フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

啓蟄のサクラソウ自生地ではアマナとヒロハアマナが花開いていました

2016年03月06日 10時31分45秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

啓蟄の空は雲が多かったが、最高気温は15℃と4月中旬並みの暖かさだった。11語頃から青空が広がり、サクラソウ自生地に着いたお昼頃には暖かい陽射しが降り注いでいた。管理棟前に自転車を置いてB区の端から駐車場側をA区に向かって歩き出してビックリ。なんとアマナが花開いていた。日時的には不思議はないが、今年はすべてに遅かったのでまさかの気持ちが強かった。

昔はチューリップ属に含められたほどで小型のチューリップのアマナ

当然ヒロハアマナも咲いていたが、大きな株はまだなく、群生もまばらで思ったほどではなかった。その上、咲いているのがE区の奥の方なので望遠を使わなければならない。撮った写真を見るとオギやヨシの枯葉が絡まり、今更ながら草焼きができなかった弊害を感じた。

葉の真ん中に白線が入り、茎に付く苞葉が3枚の事が多いヒロハアマナ

サクラソウは小さな芽生えは見られるものの生長はかなり遅れているようで花芽はこの日も確認できなかった。

前日補完地でこの一株だけ早くも花芽をつけていたチョー早生のサクラソウ


原野ではシムラニンジンやヒロハハナヤスリが芽を出しています

2016年03月05日 22時04分10秒 | 荒川河川敷

啓蟄の今日は日中一時晴れ間がのぞいたものの曇りがちだったが、最高気温は15℃まで上がり4月中旬並みのあたたかさだった。
一週間ぶりの原野はすっかり緑が多くなり、ノウルシやノカラマツ、そしてノカンゾウの芽生えが大きくなっていた。そんな中でシムラニンジンもコスモスのような若葉を出していた。昨年ずっと観察できた所にもしっかり芽を出していた。

ノカラマツやノウルシの方が大きくなっています

ヒロハハナヤスリはあちこち探してようやく見つけた。いつもの伝で一つ見つけると次から次へと見つかるが、まだまだようやく芽を出した感じだった。

ノカラマツと対照的なヒロハハナヤスリ。この株はもう胞子葉をつけています

坂路を上って帰ろうと思ってノリ面を見るとタンポポが大きな花を咲かせているのが見えた。この時期はカントウタンポポなので近くで総苞も写そうと近づいて驚いた。辺り一面トウダイグサが群生していた。昨年突如出現した群落だが今年も楽しめそうだ。

円内はもう実もつけているトウダイグサの大きな花序。ノウルシと違って果実にイボイボが無い