今日のひとネタ

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そもそもバラードとはなんでしょう?

2021年07月17日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話
 中学生の頃ですが、リズムボックス付きのラジカセを持ってました。そこには6種類のリズムが搭載されてて、それはWALTTZ、BALLAD、BOSSANOVA、SWING、ROCK 1、ROCK 2でした。そこでのバラードというのは3連のリズムで、ダウンタウンブギウギバンドの「涙のシークレットラブ」のような感じだったので、私はバラード=3連というイメージでした。

 この定義でいうと、曲名に「バラード」とついて当てはまる曲の代表は「母に捧げるバラード」「スローバラード」などで、当てはまらないのは「みなしごのバラード」「やつらの足音のバラード」などでしょうか。どっちもワルツのような気がしますし。

 いまだに正確なバラードの定義は知りませんが、世間一般では静かな曲がバラードと言われるようです。というのも、来週の「歌謡スクランブル」が「バラード・コレクション」であること。

 月~金の5日間に渡って放送されるのですが、「これがバラード?」というのがいくつか。具体的には、「日暮れ坂」渡哲也、「あなたを・もっと・知りたくて」薬師丸ひろ子、「夢の途中」来生たかお、「恋人も濡れる街角」中村雅俊、「潮騒のメロディー」高田みづえ。「Lemon」米津玄師、などなど。

 まあ以前篠原ともえさんが「凄く素敵なバラードを」と言って、「地下鉄に乗って」をカバーしてたので、「バラードだ」といえばそうなるのかもしれません。そういう点での究極は、知り合いのバンドが「バラードをやります」と言って「ロッキーのテーマ」をやってたことがありました。

 考えてみれば、世の中にはサンバと名がついててサンバじゃない曲、ブルースと名がついててブルースじゃない曲などいろいろあります。ちなみにこのラジカセの「ROCK 2」はいわゆる16ビートの事でしたが、日本のミュージシャンがスティーブ・ガッドに「16ビートで」と言っても話が通じなかったという事を聞いたことがあります。それが本当かどうか知らないのですが、なんかありそうな話ではあります。リズムパターンと、曲の構成は違う話であることが多いですよね。私もよくわかりません。