映画「この世界の片隅に」を見てきました。うちの近所のシネコンでは上映してくれないので、結構遠征して行ったのですがなかなかの人気。約200人ほどの部屋が7~8割方埋まってました。
原作は娘が買ってきたのが家にあるのですが、すずさんがお嫁に行って初めて広島に里帰りするあたりまで読んだだけなので、雰囲気はつかんだという程度。
感想としては名作だと思います。絵も声優の人たちも凄く丁寧にやってるのが伝わってきて、主役のすずさんの声の能年さんもいい味だしてました。かなり役作りを作り込んだのでしょうが、今回はバッチリです。
舞台が呉とか広島で、なおかつ第二次大戦末期の話なので最後は当然あれですから楽しい話ではないのですが、それでも随所にほっこりさせてくれる場面があって、その辺原作の力によるところが大きいのでしょう。それを上手く映像化したところはアッパレですね。
この作品自体も応援したいですし、現在のんさんとなった能年さんにも活躍して欲しいので、まだ見てない人は是非劇場まで足をお運び下さい。それにしても上映館少ないですね。