今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

NHK大河ドラマ「龍馬伝」

2010年01月11日 | ドラマレビュー

 1月3日から放送開始でしたが今日やっと見ました。結構面白いです。新番組の特に大河ドラマはキャストを覚えるのが大変なのですが、我が家には<NHK大河ドラマストーリー「龍馬伝」前編>の本がありますので困りません。

 昨年は幕末物の本をいろいろ読んだのでこの辺りの歴史は完璧! …と言いたいところですが、坂本龍馬というと「世に棲む日々」にも「燃えよ剣」にも「花神」にもほとんど出ないか「チラッ」と名前が出るだけだったので実はどういう人なのか知りません。

 世に龍馬ファンは数多くいると思いますが、私は坂本龍馬というと武田鉄矢を通じて知ったのが最初なので極めてイメージ悪し(笑) そもそも世間一般の坂本龍馬のイメージを決定しているのが司馬遼太郎著の「竜馬がゆく」とかそれの大河ドラマだったりする部分が大きいでしょうから、今回はそれをどう書き換えていくかが注目。

 今回のドラマでは岩崎弥太郎と龍馬の関係が鍵となってますが、実際にはこの二人の接点はあまりなかったそうですので、フィクションの部分が大きい様子。それだけに好きなように描けるのでしょうからこちらもそれを楽しみましょう。私の場合はそもそも歴史に詳しくないし、うるさく言わないし。

 なお、TBSドラマ「仁-JIN-」で内野聖陽が演じた坂本龍馬が強烈だったので、この福山雅治の龍馬はインパクト弱いだろうと予想してこのブログでも書きましたが、実際見てみると福山龍馬もかなり頑張ってます。

 東京新聞の投書欄でも概ね好評でしたが、意見があったのは土佐藩の身分制度である「上士と下士」について。もっと説明があった方がドラマがわかりやすかったのではないかという指摘がありました。これは確かにそうで恥ずかしながら私も知りませんでした。これについては大河ドラマの本に解説があったのでこれを読めということでしょうか。ここもドラマの大きな鍵の一つなんですけど。ところで「上士」という言葉はMS-IMEでは変換されないのですが、もしかしたらATOKでは出るでしょうか?

 なお、恥ずかしながら知らなかったことがもう一つ。俳優の大森南朋はずっと「おおもりなんとも」だと思ってたのですが「おおもりなお」なんですと。おまけにこの人は麿赤兒の息子だそうな。世の中知らないことが多いです。

 いずれにしても、まずは2回見ましたが今回は1年見続けられるかどうか。ちなみに天地人は半年ちょっとで挫折しました。まぁもちろんつまんなければ今年もあっさりやめますけど。


本日の勘違い

2010年01月10日 | TV番組レビュー
 テレビで仮装大賞を見ていたら審査員に広末涼子が出てました。しばらく見ない間にすごく体格が良くなったのでどうしたんだろうと思ってよく見たら、それは広末ではなく杉山愛でした。「パッと見には似てる」ということになるんでしょうか? よく見りゃ似てるというのとはちょっと違うような。それにしても凄い体やなぁ…。

北か南か

2010年01月09日 | TV番組レビュー

 道州制が採用された場合、埼玉は北関東になるか南関東になるかという話を「秘密のケンミンショー」でやってました。埼玉県民の心情的には、どちらかというと神奈川や千葉と一緒に南の方に入って都会ぶりたいと思いながら、北関東に入れば間違いなくトップにいられるとも思っているのだとか。

 私は埼玉に10年ほど住んではおりますが、根っからの埼玉県人ではないので「どっちでもいいんじゃないの?」と思います。仕事で小川とか嵐山とか秩父とか毛呂山とかうろうろしておりますと、南関東入りは無理だと思いますが。

 うちの娘2号は中学の吹奏楽部なので「県大会を勝ち抜いたら次はどこ?」と聞いたところ「西関東大会!」ですと。ということで埼玉県は西関東だそうです。まぁどうでもいい話でした。


今年はどうでしょうか?

2010年01月08日 | 日記・雑記
 iPhoneが発売されたのは2年前でしたか。昨年はバンドのメンバー8人中4人が導入しました。なんと50%ですよ。しかし、仕事関係の知り合いではうちの事務所も隣の支店も誰も持っておらず。約30人いてゼロです。ということで、これが世間で流行ってるのかそうでないのかはよくわかりません。

 何しろ日常的に顔を合わせてる人が誰も持ってないので、「役に立ちまっせ、旦那」とも「まだ持ってないの? 好きそうなのに」とも言われないんですね。今のところ特に興味はないんですが、こんな私でも「欲しい」と思うような状況は訪れるものでしょうか。

 ちなみに「そろそろ買いでしょうか」となんとなく思いながら結局買わなかったものとしては、VZエディタ、MOディスク、スキャナ、スーパーウーファー、などなど。そういえば、大容量ドライブとしては時代のあだ花「Zip」は持ってました(笑) まぁあれに懲りて評価の定まっていないものに安易に手を出さないようになったということはありますが。そういえば光ファイバーもまだ導入してないですわ。今年はどうなりますでしょうか。

セルフ突っ込み

2010年01月07日 | こんなの考えました

 昨日は相当いい加減なことを書きましたが正解の発表です。ブライアン・ジョンストンがストーンズにいたというのはありえませんね。ブライアン・ジョンストンはUFCや新日に出てたプロレスラーでした。夕べ布団に入ってから自分でも「なんか違うなぁ」と思ってたのですが(笑)

 私の書きたかったのは「ブライアン・ジョーンズ」であり、この人は元メンバーで早死にした人でした。そのブライアンの代わりに加入したのがミック・テイラーで、その後任として現在はロン・ウッドというギタリストがいるんですね。「ブライアン・ジョ」までは合ってたのに惜しい!

 で、ドラムはチャーリー・ワッツが正解でアーニー・ワッツはサックス奏者でした。さらにブライアン・ウイルソンは、なんとビーチボーイズのメンバーでした。ああ、これですっきりした。いずれにしても、私は人前でストーンズについて語ることは二度とないでしょう。なんといっても1枚もレコード持ってないし。

 ジャニタレの方はいちいち答え合わせするのも面倒なので省略。そのうちテレビ見てれば嫌でもわかるでしょうし。

 昨日の記事を見て「ブライアン・ジョンストンって、今はプロレスやってるけどストーンズにいたんだぜ」と友達に知ったかぶりする人がいないことを祈ります。「ネットに書いてあったから」となんでも信用する人がいるような世の中ですし。


何も見ないで書いてみると

2010年01月06日 | こんなの考えました
 それなりに教養のある人でも、何も見ずに世界地図を描いてみると大変なことになるというのは伊丹十三氏の本で読んだような気がします。そんな大層な話ではなし、昨日のように七福神だ春の七草だという高尚な話でもなし、もっとお手軽なことをやってみましょう。

 簡単すぎるのだと、例えばドリフのメンバーを書けというと日本では大体の成人はできるでしょう。次にビートルズのメンバーというと、これも私は知ってます。ジョン・ノレン、ジョージ・ハリセン、ポール・マッカーサー…というのはアルフィーのネタでしたか。あとはリンゴすった、でしたか。

 それはそうとして、これがローリングストーンズになるとかなり怪しいです。ミック・ジャガー、キース・リチャーズはわかるとして、あとはビル・ワイマンがベースでしたか。ドラムがチャーリー・ワッツだかアーニー・ワッツだったような。あとはミック・テイラーってのはもういないのかな? ブライアン・ジョンストンという人もいましたっけ。ブライアン・ウイルソン…は違いますよね。ん~もう一人いたような気がするけど思いだせん。

 簡単なのはビージーズですね。ギブとギブとギブですから。ギブギブ言ってるとアメリカ兵がチョコレートくれたりするかもしれません。モンキーズとかビーチボーイズになるとまったくわからず。さらにサイモン&ガーファンクルもメンバーの名前はわかりません。(←これはボケ過ぎ)

 日本に目を向けるとジャニーズ系のグループはどうでしょう。フォーリーブスはOKで、シブがき隊、少年隊もいけます。SMAPは知ってて、TOKIOもOK。V6は、いのっちと、いのっちと、いのっちと…ん~わからん。KinkiKidsはわかります。堂本と堂本ですね。

 昨年の紅白あたりから「嵐が国民的グループになった」とか言われますが、これはまったくの誤り。なぜかというと、私がメンバーの名前をほとんど知らないから。櫻井とか二宮というのがいたと思いますが、このグループとNEWSと関ジャニなんとかとKATUUN(←だっけ?綴りからしてわからん)というのが完全にごっちゃになってます。別に無理に覚えようとは思いませんが、意識しなくても覚えるくらいであってこそ国民的グループといえるでしょう。

 カラオケボックスが普及して若者にはとんでもなく歌の下手な人がいなくなったように、インターネットが普及してとんでもない間違いを平気で書く人が少なくなったように思います。出先でもiPhoneなんかがあればすぐ調べられるようになりましたが、ある種つまらなくなりましたね。こういう時代に「博学である」ということの意味がどこまであるのかという議論もあるでしょう。ただ、Wikipediaに書いてあることも間違いがあったり出典が不明の情報があったりするので、ネットで調べたことがすべて正しいとも限りませんけど。

 ということで、ドリフのメンバーが言えるのは常識、クレイジーキャッツなら中級、ドンキーカルテットなら上級という感じでしょうか。なお、AKB48のメンバーを全部言えるような人とはお友達になれません、私は。

 とりあえず、何も見ないであれこれ書いてみるといろいろ面白いことになるかもしれません。暇な人はお試しあれ。

知らんかった

2010年01月05日 | 日記・雑記

 今日の夕食はカレーでした。福神漬けの袋を何気なく見ていたら意外な事を発見。なんと福神漬けには7種類もの野菜が入っているのですと。中身は大根、なす、レンコン、しょうが、なたまめ、きゅうり、しそ、の7つだそうです。考えてみれば「福神漬け」とは「七福神」から名前を取っているわけで、7つ入ってるのが当然なんですね。恥ずかしながらこの年になるまで知りませんでした。なおかつ「なたまめ」が何か知らないのでなおさら恥ずかしい…。

 ところで、皆さんは七福神を全部言えるでしょうか。正解は、恵比寿、大黒天、毘沙門天、弁才天、福禄寿、寿老人、布袋、の7つです。私は修行が足らないのでまだ七福神の宝船が夢に出てきたことはありませんが、布袋さんだけはギターを弾いてる姿をよく見かけます(?)。

 7つといえば春の七草もありますね。七草とは、せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ、です。これくらい覚えておけば、合コンで「まぁ素敵」と言われることでしょう。合コンにいかない人は、通りすがりの人を捕まえて無理やり教えてあげましょう。きっと通報されることと思います。

 私の自慢として、七福神も春の七草もいえるというのがありますが、ついでに六歌仙も知ってます。国民の三大義務とか日本の三名園とかいうと簡単すぎるので、せめて5つ、どうせなら7つくらいのものを言えるとかっこいいかと。五大栄養素、五大陸、五大湖、富士五湖は普通の大人なら大体知ってますし。

 と、そんなことを調べてたら世の中には「七大悪魔」というのもあるそうです。詳しく調べようと思ってたら「萌え萌え悪魔辞典」という本を発見しました。誰がなんのために書いた本か知りませんが、世の中まだまだ知らないことが多いです。

 ということで、私はというと現在「釈迦の十大弟子」をなんとか覚えられないものかと挑戦中。(なんのために?)


山犬おことわり

2010年01月04日 | 映画

 お正月だというのに昨夜はムービープラスで「オーメン」を見てしまいました。もしかしてなんかたたりがあるでしょうか。とはいえ、日本人でなおかつキリスト教徒でもない場合は悪魔だの黙示録だの言われてもピンとこないので大丈夫でしょう。ちなみに「オーメン」が何か知らない人は適当に検索して調べるか、レンタルDVDで見て下さい。

 70年代中頃はオカルト映画ブームでしたが、どれだけパロディにされるかというあたりがヒットの目安なので「エクソシスト」とこの「オーメン」は別格でしょう。「ちょっと消しゴム貸して」「ダメやん」とかいうしょーもないダジャレはもちろん、関西方面では「OME…」と聞いただけでドッキリする人もいっぱいいたかと。ただし、私は加賀百万石の高貴な生まれですので関西三文字はなんともありません、念のため。その代わり「カトちゃんぺッ!」はダメですけど(笑)

 「オーメン」では衝撃的なシーンがいくつかありますが、本当にあったら怖いだろうなと思うのがサファリパークの場面。母親がダミヤンを乗っけて車で走ると草食動物たちはサァ~っと逃げていき、「じゃあお猿さんを見に行きましょう」となったら今度は群れが車に襲い掛かってくるというの。動物に睨まれるのはもちろんその出生に秘密があるのですが、あの時点ではまだダミヤンは自分が悪魔の子だとは知らないわけで、初めての動物園なのに可愛そうな気がしました。

 これと同次元ではないのですが、面白いのは辛酸なめ子先生のブログのこの記事。2枚の写真と「私には馬を萎えさせる何かがあるのでしょうか…」というのが妙に笑えてしまいますが、ダミヤンと同列に並べるとなめ子先生はさらにショックを受けることでしょうから内緒にしときましょう。

 「オーメン」はすごく好きな映画なのですが、2でちょっとテンションが下がって「最後の闘争」に至ってはヘソから空気が抜けてしまうほどスカタンになってしまいます。最初から三部作にする予定だったというのは本当でしょうか。2と3に至ってはWikipediaでもあらすじがないくらいで人気のほどが知れます。

 なお、ダミヤンがこの後どうなったかというと成人してメヒコに渡りルチャドールになったのは有名な話。みちのくプロレスに参戦したときに何回か見ましたが、観客の声援に応えてダミヤンウォークをしたり大仁田とか天龍とか長州の真似をしたり、なかなかお茶目な人でした。覆面レスラーじゃなくて顔面ペイントなので覆面ワールドリーグには出てませんでしたが。

 ある時はダミヤンのコスプレをしたファンが会場にいて、リングのスーパーボーイがそいつを指差して「ヘイ! ダミヤン!」と叫んだら、言われた方が「え? 俺? …いや、ちょっと…」と顔を伏せてました。あれはいかんですね。芸がないにしてもコスプレして来るのなら床に仰向けになって「あ~!」とジタバタするくらいはしなければなりません。まったくもぉ。

 と、そんなことを書いててダミヤンで検索してみたら自分のブログの記事がヒットしました(笑) こんなこと書いてたのを忘れてたのですが進歩ないなぁ…。


お正月は楽しく

2010年01月03日 | TV番組レビュー
 明け方見た夢がバリバリの本格的仕事モード。かなり面倒な仕事である上に雪の中でやっているという最悪な状況でした。もしかして明け方寒かったのでしょうか。

 その後8時過ぎに起床したところ、テレビでは普通に「サンデーモーニング」をやってました。いつものメンバーがいつものように眉間にしわを寄せて不況について語ってたのですが、折角の正月なのにあれはなんとかならんもんでしょうか。せめてニュースのお姉さん達に晴れ着か水着を着せるとか。テレビ局も不況で晴れ着が買えないというならトップレスでもよいですが。

 そうやって仕事の夢に続いてこれを見たので、思いっきり気分が日常モードに戻ってしまいました。それにしても、テレビに出てるような人って正月はみんなハワイに行ってるもんだと思ったのですが違うようです。多分あれは生放送でしょうし。

 昼はNHKで「初笑い東西寄席」というのを見ました。なんば花月とか新宿末広亭からの生中継でしたが、これは結構面白かったです。今回見たのはザ・ぼんち、桂文珍、横山ホットブラザーズ、酒井くにお・とおる、安田大サーカス、海原はるか・かなた、横山たかし・ひろし、ナイツ、テツandトモ、ケーシー高峰、桂歌丸、爆笑問題など。

 昨年暮れのM-1を見てクスリとも笑えなかったので、もしかしてお笑い番組を楽しめない体質になったかと悩んでたのですが今日は大笑いしました。特に面白かったのは文珍師匠とナイツですが、娘2号(中二)にもかなりうけてました。あとは爆笑問題も結構面白かったり。

 家庭の事情で正月はほとんど出かけてませんのでささやかな楽しみとしてこういう番組はありがたいです。民放のバラエティというとうるさいだけのイメージなので、こういうときはNHKが重宝します。

 夜は夜でフジの「平成教育委員会」のスペシャルをば。なんかビートたけしとスペシャルゲストのみのもんたが気を使いあってる感じで見てる方が疲れました。それと、正解者がご馳走食べられるという企画ももういいです。芸能人だけうまいもの食ってはしゃいでるのを見てムカムカ来るのは私だけ? 見なきゃよかったとも思うのですが、裏番組もさっぱりで。

 フジではその後「救命病棟24時」のスペシャルドラマあり。今日は大河ドラマ「龍馬伝」の初回が75分の拡大版ですが、フジの救命病棟は21時15分開始。ちょうどすれ違いなわけで、いくら人気ドラマだったとはいえ大河ドラマの初回は相当怖いと見えると思ったら、このドラマが去年のシリーズのつぎはぎにちょこっと新たなシーンを追加したような予感。(あ、まだ30分しか見てませんので) 「総集編なら最初からそう言え! 詐欺だ」という声が上がりそうな感じ。なので既に心は22時からの「20世紀少年」(日本映画専門チャンネルにて)に向かってたり。

 と、そういう正月の3日目でした。それにしても平成教育委員会で紹介してた昨年のマネー川柳大賞作品の「家計簿の 損失欄に ダムと書き」というののどこが面白いのかいまだにわからず。う~む、これがわからんのはワシだけかなぁ。

NHKドラマ「行列48時間」

2010年01月02日 | ドラマレビュー

 全6回。2009年10月16日からの放送。開始直後に東京新聞ではかなりの高評価だったので見たいと思ってたものの、気がついたら既に3回目になってて再放送も取り損ねて結局初回を見ただけで終わってしまいました。

 それが年末に一挙放送があってようやく見られたと。どういうドラマかというと「主人公は家族に頼まれ大晦日からデパートの福袋の行列に並ぶことになった中年男性。それがいきなり誘拐犯に間違われて警察のマークに遭ってしまい、謎の多い周囲の人々とのトラブルにも巻き込まれるという抱腹絶倒の物語」です。

 主演は國村隼。他に森下愛子、渡辺いっけい、佐野史郎、平愛梨、かたせ梨乃、長谷川初範など。感想はというと「素晴らしい」の一言。昨年見たドラマの中では間違いなくNo.1です。最近はまともにドラマレビューを書こうというドラマがなかったのですが、これははまりました。

 民放のドラマで主役をやりそうな人は誰も出てない上に、なんといっても主演が國村隼なので地味なドラマかと思いきや、これが大変な盛り上がり。どのキャストもはまり役でした。実は私は渡辺いっけいという人があまり好きではなく、あの人が出るだけでなんだか安っぽいホームコメディになるような気がしてたのですが今回はバッチリでした。

 そもそも人のいい中年男性を誘拐犯と間違えるあたりトンチンカンな捜査をしてるわけですが、真面目になればなるほどおかしいというところがツボです。あれがもっとシリアスな感じの人だったらもっと重いドラマになってしまったと思うのですが。

 もちろん脚本も演出もよかったのでしょうが、主人公である宝福喜朗が何かする度に警察が注目して緊迫し、そこに挿入される効果音とか音楽とかがまたバッチリ。すっかり気に入ってしまいました。また再放送があるかどうかわかりませんが、もしDVDで発売されたらレンタルででも是非見た方がいいです。

 我が家では特に娘2号(中二)がはまってました。で、ついでに原作も買ってしまいました。原作は藤田宜永の「喜の行列 悲の行列」だそうです。こちらも楽しみ。なんにしてもいいもの見せてもらいました。

 ちなみに10月の東京新聞にて評価の高かったのはこれと「仁-JIN-」だったのですが、あっちは最後でこけましたものね。