今日はサクラソウ自生地の北側の横堤さいたま東村山線の堤防にナヨクサフジが侵入していないか調べてみた。横堤の上、現在の秋ヶ瀬橋への堤防には2ヶ所に見られ、下の横堤には1ヶ所花と、もう豆果もつけていた。花もきれいだしヒゲナガハナバチ(?)の訪花も見られる。でもとにかく繁殖力が強いのが心配だ。
花はクサフジより大きく色も鮮やかで白花もあります(2018年4月)
2014年頃からさくら草橋近くの鴨川河川敷にナヨクサフジが繁茂するようになり一面の紫色の世界を現出していた。今年は護岸工事でだいぶ少なくなったが昭和水門辺りには相変わらず群生している。先日もさいたま市の荒川左岸河川敷にはかなり増えてアチコチに繁茂していた。花はきれいだがとにかく繁殖力が強いので他の植物の生育場所を奪う原因になる。在来種のクサフジと交雑する可能性も否定できないようだ。
横堤に出現したナヨクサフジ
とにかくサクラソウ自生地に侵入されては困る。それだけの気持ちで抜いてきた。
1943年熊本県天草で記録されたヨーロッパ原産の一年または越年草。飼料や緑肥作物として広く利用されていて、法的規制のない産業管理外来種という。
まだ若い豆果なのですぐ心配する必要は無いようですが