差しに写っているだけで線から下は水に写っている影だ。よく見ると自分の背中に嘴を入れているのが分かるが、カルガモだろうか?
カメラをずらしていくとゴイサギがいて子供のホシゴイもいた。両方とも昼間はほとんど動かずこうしてヨシなどの中で過ごしている。
ゴイサギは夜行性で夜に餌を探し、鳴き声がカラスに似ているので夜烏の別名がある。虹彩が赤く目先は羽毛が無いため皮膚が露出して青みがかっているのもかすかにわかる。
幼鳥のゴイサギは褐色の羽毛に黄褐色の斑点が入り星のように見えるのでホシゴイの名がある。親と一緒に来ているのだろうがたいてい少し距離を置いた所に居て決して一緒に居ないのは妙だ。
どうやら写真は撮れたが、相変わらずシャッターを切った感覚も音も無いので撮れたのか撮れなかったのか定かではなかったが、さすが望遠はうたい文句通りだ。。
再度使用説明書を読んで音量を最大にしてようやくシャッターらしくなった。