今日は何の日 フッフ~…っといまだに歌っちゃう人はいませんか? 今日は5月21日ですが、何の日かというと38年前の1982年に石川ひとみさんのシングル「君は輝いて天使にみえた」が発売された日です。この前年は「まちぶせ」が大ヒットし、紅白歌合戦にも初出場して乗りに乗っていた彼女にとって通算13枚目のシングルとなります。(枚数は「プリンプリン物語」を除く)
ファンの間では「君天」と呼ばれ人気の高い曲です。これを一番好きという人も多いことでしょう。私もシングル曲では最も好きな曲の一つです。
この曲の作詞作曲はNSPの天野滋さんで、「つぶつぶの…」「ごめんごめん…」「いやなんだ いやなんだ…」などという歌をいっぱい作った方ですが、これは凄く爽やかなポップスに仕上がってます。そういう人だからこそ、「君は輝いて天使にみえた」なんてこっぱずかしいタイトルの曲にできたのでしょう。(失礼)
歌詞は彼女を見守る男性の一人語りの形で、シングル曲としては珍しく3コーラス+サビをもう一回という構成ですが、テンポもアレンジも良いので全然その長さを感じさせない佳曲です。オリコン最高位56位だったそうで、「まちぶせ」には及びませんが、まずまずヒットしたんですね。
発売当時の私は大学1年生。京都の学生寮にいた頃で、そこでの生活は思い出すだけで身の毛もよだつ悲惨さなので忘れることにしてるのですが、この曲はその寮の食堂で聞きました。カウンターの前で朝食のお盆を持って並んでる時に、テレビの「おはよう朝日です」にゲストで出てた石川ひとみさんの声が聞こえてきました。その時に初めて聞いて「これは良い!」と思った記憶があります。
ただ、その頃は部屋にテレビが無かったので、残念ながらそれ以降ほとんど歌唱シーンは見た事ありませんでした。
が、一昨年のデビュー40周年以来石川ひとみさんはコンサート活動を活発化しており、この曲は毎回聞かせてくれるので、この2年で6回くらい見られたかな? 大体アンコールのラストで盛り上がる曲です。十分取り返せたかというとそんなことは無く、今すぐにでもまた見たい感じ。早くライブ活動が再開できる状況になればいいのですが。
ということで、これから5月21日は「君天記念日」ということでお願いします。(って、誰に言ってるんだか)