フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

白鳥飛来地の深谷市川本も随分変わっている事と思う

2009年01月11日 19時34分15秒 | Main
昨日今日と青空が広がっているが気温は低い。
近くの沼のカモ科の水鳥は今年はキンクロハジロ、ホシハジロが同数くらいでオナガガモが一番少ない。一時はオナガが圧倒的に多かったが勢力図が一変している。


なんとなく大人(たいじん)の風格を感じる茶色頭のホシハジロ
なんとなくギャングのような黒い頭に金色目のキンクロハジロ

2回ほど行った深谷市川本地区の荒川河川敷の白鳥飛来地も圧倒的にオナガガモが多かったが今年はどうなのだろう。
もっとも18年間続けてきた餌付けが鳥インフルエンザの問題などで今年から中止されているのでかなり変わっているとは思う。


オナガガモに取り囲まれたようなコハクチョウ 05年1月31日


高貴な鳥に新年早々間近な距離で相まみえられました

2009年01月07日 18時59分05秒 | Main

枯れたヨシが3分の1位を占めている近くの沼に行ってみた。今の季節でなくてはとても入れないヨシ林の縁と斜面際の枯草の踏道に入ってみた。ヨシが途切れて水面が開けた所に半分以上埋まった古いベンチがある。長く雨の無い今だから姿を現しているような水際の低地だ。知る人ぞ知る場なのだろう。

そのすぐ前の水から突き出た台の上にダークグレイの鳥がいた。つい4~5メートル先だ。カメラを取り出して2回シャッターを押した。ゴイサギだと思った。こんなに近くで見たのは初めてだ。身じろぎもしない。どうしようか。一歩踏み出した瞬間、待っていたように飛び立った。

姿かたちはゴイサギだが色が黒過ぎる。幼鳥は褐色で全身に白斑があるが、もっと明るい色の気がした。成鳥は青と白できれいだ。
調べてみるとやはりゴイサギ、幼鳥の期間は3年くらいというから3歳位の若鳥なのだろう。
ちなみに名前は醍醐天皇の勅命に従って捕えられたので五位の位を授けられたという。


浮間公園池のバードサンクチュアリー際にて 04年1月20日
さいたま市桜区道場5丁目水田にて 06年6月13日


今日は24節気の小寒なれど暖かな陽射しの一日でした

2009年01月05日 22時31分57秒 | Main
今日は24節気の小寒。今日から立春(2月4日)の前日までの約1ヶ月が寒の内で、一番寒い時期という。
午後からは少し風が出てきたが穏やかな陽射しが暖かい一日でとても寒の入りとは思えなかった。


黄土色の畦道に張付いたハルジオンのロゼットの緑が新鮮

自転車道迂回路は一面の冬景色で、ヨシが林立しものみな乾いた枯葉色の世界だ。


ヨシの高さは3メートル以上で我々の背丈をはるかに超えます

クズやアレチウリそしてカナムグラが繁茂して高く盛り上がっていた所もすっかり見通しが良くなり、迂回路から畑作禁止の立札も見えた。20年12月15日の日付が入っていたがフェンスになっていた雑草たちが枯れて畑が発見されてしまったのだろうか。近くのホームレスが開墾したのだろうが、河川敷に暮らす人はまったくたくましい。


河川敷は国土交通省の管理地で作物を作るのは違法とあります


菜の花の黄色が陽光に輝きクコの緑が横堤を飾っていました

2009年01月02日 16時31分01秒 | 花の和名

明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い申し上げます。

年の初めの陽光に誘われて荒川堤を走ってきました。
昭和の横堤には相変わらずクコが緑の葉を茂らせていました。これだけ生えているのに土手のクコが葉だけなのが不思議ですが、草刈りの行われる所では花や実を付けるまでいかないようです。今赤い実をつけているのは人の手が入らない荒れ地や水辺だけなのが何よりの証拠です。


ゴルフ場と河川敷道路の境のブッシュのクコの実

そして所々カントウタンポポの大きな黄色が日に輝き、菜の花が3~4茎高く伸びて青空をバックに花を揺らしていました。


セイヨウアブラナが菜の花の正式名、もともとは重要な畑作物

秋ヶ瀬運動公園辺りまで戻った時、堤防の外側縁にヒガンバナが一列に植わっているのに気付きました。約400メートルに渡っていました。12月25日に羽根倉橋から秋ヶ瀬方面の堤防上の内側縁に2人の女性が何やら植えていました。聞いてみるとヒガンバナとの事でした。おそらくその方達なのでしょう。でも、その後もここは通っていましたが、何時植えたのか、何でここなのかあの時もう少しお聞きしておけばと今年も後悔先に立たずでした。


秋ヶ瀬運動公園近くの堤防上に植えられたヒガンバナ