今日のひとネタ

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博多大吉先生がサブスクに目覚めたらしい

2021年07月07日 | ラジオ番組の話題
 今日のTBSラジオ「赤江珠緒 たまむすび」で聞いた話。博多大吉先生がテレビの歌番組でCreepy Nutsの曲を聞いて、「これはダウンロードしよう」と思って調べたらその曲が入ったアルバムがあったので、丸ごと購入(すなわちダウンロード)したのだとか。

 その話をしたら、スタッフから「え? 大吉さん、サブスクとかやってないんですか?」と言われ、「サブスクってなに?」という話になったそうです。大吉先生はAmazonプライムには入ってるので、それには自動的にAmazonミュージックも付いてると聞き、アプリをダウンロードして検索してみたら、それこそ「あるわあるわ」という状況。

 そこには買ったばかりのCreepy Nutsのアルバムもあったし、最近購入した三波春夫さんの「俵星玄蕃」を検索して「まさかないだろう」と思ったらちゃんとあって、その前にダウンロード購入した桂銀淑の曲もあり。

 大吉先生は売れっ子芸人で稼ぎもありますから、Creepy Nutsのアルバムをダウンロード購入した事についてはなんの後悔もないそうですが、「こんなんでミュージシャン大丈夫なん?」というのが率直な感想だったとか。

 そこについては、スタッフから「再生回数に応じてミュージシャンに還元はある。」と聞いて一応納得はしてましたが、ダウンロードとはいえアルバム1枚では普通にCD1枚分くらいの値段するし、サブスクだと聞き放題で月ぎめ料金で格安、あるいは無料というのはどうにも解せんと。

 確かに大吉先生は、サブスクの音楽についてはユーザー側ですが、自身が芸人であるだけに「聞き放題で聞けるんならミュージシャンは大丈夫か?」と思うのでしょうね。漫才師からすると、寄席の中継を無料配信で見放題できるような感覚でしょうし。

 ただ、サブスクの見放題よりさらにタチが悪いというか、まったくミュージシャン側にメリットがないのはYouTubeに違法アップロードされているCD音源でしょう。

 かくいう私も、CD持ってない曲を探す場合に以前はまずYouTubeで検索してました。が、今はSpotifyに登録してますので、そちらから聞くようにしてます。Spotifyはミュージシャンへの還元率が低いとは聞くのですが、まったくないわけではないので、家にいてWifiが繋がってればひいきのミュージシャンの曲は流しっぱなしにしてたり。

 そういう意味で、もしレコード会社が「YouTubeで違法アップロードされた音源を聞くのはけしからん!」というなら、「過去に発表されてて、いま新品のCDで入手できない曲はすべてサブスクで配信すべし!」と思います。アーティスト側もレコード会社も色々考え方はあるのでしょうが、昔のアルバムがほとんど配信されてない人もいっぱいいて、そこは非常に残念です。

 ということで、大吉先生もサブスクに目覚めたことですし、まだ聞き放題のサービスに足を踏み入れていない方は試してみませんか? 私はたまたまSpotifyでそれも有料会員ですが、LineとかAmazonとかAppleとかレコチョクとかいろいろあって、無料のサービスもあります。利用者が増えて裾野が広がると、アーティスト側への還元も増えるのではないかと思うものであります。

 なお、大吉先生が「俵星玄蕃」をダウンロードしたのは、吉本の先輩の池乃めだかさんのカラオケの十八番だからだそうです。そういう曲を聞くのはまさにサブスクがぴったりですよね。偉そうに語ってますが、私もまだSpotify歴一年です。色々検索して聞きまくってますので、今はトップ画面に殿さまキングスと寺内タケシ先生が出てますが、それはそれで。