私のギターはブリッジとテールピースが一体化しているタイプなのですが、問題はそれをボディーに取り付けるスタッド。
一昨年にブリッジを新しくしようと思って買ったら、そのスタッドがインチ規格でした。ギター自体は国産なので、スタッドを取り付けるネジ穴はミリ規格なのですね。そのため付属してきたスタッドが穴に入らず。
仕方ないので色々手持ちの機材を組み合わせてボディーに固定してたのですが、今回サウンドハウスでミリ規格のスタッドを発見し、ようやくまともに使えることになりました。
このタイプのブリッジは、弦を一旦ネック側からボディエンド側に通してからグリッと折り返してヘッドにあるペグに巻き付けるタイプなので、ブリッジごと裏返すような力が働きます。なのでどうしてもブリッジがおじぎしてしまうのですが、このスタッドにはブリッジがキッチリはめ込むスペースがあってツバまでついてるので、比較的まっすぐになるのですね。
さっそく試してみたら、おじぎは最小限で音も抜けが良くなった感じ。無理やり袴をかませて固定してた時は弦高の調整が不可だったのですが、今回は自在にできるようになりました。
私のギターはB.C.Rich Eagleの国産コピーモデルで、オリジナルも含めて今はこのギターを使ってる人は少ないのですが、ギブソンのレスポールJrとかもこのタイプのブリッジなので、一定の需要はありそう。
ということで、ミリとかインチの話でした。1インチが何ミリなのかはいまだに知りません。