今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

朝ドラ「おかえりモネ」始まりました

2021年05月21日 | ドラマレビュー
 今週から始まりました。注目の朝ドラです。どの辺が注目かというと、主演が今一番注目の若手である清原果耶さん。しかも久々の現代劇。

 清原果耶さんは、2019年のNHKの時代劇「螢草 菜々の剣」の主演を努めた際に注目したのですが、あれだけ若いのに着物も似合うしセリフもしっかりしてるし、何よりも目力があって立ち居振る舞いが凛々しいのに驚きました。

 これまで朝ドラでも結構重要な役で何回か出てますが、今回は主役で登場ということで期待は高まります。

 ただ、現代劇でなおかつ主演女優が注目の若手というと、2015年の「まれ」の悪夢がよみがえってしまうので、そこは期待しすぎないようにしないと。「まれ」はというと、主演が土屋太鳳さんで、なにより舞台が私の出身の石川県ということで地元も盛り上がってました。キャストも豪華だったのでワクワクしてたのですが、盛り上がったのは最初の1ヶ月くらいで、終了時の私の感想は「大山鳴動して…」の一言。(その際のレビューはこちら

 それで、この「おかえりモネ」の第一週はどうだったかというと、かなり良かったです。子役時代が無く、いきなりヒロインの清原果耶さんが出てきたのもポイント高いですが、家族も就職先の人々もなかなか楽しいし、風景も綺麗だし、何より明るい役柄での清原果耶さんの笑顔は凄く可愛いです。竹下景子さんのナレーションもいいですね。気になるのは夏木マリさんの方言がわざとらしいくらいですが、あの役はそれくらアクが強い方がいいのでしょうと解釈します。

 あとは脚本ですが、安達奈緒子さんはもちろん朝ドラの担当は初。私の好きだったドラマも手掛けてた事があるので、なんとか半年間興味を持続してくれることを期待します。実は現在の舞台の登米というところは、私が35年前に就職した時に初めて出張で連れていかれた場所だったりします。それもちょうど5月の今頃だったので何か縁を感じますが、そういう点であまり期待しすぎるのはよくないと思われ、まずは様子を見ましょうと。

 今後時々話題にするとは思いますが、朝ドラは半年間続けて見られるかが一つのハードルですので、全体の評価はその際にあらためて。

ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」面白いです

2021年05月20日 | ドラマレビュー

 世間でもかなり評判となってますが、間違いなく今期のドラマでは一番面白いです。特に事前知識無しでなんとなく録画予約して3週間ほど放置してたのですが、これが坂元裕二脚本と聞いて「それは見ねば!」と。見始めたら一気に3回見て、その後は毎週リアルタイムで見てるくらいはまってます。

 坂元裕二脚本作品というと、「Mother」「Woman」「最高の離婚」「カルテット」など、色々とヒット作はあります。私はとにかく「最高の離婚」が好きで、あれは何回見たかわからないくらい。

 今回はタイトル通り、主人公の「大豆田とわ子」とその三人の元夫を中心とした話ですが、元夫が三人というあたりがみそですね。「離婚した前夫と現在の夫の間で揺れ動く」なんてのはありきたりな話だし、元夫が二人の場合も元夫同士は交流するわけないけど、元夫が三人というあたりでちょっと特殊な雰囲気があって、三人ともいわば振られたようなものだけど、それでも結婚してたその時々の甘い思い出もあるわけで、誰も勝者はいないけど一人負けでもないというあたりが面白いわけです。それぞれ変人だし。

 坂元裕二作品というと、そのコテコテとしたセリフが特徴ですが、今回は岡田将生のいうセリフが「最高の離婚」で瑛太が言ってたものとイメージが重なって面白いです。(性格設定はかなり違いますが。) あとは松田龍平の役名「はっさく」は、「最高の離婚」での猫の名前だったし、その辺もニヤリと。

 この人の脚本では、「カルテット」や「anone」あたりはちょっとセリフをこじらせ過ぎてた気もしますが、今回はややこしい性格の人が集まってるので、いい感じで絡まってます。

 今回はナレーターの伊藤沙莉がいい味を出してますが、彼女が最後までナレーションだけなので、もしや最後にちょこっと出たりするかも注目です。元々声だけの仕事も多かったようですが、今後この人はますますその辺の仕事が増えそうですね。

 なにはともあれ、これまでになかったタイプのドラマですので、見たことない人は前半の総集編とか再放送があればご覧ください。私なんぞは好きな俳優が一人も出てないのに楽しんでる状況。


金田一先生「じょおうばち」です>映画「女王蜂」

2021年05月19日 | 国語の時間
 
 先月のことですが、「女王を何と読む?」というのがTBSラジオ「赤江珠緒 たまむすび」で話題になってました。赤江さんは長年「じょうおう」だと思っていたのが、辞書的には「じょおう」という読みが正しいことを知ってショックだったとか。

 ちなみに水曜パートナーの博多大吉先生はあっさりと「どう考えても『じょおう』でしょ?」と即答。この日に番組Twitterでリスナー投票を行った結果、確か6割以上の人が「じょおう」派でした。

 実は私も長年というか今でも「じょうおう」派であり、何年か前に「女王の教室」のことをブログに書こうとして、PCでは「じょうおう」では「女王」に変換されなかったことから辞書を調べ、事実を知りました。

 ただ、「女王蜂」とか「エリザベス女王」を読む場合、みんな「じょうおう」と発音しているような気はしませんか? そういう語感があったからこそ私は「じょうおう」が正しいとずっと思っていたわけで、「『じょおう』しか考えられない」という人には違和感を覚えるのも正直なところ。

 それで先日BSPで放送していた映画「女王蜂」を見たわけですが、これは昭和53年2月に公開された横溝正史原作の金田一耕助シリーズ。金田一は石坂浩二さん、ヒロインは中井貴恵さんでした。化粧品会社とのタイアップで「口紅にミステリー」というCMのセリフを覚えておられる方も多いかも。

 この映画では当然「女王蜂」というセリフが出てきますが、巡査役の伴淳三郎さんも「じょうおうばち」と言っているように聞こえます。多分劇中では何回か出ますが、何しろ長いのでそれを探すのは結構大変。どなたか検証をどうぞ。

 それにしても、この作品は市川崑監督と石坂浩二さんの金田一シリーズでは一番の豪華キャストで、何しろ仮面ライダー2号とミラーマンと超人バロム1が共演しているくらい。その破壊力もあってか、前作の「獄門島」を上回るヒットになったそうです。

 実は私は今回初めて見たのですが、面白かったかというとあんまり…。ヒロインの中井貴恵さんも特にキラキラしてなかったし、テレビシリーズ「不死蝶」の竹下景子さんのような美しさとか、「真珠郎」の大谷直子さんのような妖艶さがあれば見ごたえもあったものを。

 ただ、この「女王蜂」のようにどちらの読みでも意味が変わらないというか通じる場合はいいのですが、例えば「しょじょう」と「しょうじょう」だと「書状」と「賞状」のように意味が変わってしまいますね。ちなみに、「顧問」と「肛門」だとどうだという下品なことを言う方とはお友達になれません。

 日本語の権威というと金田一春彦先生を思い出したのですが、調べてみたら2004年に亡くなっていましたので、当然この件のご意見は聞くことができません。金田一先生…。

「石川ひとみLIVE わたしの毎日」DVD届きました!

2021年05月18日 | 石川ひとみ
 
 発売日は19日なのですが、本日届きました。間もなくデビュー43周年を迎える石川ひとみさんの初のライブDVD。そもそもVHSの時代にもコンサート映像は発売されてなかったので、DVDに限らずライブ映像作品としては初めてになります。

 今回の収録曲は以下の通り。

ひとりじめ
ガラスの恋人
さよならの理由
星のまばたき
赤い靴
願いはひとつ
イルカのうた
えんどうの花
もんしろちょう
夢番地一丁目
ベリバービリバー
何も言わないで
わたしの毎日
君の声
まちぶせ
encore
君は輝いて天使にみえた
bonus track
にわか雨
くるみ割り人形


 多分このレビューはあちこちでUPされるでしょうが、私はこれからゆっくり見ます。夜なので大きい音は出せないのでじっくり楽しむのは週末かな?

 私はファンとはいえ、ある時期からアイドル歌謡そのものと距離をおいて、さらに就職してからは音楽自体ちゃんと聞く機会もなくなり、まったく応援していない時期もありました。

 それが2018年のデビュー40周年をきっかけにまた火がついて、ずっと応援していた人を羨ましいとか尊敬の念で見つめつつ、自分としてはあらためて歌手としての石川ひとみさんの作品を楽しんでいる感じです。そこに今回のDVD発売ですから、なんというか感無量ですね。

 まだお手元にないかたは、是非お買い求め下さい。全編で91分。歌も演奏も楽しいですよ。映像についてはこちらでチラ見せがあります

レコーディングからカッティングまで>南沙織「Cynthia Street」

2021年05月17日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡

 
 「Cynthia Street」は、南沙織さんの通算11枚目のアルバムで1975年6月の発売。これを買ったのは忘れもしない同年の8月。どこでかというと、コンサート会場でした。当時私は小6で、生まれて初めて行ったコンサートは南沙織さんなのでした。

 特に兄がファンだったのですが私も好きで、当時は「人恋しくて」がヒット中でしたが、シンシアが金沢にコンサートで来ることになり、我々があんまり騒ぐので母がチケットを取ってくれたのでした。

 コンサート会場では物販が色々あってすごく刺激的だったのですが、何しろ小学生でお金持ってなかったので「ふ~ん」と眺めてただけ。が、兄がそこで当時最新アルバムだったこの「Cynthia Street」を買ったのでした。

 ちなみにこのLPの帯の言葉は「素晴らしいMUSIC PEOPLEと沙織(シンシア)との出逢い そして生まれた素晴らしいアルバム カリフォルニア・ロスアンゼルスで録音からカッティングまでのすべてを!!」というもの。

 色々LPが並んでる中、シングル曲がまったく入ってないこれを買ったことについては「えっ!」と思ったのですが、兄によると「『録音からカッティングまでのすべてを』というのが気になった。」のだとか。で、私は「カッティングって、なに?」と聞いたところ、兄は「…いや、知らん。」ですって(笑)

 で、当時小6でまだ一般男性以下の私としては乏しい想像力を働かせて「もしや、録音スタート! はい、オッケー!」てなやりとりが入ってるのではないかと思ったのですね。が、そんなはずはなく(当たり前)、LAで録音したマスターテープを日本に持って帰ってきて作業するのではなく、現地でカッティングまでしたということなのですね。小学生が理解できるわけはないのですが、バカでした。

 そういうレコードですが、何がどうかというと幼稚園の頃に買って貰ったポータブルのレコードプレーヤーで聞くと、1曲目の「20才の立場」という曲のイントロの最後でコーラスとホーンセクションとドラムが盛り上がるところで毎回必ず針が飛んで、ちょうど1小節分省略されていきなり歌になるのでした。

 一般男性以下の小6としては、なんか変だとは思いながら「ふむ、そんなもんか」と思ってたのたのですが、茶の間にあったモジュラーステレオで聞くとあら不思議。ちゃんと全部聞けるので「あら、こういうイントロだったのか」と分かった次第。

 あれがいわゆるレベル高くカッティングされてるという事だったのでしょうか。大人というか、一般男性となった今では針圧とかそういうことを考えるのですが、あんなこともあるのですね。ちなみにそれまで持ってたレコードでは、プレーヤーでまともに再生できないものはありませんでした。LAでのレコーディング&カッティング恐るべしです。

 なお、この「Cynthia Street」というアルバムは、小学生には「う~む…」という感じだったのですが。30代も半ばになってからあらためて聞くと凄く気に入りました。ご覧の通りCDも買ったくらい。A面は筒美京平先生の作曲で安井かずみさんの日本語詞ですが、B面はあちらの方の作曲で歌詞も全部英語。ミュージシャンやエンジニアも全部あちらの方なので、ドラムとかベースとかの感じが完全に洋楽のレコードの音になってるので「凄いなあ」と。

 ただ、もしこの時に兄がこの何枚か前のアルバム「ひとかけらの純情」を選択していたら、私の人生も変わったのではないかと思うのですが、その話はまた別の機会に。

 いや、それにしてもレコードの世界は奥が深いですね。針圧だのなんだの考えるのは面倒なので、私はやっぱりCD派です。


朝ドラ「おちょやん」終わりました

2021年05月16日 | ドラマレビュー
 今回は最後まで見ました。感想としてはかなり面白かったです。これは評価します。過去10年くらいというか、「おひさま」以降は全部チェックしてますが、全部あるいはほぼ全部見たのは「カーネーション」「あまちゃん」「花子とアン」「まれ」「あさが来た」「とと姉ちゃん」「ひよっこ」「半分、青い。」「まんぷく」「なつぞら」「エール」など。

 私にとって「あまちゃん」は別格なので、それ以外でいうと一番面白かったです。脚本がよかったと思いますし、何よりも主演の杉咲花さんが頑張りました。彼女のことは元々知ってたのですが、特にタイプじゃなかったので「面白ければ見続ける」という宣言をしてたのですが、結局最後まで興味を持ってみました。また、彼女の子供時代と最後にまた出てきた子役の女の子も頑張りました。

 あとは、トータス松本さんについては「話題作りかもしれんけど、なんで役者じゃない人だすの?」と不満はあったのですが、実際はなかなかの活躍で悪役としもバッチリだったので、ここは評価します。この辺は起用した人と、演出の勝利でしょう。

 細かいことをいうと、関西弁があまりお上手でない方、関西出身だけど違和感を覚えたのは結局演技がお上手でないのだろうなあという方、ちょっと芝居が…という方などいましたが、朝ドラは大体そんな感じでした。主演の杉咲花さんは東京出身だそうですが、違和感なく関西弁をこなしてたので、あれは相当努力したのかあるいはセンスが抜群なのかでしょう。ちなみに私は関西弁はネイティブではないのですが、あちらの生活も長かったので妙なイントネーションになってしまってる人はわかります。

 まずは半年間楽しませて貰いましたので、これについては大きく評価するということにします。(と、偉そうに)

ベース・マガジン「ニッポンの低音名人 渡辺直樹」

2021年05月15日 | スペクトラム(ブラスロックバンド)
 
 発売中のベース・マガジンに渡辺直樹さんのインタビュー記事が掲載されています。白黒ですが、なんと8ページ。キャンディーズのライブでその名前を知ってからもう43年くらいになりますが、生い立ちから何からこれだけ詳しく読んだのは初めてです。物凄く充実してました。

 生まれが音楽一家で、お兄さんがGSのワイルド・ワンズのチャッピーこと渡辺茂樹さん、妹さんは歌手の南翔子なのは知ってましたが、いかにして音楽を始めどうやってベーシストとしてデビューしたかというのが詳しくわかりました。何しろ中学生にしてプロのベーシストとしてデビューしたわけで、もうキャリアは50年と。

 一般的にはスタジオミュージシャンでやってると、「自分のバンドを持ちたい」という方向に行くことが多いですが、この人はスタジオミュージシャン指向で、それも「一流のスタジオミュージシャンになりたい」という思いが強いというのがよくわかりました。今は滅多にステージで演奏する姿は見ませんが、スタジオの仕事は多いのでしょうね。

 一般にロックやニューミュージック系(死語?)のアルバムではミュージシャンのクレジットもありますが、歌謡曲や演歌系ではそれがないのがほとんど。そうなると、どれが直樹さんの演奏かわからないことも多いです。今回の特集も、折角だからその辺まとめて欲しかったです。

 私としては、スペクトラムのアルバム全部、AB'Sの1~3と再結成後のいくつか、キャンディーズは「早春譜」「ファイナルカーニバル・プラス・ワン」は当然として、その他はなかなか把握できてません。上田知華とカリョービンの「SONG」というアルバムの「スリルな昼下り」という曲だったり、ヘビーメタルアーミーのアルバムへの参加とかはわかってますが、今回の記事によるとB'z、大黒摩季、鬼束ちひろ、ケイコ・リー、船山基紀さんがアレンジしたジャニーズ系、坂本冬美、松田聖子、水前寺清子などが挙げられてます。

 何しろ初めて「凄いなあ」と思ったのが、キャンディーズの「10000人カーニバル Vol.2」というライブですが、ベースがバンドのグルーブをぐいぐい引っ張る感じで、なおかつメロディアスというと単純な言葉かもしれませんが、それこそフレットの端から端まで上下する感じで「ベースってこんなに色々できるんだ」と思い知らされました。

 キャンディーズのレコードでは、「ファイナルカーニバル・プラス・ワン」の「STOP!」という曲でスラップの大暴れをしてますが、これがリズム隊全般に強烈なコンプがかかってる音で、中学生だった私は「なにこれ?」と驚きました。いまだにメカニズムを解明できてません。

 ただ、小学生の頃には西城秀樹さんが「恋の暴走」という曲の間奏でバンドと一緒に足上げて踊ってたりしてるのを見て、友達と「なんだあれ?」とか笑ってたのですが、あれが藤丸さんと直樹さんだったというのを知ったのは10年くらい前。あれは1975年の演奏でしょうか。小学生の話題になるくらいだから、企画としては大成功だったのでしょう。

 直樹さんはAB'Sで注目を浴びて以来コーラス仕事もあれこれやってますが、甲斐バンドの「ラヴ・マイナス・ゼロ」とか、同じく「REPEAT & FADE」というアルバムではベースを弾かずコーラスだけやってます。甘い声で絶妙です。

 最近確認できたところでは、さだまさしさんの最新アルバム「さだ丼」で3曲ほど演奏してます。ここ何年かのさださんのアルバムでは必ず数曲演奏してますね。我が家には家庭の事情で(?)CDがありますので、毎回チェックしてます。

 なお、山田邦子の「邦子のかわい子ぶりっ子」の作曲とか、嘉門達夫の「アカペラな夜」でのコーラス担当というのはあまり触れない方がよいでしょうか。どっちもかっこよくて私は好きですが。

 ということで、渡辺直樹さんが注目されてすごく嬉しいのでした。ベース・マガジンはなかなかのお値段ですが、皆さん是非お買い求め下さい。

来週から「おかえりモネ」

2021年05月14日 | 日記・雑記・ただの戯言
 NHKの朝ドラは来週から「おかえりモネ」が始まります。通常朝ドラは番宣程度の知識のみで見ることとしてますので、今回も知ってるのは「現代劇」「主演が清原果耶さん」「気象予報士の話らしい」というくらい。

 そんな中、注目は主演の清原果耶さんであり、彼女は最近の若手女優では一番の注目株です。私は「螢草 菜々の剣」で見たのですが、あの凛々しさは評価します。「なつぞら」でもなかなかいい味を出してました。

 ただ、朝ドラは長丁場なので、明らかに脚本が行き詰まったり時間稼ぎしている感じになることがあります。その場合は、脚本家の力量が試されるわけですが、今回の担当の人は私はよく知りません。

 あとは、最近の朝ドラで現代劇で面白いのはなかったので、そこが心配ではあります。どうしても「まれ」の悪夢が浮かんできて、「半分、青い」も「まれのようなにならねばいいが」と思ってたら、「まれ」にはならなかったもののそもそも面白くなかったり。

 ということで、面白ければ見る、面白ければ見ないという当たり前の姿勢で臨みます。共演者はまったくチェックしてないです。とりあえず期待はしてます。

今週末はフジテレビTWO「夜のヒットスタジオ」で西城秀樹三昧!

2021年05月13日 | 石川ひとみ
 
 CSのフジテレビTWOでは「西城秀樹追悼特集 夜のヒットスタジオ 西城秀樹出演回傑作選」というのをやってましたが、レギュラー放送が終わりこの企画で放送された回が、今週末に一挙放送されます。

 何しろ土曜日は朝10時半から夜11時半まで、日曜は朝10時半から夕方5時40分までというしつこさ(?)。下記に、番組サイトから放送回と出演者を引っ張ってきて貼り付けました。なお、どの回にも西城秀樹さんは出演してるので、そこは省略してあります。秀樹ファンには至福の二日間ですね。


#1 5/15(土) 10:30~11:20(1976年5/10放送)
岩崎宏美/石川さゆり/内藤やす子/小柳ルミ子/安倍律子/千昌夫/沢田研二

#2 5/15(土) 11:20~12:10(1976年10/25放送)
岩崎宏美/アトリエ/小柳ルミ子/いぬいゆみ/野口五郎/沢田研二

#3 5/15(土) 12:10~12:50(1976年11/15放送)
五木ひろし/アイジョージ/梓みちよ/キャンディーズ/テレサ・テン/西城秀樹/都はるみ/小林旭

#4 5/15(土) 12:50~13:40(1977年3/14放送)
沢田研二/内藤やす子/西城秀樹/三木聖子/石川さゆり/森進一/桜田淳子/キャンディーズ

#5 5/15(土) 13:40~14:30(1977年4/11放送)
いしだあゆみ/内藤やす子/高田みづえ/布施明/三波豊和/研ナオコ/野口五郎

#6 5/15(土) 14:30~15:20(1977年9/26放送)
高田みづえ/あおい輝彦/児島洋子/新沼謙治/八代亜紀/荒川つとむ/沢田研二/森昌子

#7 5/15(土) 15:20~16:10(1977年10/17放送)
梓みちよ/久保田育子/野口五郎/八代亜紀/森田公一とトップギャラン/片平なぎさ/あおい輝彦

#8 5/15(土) 16:10~17:00(1977年11/21放送)
いしだあゆみ/桜田淳子/丸山圭子/森昌子/布施明/和田アキ子/キャンディーズ/五木ひろし

#9 5/15(土) 17:00~17:50(1978年2/13放送)
高田みづえ/小柳ルミ子/大塚博堂/都はるみ/紙ふうせん/世良公則&ツイスト/森昌子

#10 5/15(土) 17:50~18:40(1978年6/5放送)
岩崎宏美/渥美二郎/庄野真代/津和のり子/逢川まもる/布施明/由紀さおり

#11 5/15(土) 18:40~19:30(1978年7/3放送)
野口五郎/いしだあゆみ/庄野真代/石川ひとみ/南沙織/沢田研二/加藤登紀子

#12 5/15(土) 19:30~20:18(1978年11/6放送)
大橋純子/高田みづえ/五木ひろし/研ナオコ/八代亜紀/沢田研二/島倉千代子

#13 5/15(土) 20:18~21:06(1978年12/4放送)
ツイスト/高田みづえ/郷ひろみ/庄野真代/森昌子/越美晴/布施明/青木功(プロゴルファー)

#14 5/15(土) 21:06~21:54(1979年1/1放送)
内山田洋とクールファイブ/中原理恵/森進一/能瀬慶子/レイジー/小柳ルミ子/五木ひろし/大橋純子

#15 5/15(土) 21:54~22:42(1979年2/12放送)
髙田みづえ/あおい輝彦/渥美二郎/庄野真代/大橋純子/太田裕美/ツイスト

#16 5/15(土) 22:42~23:30(1979年4/9放送)
石野真子/狩人/夏木マリ/アリス/都はるみ/内藤やす子/郷ひろみ

#17 5/16(日) 10:30~11:10(1979年5/7放送)
アグネス・チャン/石野真子/大橋純子/能瀬慶子/カラパナ/ツイスト/野口五郎

#18 5/16(日) 11:10~11:50(1979年6/18放送)
石野真子/五木ひろし/岩崎宏美/小林幸子/小柳ルミ子/テイスト・オブ・ハニー/SHOT・GUN

#19 5/16(日) 11:50~12:40(1979年9/24放送)
榊原郁恵/岸田智史/大橋純子/大木トオル/オレンジ/布施明/和田アキ子

#20 5/16(日) 12:40~13:30(1979年11/19放送)
ばんばひろふみ/スペクトラム/髙田みづえ/五木ひろし/大橋純子/ゴダイゴ/久保田早紀

#21 5/16(日) 13:30~14:20(1979年12/24放送)
横山みゆき/高田みづえ/大橋純子/郷ひろみ/布施明/ジュディ・オング/新沼謙治/八代亜紀

#22 5/16(日) 14:20~15:10(1980年2/4放送)
倉田まり子/石川さゆり/宮本典子/ウインズパオ/小柳ルミ子/研ナオコ/都倉俊一

#23 5/16(日) 15:10~16:00(1980年3/10放送)
岩崎良美/久保田早紀/宮本典子/田辺靖雄/庄野真代/布施明/研ナオコ

#24 5/16(日) 16:00~16:50(1980年4/7放送)
石野真子/桜田淳子/大橋純子/新沼謙治/パッショナータ/郷ひろみ/八代亜紀

#25 5/16(日) 16:50~17:40(1980年8/4放送)
和田アキ子/柳ジョージとレイニーウッド/山下敬二郎/浜田朱里/石野真子/太田裕美/小柳ルミ子/セーラ


 注目は色々ありますが、キャンディーズの出演回が3回あります。他には太田裕美さんもいくつかあるし、高田みづえさんや岩崎良美さんが見られるのも嬉しいです。真子タンも出ますね。珍しいところでは三木聖子さん、丸山圭子さん、大塚博堂さん、越美晴さん、能瀬慶子さんなどなど。

 バンド勢では、スペクトラムが見られるのも珍しいし、ゴダイゴ、レイジー、アリス、柳ジョージとレイニーウッドなども見られます。ちなみにスペクトラム登場回の久保田早紀さんは、それこそテレビの歌番組初登場という回でした。ファンの方はお見逃しなく。

 ただ、テイスト・オブ・ハニー、カラパナという名前もありますが、この人たち出てたっけ…。ん~。

 そして、「#11 5/15(土) 18:40~19:30(1978年7/3放送)」は、我らがひっちゃんこと石川ひとみさんの初登場回。歌はもちろん「右向け右」。ちゃんとツーコーラス聞けますし、あの可愛くも凛々しい振付も見られます。1コーラス目と2コーラス目はBメロの振付が違うのですが知ってました?

 ちなみに今日のトップ画像はこの時のもの。これが見たければ是非どうぞ。普段見てない人も1ヶ月だけ契約して2日間まるまる録画すれば物凄く楽しめると思います。とはいえ、私は別にフジテレビの回し者でもなければスカパーの営業でもありません。我が家はケーブルテレビ経由なので、一般的な契約で普通にこのチャンネルが見られます。ヒットスタジオの放送も近年はなかなかなかったので、これだけ見られる機会はもう無いかもしれませんよ。(と、脅かしたり)

由紀さおり「初恋の丘」

2021年05月12日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡
 NHKラジオ「ひるのいこい」で、由紀さおりさんの「初恋の丘」がオンエアされてました。私は物凄く久しぶりに聞きましたが、「こんなにテンポ速かったっけ?」と意外な感じ。で、よくよく考えたら、私はモダンチョキチョキズのヴァージョンでよく聞いてたので、そのイメージが強いのでした。あちらはかなりテンポをゆっくりにして、バラードという感じでしたので。(多分に言葉遊びが入ったアレンジで笑ってしまう部分もあるのですが。)

 それにしても、この曲は大人になって聞いてみるとやたらと歌詞が胸に染みます。アレンジも、サビで伴奏が一切なくなって声だけの部分があって、あれはなかなかできませんね。

 由紀さおりさんというと、当時のシングルは結構知ってて、よくテレビで見てた記憶があります。当時「ゴールデン歌謡速報」という番組があって、名前の通り金曜の夜にやってた歌番組ですが、そのレギュラーでした。たしかランキングもあったかと思うのですが、由紀さんはレギュラーだけによく歌う機会があったと。

 が、調べてみたら由紀さんがこの番組の司会になったのは1972年の4月で、この「初恋の丘」は71年11月の発売。ん~、この曲をこの番組でよく聞いたと思ってたのは勘違いだったのかも。

 ただ、由紀さんの曲は大ヒットした「手紙」「生きがい」はもちろん、この「初恋の丘」「りんどうの花」「ルーム・ライト」「恋文」など、すぐ思い出せるのが多いので、よく聞いてたのでしょうね。シングルの一覧を見たら、タイトルでは思い出せない曲があったので、SpotifyでComplete Single Boxを聞いてみたら、当時の曲はどれも物凄くいいですね。すっかりはまってしまいました。興味のある方は是非お聞き下さい。せめて「初恋の丘」だけでも。