啓蟄の今日は日中一時晴れ間がのぞいたものの曇りがちだったが、最高気温は15℃まで上がり4月中旬並みのあたたかさだった。
一週間ぶりの原野はすっかり緑が多くなり、ノウルシやノカラマツ、そしてノカンゾウの芽生えが大きくなっていた。そんな中でシムラニンジンもコスモスのような若葉を出していた。昨年ずっと観察できた所にもしっかり芽を出していた。
ノカラマツやノウルシの方が大きくなっています
ヒロハハナヤスリはあちこち探してようやく見つけた。いつもの伝で一つ見つけると次から次へと見つかるが、まだまだようやく芽を出した感じだった。
ノカラマツと対照的なヒロハハナヤスリ。この株はもう胞子葉をつけています
坂路を上って帰ろうと思ってノリ面を見るとタンポポが大きな花を咲かせているのが見えた。この時期はカントウタンポポなので近くで総苞も写そうと近づいて驚いた。辺り一面トウダイグサが群生していた。昨年突如出現した群落だが今年も楽しめそうだ。
円内はもう実もつけているトウダイグサの大きな花序。ノウルシと違って果実にイボイボが無い