今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

2024年秋ドラマ初回のレビュー その1

2024年10月11日 | ドラマレビュー

 10月からのドラマももう始まってるのがありますので、恒例の初回のレビューをやってみます。が、何度もいう通りあくまでも初回のみを見た感想なり今後への期待です。あとで評価が変わることは大いにありますので、その点をご承知いただきたいと。

 数が多いので見たものから少しずつやっていきますが、今回は以下の作品。

・フジ月9「嘘解きレトリック」 出演:鈴鹿央士、松本穂香
・フジ「オクラ~迷宮入り事件捜査~」 主演:反町隆史、杉野遥亮
・TBS「あのクズを殴ってやりたいんだ」 主演:奈緒
・NHK「宙わたる教室」 主演:窪田正孝
・フジ「全領域異常解決室」 主演:藤原竜也
・NHK朝ドラ「おむすび」 主演:橋本環奈
・NHK夜ドラ「未来の私にブッかまされる」 主演:綱啓永


 フジ月9の「嘘解きレトリック」はキャストを見た時「この二人で主演? それはあんまりにも地味な。」と思ったのですが、思ったより断然面白かったです。原作は人気コミックだそうで、その奇想天外な話がキャストの地味さをカバーしてあまりあるものにしたのでしょう。

 松本穂香は人の嘘がわかるということで化け物扱いされ田舎を飛び出してきたわけですが、辿り着いた町で行き倒れになったところを警察官と探偵に助けられ、その二人が行きつけの料理屋さんにも温かく迎えられ…という展開。その料理屋の大倉孝二と磯山さやかもいい感じだし、月曜夜にほのぼのと見られる感じですね。最後までこの勢いが続くことを願います。


 フジ火曜9時「オクラ」はまだなんとも言えません。「オクラ」はお蔵入りのことで、未解決事件のみを扱うくせ者が集まっている「警察の墓場」と言われる部署が舞台。そこにいる人情派で熱血刑事の反町隆史と、優秀そうなのになぜか墓場に来た冷徹な雰囲気の杉野遥亮のコンビが主演。こちらは完全オリジナルストーリー。

 なんか相棒のキャラをひっくり返した感じなの?と思ったことと、その墓場の部署にいる人たちがどうにもくたびれた感じなので新しいドラマという感じがしないのがなんとも。ただ、初回の最後で反町がただの人情派の暴走キャラではないことを予感させたので、その辺がどう膨らんでいくか注目。ただ、あまり期待はしてません。


 TBS「あのクズを殴ってやりたいんだ」は主演が奈緒で、タイトルからしてインパクトありますが、こちらも完全オリジナルストーリー。奈緒は「ファーストペンギン」以来個人的にも注目してて、今回のテーマも結構はまりそうな予感はあります。

 初回の冒頭は結婚式のシーンでしたが、いきなり新郎に逃げられ追いかける際に転んで鼻血まみれになるという展開。そのクズを殴る話なのかと思ったら、さらなるクズが登場したり、奈緒の母親や姉妹もグダグダでかなり濃いめの味付け。初回から面白かったので、どんだけくどい話になるのか楽しみです。初回はちょこっとしか出なかった渡部篤郎と娘役の岡崎紗絵がどういう人物設定なのか気になります。今のところ一番面白そうなのがこれ。


 NHK火曜ドラマ「宙わたる教室」は主演が窪田正孝で、原作は同名小説だそうですがそちらは読んでません。まったく事前知識なしで見たのですが、結構面白かったです。舞台は定時制高校で、生徒は年代もバラバラで一癖も二癖もありそうな面々。最年長はイッセー尾形でした。

 中には素行不良な生徒もいて、窪田正孝が彼らに熱血指導をするという金八先生かわれら青春的なものになるかと思いきや、そんなわけでもなさそうですね。窪田正孝扮する教師は元々宇宙開発の技術者という設定なので、そこにタイトルの秘密があるようです。まだ登場時間の少なかった木村文乃がどういうキャラなのか、中村蒼は何か絡んでくるのか注目点は色々。ちょっと期待しています。


 フジ「全領域異常解決室」は完全オリジナルストーリー。 主演が藤原竜也と広瀬アリス。タイトル見てもどういう内容かまったく想像つかなかったのですが、番組サイトによると「最先端科学でも解決できない“不可解な異常事件”に挑む本格ミステリードラマ」とか。

 事件ものというか警察もので藤原竜也主演だし期待したのですが、初回はなんともつかみどころがなかった印象。もっとおどろおどろしい方向に行くか、逆に藤原竜也の奇想天外な言動に周りが振り回されるドタバタかと思ったのですが、どっちでもなく「これはいったいどういうドラマ?」と。まあそれが初回の感想なので、そこの印象がどう変わるかは一応注目します。つまんなければ見るのやめます。


 NHK朝ドラ「おむすび」の初回の印象は「まだわからん。」の一言。ただ、ナレーションと主題歌はどっちもあんまり。ヒロインの学校や友人とのシーンよりは家族の食卓が面白かったです。今後どうなりますか。


 NHK夜ドラ「未来の私にブッかまされる」はオリジナルストーリーでしょうか。タイトルの通り、30歳を目前に控えた主人公の前に30年後の自分だと名乗る謎のオジサンが登場するという、まあSFではありがちな話。

 主演は綱啓永でこの人はまったく知りません。NHKドラマ初出演だそうですが、この夜ドラ枠は割とそういうタイプの若い人を起用しますね。そこから羽ばたく人もいるので、この人も大化けするかも。とはいえ、まだ全然わかりません。

 そしてその30年後の自分というオジサンが高橋克典で、このキャラがかなり漫画的。どうにも落ち着きのない印象で、全32回なので8週続くそうなので今後どうなりますか。初回の印象はあんまり…。


 ということで、月曜から見始めて水曜まででこれだけの本数になってるので、今期は次々チェックしないといけませんね。こんだけあると、つまんなければすぐにやめるということになるでしょう。とにかくこれらが秋の夜長を楽しませてくれるようになることを期待します。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿