今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

録音ラジオサーバー活躍してます

2021年05月11日 | ラジオ番組の話題
 先週スマホにインストールした「録音ラジオサーバー」ですが、さっそく活用する機会がありました。まずは試しに先週金曜夜の「ラジオ深夜便」をタイマー録音してみたら、当たり前ですがちゃんと録れててその日は古い時代劇のテーマ特集で、聞いたことないのも多かったので楽しめたり。

 NHKの「ラジオ深夜便」は、あとで曲目リストを見て「うわー」となることも多いので、タイマーセットしておいて聞いてみれば、良ければ残す、好みでなければ聞かないというのができるので便利です。

 それにしても驚いたのは、今回の特集で曲紹介とか時代劇の解説でアナがちょっと間違った場合は、すぐリスナーから指摘が入って訂正するというのが何回かあったこと。深夜便をリアルタイムで聞いてる人は多いんですね。てっきりトラックドライバーのリスナーが多いと思ってたのですが、運転中だとすぐメールするのは難しいですしね。どうなのでしょう。

 そして、「らじるらじる」の聴き逃しにないのでタイマー録音が重宝する「夜のプレイリスト」は、今週はサンプラザ中野くんが登場。あの人がどういうチョイスをするのか興味あったので録音したところ、初日は「かぐや姫LIVE」でした。1974年のライブ盤で、当時中学生だったそうなので、私よりは少し年代が上ですね。このアルバムを選んだのは、意外なような意外で無いような。

 このアルバムは持ってなければ聞いたこともなかったのでラッキーでした。聞いてみたいアルバムを、思い入れのある解説付きで聞けるのはいいですね。ということで、ラジオサーバー活躍中です。今夜は何が出ますやら。

「ほんまにあほかいな」は月刊少年ジャンプでした

2021年05月10日 | 日記・雑記
 朝ドラ「おちょやん」には、藤山寛美がモデルと思われる「寛治」というキャラが出てきます。私は松竹新喜劇については詳しくないのですが、子供の頃に「ほんまにあほかいな 藤山寛美半生記」という漫画を読んだのでその範囲内での知識だけはあります。

 記憶は非常にあいまいだったので調べてみたら、この漫画は月刊少年ジャンプで1973年頃から2年くらい連載してたようです。作者は手無功さんという方で、ジャンプではいくつか連載とか読み切りを発表してて、画風が柔らかくてギャグも面白いし、見てると元気になる作品が多かったので私は結構好きな漫画家でした。

 私は藤山寛美という人はこの漫画で知ったのですが、当時松竹新喜劇では看板役者であって1973年には芸術選奨文部大臣賞を受賞したのですね。当時40代半ばですが、絶頂期だった頃かと。

 ただ、私は当時吉本新喜劇はテレビ中継で見てましたが、松竹新喜劇は見たことありませんでした。当時吉本の方は、岡八郎さん、桑原和男さん、原哲男さんなどがスターで、若手には間寛平さんとか木村進さん、船場太郎さんなどがいた頃です。なので、松竹新喜劇の藤山寛美という人は、既に歴史上の人物なのかと思ってました。(すいません…)

 その漫画での知識だけなので、藤山寛美さんについては、役者だったお父さんが子供の頃に亡くなった、渋谷天外さんに弟子入りした、慰問の為に満州に行った、帰国後人気は出たが派手に遊び過ぎて生活が崩壊した、という程度の知識です。

 「ほんまにあほかいな」も、連載の初期は割と劇画調の絵柄だったのが、途中から二頭身系のギャグマンガタッチになったような記憶があります。多分「テコ入れ」という事だったのでしょうが、それでも月刊とはいえ2年くらい連載してたので、結構人気があったのではないでしょうか。

 ちなみに当時の月刊少年ジャンプの連載は、「キャプテン」「わが輩はノラ公」「父の魂 プロ野球編」「硬派銀次郎」「オモチャくん」「花田秀治郎くんシリーズ」などがありました。そして1975年にはあの「けっこう仮面」が登場するのですね。私と同年代の方は、そのタイトルを聞くだけで「モリッ」と来る人も多いかも。

 しかし、どの連載もちゃんと続けて読んだ記憶がないのですが、多分毎号買ってた事はないのでしょう。結構分厚くて、値段はそんなでもなかったような気はするのですが、どうしても読みたいわけではなかったので、おそらく廃品回収の時に拾ってきたりして読んでたかも。なので、読んだのも歯抜けなのでしょう。(そういう時代でした。)

 なので、「ほんまにあほかいな」も最後まで読んでないので、どうなったかは知りません。寛美が借金で新喜劇を追い出されたあとに、天外先生が脳卒中で倒れたあたりまでは記憶ありますが。

 この漫画は、今も単行本としては出てないんですね。調べてみたら、当時の月刊少年ジャンプはヤフオクで買う手もあるのですが、プレミアがついてるかというとそんなこともなく1冊200円とか高くても500円くらい。ただ、わざわざ買ってまでは読まないなあ。どうせなら「けっこう仮面」が。(って、そっちか!)

ドラゴンとタイガーの映画を見ました>武闘拳 猛虎激殺!

2021年05月09日 | 映画
 
 東映チャンネルで「武闘拳 猛虎激殺!」という映画を見ました。これは和製ドラゴンとしてお馴染みの倉田保昭さんの主演作。1976年8月の公開なので、「闘えドラゴン」とか「バーディー大作戦」などよりもあとですね。

 その「闘えドラゴン」とか「バーディー大作戦」で倉田さんは結構好きだったので、ちょっと見てみようと思ったのですが、まあ物凄い映画でした。多分にブルースリー作品を意識した作りではありますが、とにかく格闘シーンが凄いので見ごたえあります。

 劇中に登場する格闘家も、その肩書が、騎馬民族直伝拳法の使い手、カトマンズ拳法紅河流の使い手、南辰一刀流師範、沖縄古武道鎖鎌の使い手、東シナ海釵術の使い手、法蔵院流棒術の使い手、背骨折りの怪腕力士、などなど。どんな話や?と思いますよね。

 そしてクライマックスシーンは、ドラゴン倉田保昭と本物のベンガル虎の対決シーン。この虎は本当に人間を殺傷した事もある虎だそうで、1日のギャラは20万円だったとか。その虎と倉田さんがマジで格闘するので、まあ凄いシーンだと。Wikipediaによると、倉田さんの手にはこの時の虎の爪によって付けられた傷がまだ残ってるとか。驚きです。「タイガー&ドラゴン」ではなく、ドラゴンと虎の格闘シーンがあるなんて知りませんでした。

 ちなみにこの映画は、同時上映が「トラック野郎・望郷一番星」だったそうです。結構ヒットしたのでしょうね。当時話題になったとは思うのですが、知らなかったなあ。ちなみに無料放送だったのでこれを見られました。東映チャンネルに感謝です。まだ契約してなくてすいませ~ん。

NHK BSP「歌える!黄金のヒットパレード決定版!」見ました

2021年05月08日 | 石川ひとみ
 
 NHKBSPでの音楽番組が放送されました。元々はBS4Kにて3月末に放送されたので、私は一度見てたのですが、その時は平日の昼間であってほとんど世間の話題にはなっておらず、今回は土曜のゴールデンタイムにビール片手に見られるとなるとやっぱり臨場感が違います。

 ちなみに今回の出演は、甲斐バンド・相川七瀬・織田哲郎・庄野真代・杉山清貴・山下久美子・渡辺真知子・ハラミちゃん・一青窈・倖田來未・南佳孝・平松愛理・沢田知可子・サーカス・花*花、などなど。

 何しろバンドがゴージャスで、リズム隊に4番バッター級の一流ミュージシャンを揃え、さらにストリングスあり、コーラス部隊もありという豪華版。そこに芸達者な歌い手が集まるという事で、本当に見ごたえがありました。

 この顔ぶれを見ればどういう曲が演奏されたかというのはわかるかと思いますが、まずは相川七瀬さんが切り込み隊長として「恋心」でスタートし、そこにこの曲のプロデューサーの織田哲郎さんがリードギターで参加していたという時点でテンションが高まります。

 とにかく色んな人が出てたので、癒し系、なごみ系、ロック系と楽しめましたが、もうこうなると、新しいとか古いとか、またジャンルとかも関係ないですね。歌を聞いて楽しめるかどうかということです。

 最近のテレビ番組でこれだけ緊張感と高揚感を持って見られたのはありません。MCがDJ KOOさんとキンタローさんとNHKのアナウンサーの方でしたが、私はこの顔ぶれはバッチリだと思いました。DJ KOOさんは、今ではほとんど芸人のようなキャラになってますが、人を楽しませたり高揚させたりするツボは知ってると思います。ターンテーブルを回すように、キンタローさんをいじってたような感じもあって。

 そして、我らがひっちゃんこと石川ひとみさんは「まちぶせ」の歌唱でしたが、ゴージャスなバンドをバックに素晴らしい歌声を聞かせてくれました。アントニオ猪木の風車の理論ではないですが、バンドが良ければ歌も乗って、それを聞いて演奏もさらにノッてくる感じですね。テレビの歌番組で聞けるパフォーマンスとしては最高レベルではないでしょうか。

 それにしても、こういうのをBSでしか放送しないNHKは許せませんね。受信料払ってるすべての視聴者は、地上波でも放送するように申し入れるべきです。BSの受信料だけで作ってる番組ではなかろうに。まったく。

歌謡スクランブル ▽70年代フォークソング集(2)

2021年05月07日 | ラジオ番組の話題
 
 NHKFM「歌謡スクランブル」本日は70年代フォークソング集(2)でした。昨日の(1)よりは私の世代ドンズバというか、70年代後半の楽曲集です。私がギターを始めたのが74年の暮れなので、当時どの曲も歌本に出てて練習しました。

 ということで、まずはオンエア曲をご覧ください。

「岬めぐり」山本コウタロー&ウィークエンド
「東京」マイ・ペース
「白い冬」ふきのとう
「なごり雪」イルカ
「「いちご白書」をもう一度」バンバン
「僕にまかせてください」クラフト
「想い出まくら」小坂恭子
「22才の別れ」風
「ひと足遅れの春」とんぼちゃん
「今はもうだれも」アリス
「ダスティン・ホフマンになれなかったよ」大塚博堂
「ロードショー」古時計
「20歳のめぐり逢い」シグナル
「わかって下さい」因幡晃
「冬が来る前に」紙ふうせん
「河のほとりに」谷山浩子
「わかれうた」中島みゆき
「季節の中で」松山千春
「夢想花」円広志
「青葉城恋唄」さとう宗幸
「関白宣言」さだまさし

 「岬めぐり」は本当にヒットしました。ギター始めた頃は全然弾けなかったのですが、1年くらい経った頃にようやくちょっとずつ弾けるようになって、これでスリーフィンガーを覚えました。ちなみに、レコードであれを弾いてるのは吉川忠英さんで、何年か前にBSのテレビ番組で実際に弾いてましたが、イントロのリコーダーのフレーズを口笛で吹いてすごくカッコよかったです。ヒットした当時は、街であれが流れるたびに「これ、俺!」と言ってたとか(笑)

 クラフトの「僕にまかせてください」はギターは簡単に弾けたのですが、あのイントロが弾きたくてすごくマンドリンに憧れました。ただ、20年くらい前に、某ライブハウスのクリスマスパーティーで知り合いのギタリストとステージに立つことになったとき、この曲を提案したところ「え? あれ、お墓参りの曲だよ!」とボツにされたことがあります。ん~、いい曲だけどなあ。

 他もよく聞く曲が多いのですが、その中でとんぼちゃんの「ひと足遅れの春」とか、古時計の「ロードショー」は最近なかなかラジオで聞く機会がないように思います。ラジオでは本当に久しぶりに聞きました。どちらもいい曲ですが、「ロードショー」は当時聞いたのとはちょっと印象が違いました。

 きれいなメロディーで優しい歌声なので、ついついはかないラブソングだと思ってしまうのですが、歌詞を聞くと「てめー、二股かけてんじゃねーよ!」と。二股かける男がいると、我々のような一般男性には女の子が回ってこないとか、中学生の頃はそこまで思わなかったので、まあ世の中がよく見えてなかったんですね。(なのか?)

 なお、本日の画像はどちらのご家庭にも1冊はあると思われる「ヤングセンス '76夏号」のスリー・フィンガー奏法講座です。写真の女子は秋本圭子さんですが、彼女結構好きでした。「俺たちの旅」では、カースケの妹役でしたね。今の若い人は知りはれへんやろなあ。

 ちなみに、歌謡スクランブルは「らじるらじる」の聴き逃しにありますので、皆様も本日の分は是非お聴きください。私は保存版にします。ふっふっふ。もう令和には戻ってこられません。

録音ラジオサーバーで何を聞くか

2021年05月06日 | ラジオ番組の話題
 たまたま「録音ラジオサーバー」というアプリの存在を知って、スマホにインストールしてみました。前にPCで、ラジオのタイマー録音ができるというアプリを入れてみたことがあるのですが、試してみたらなぜか録音されておらず結局使えなかった経験があります。PCのスリープとかその辺の問題かもしれません。

 それで早速このスマホアプリを使ってみたところバッチリでした。試しに昨日のTBSラジオで、伊集院さんのラジオ番組を時間指定で「アレコード」のコーナーのあたりを設定したところ、ちゃんと録音されててリリーズの「パパキケン!」を聞くことができました。(いや、別にこの曲知ってたし好きでもないのでありがたくはないですが…)

 ただ、今はradikoのタイムフリー機能があって、放送されてから聞くこともあとからレコーダー繋いで録音することも可能。1週間も聞けるのはありがたいです。甲斐さんのセイヤング21は、私は大体それで聞いてます。風呂入ってる間に録音して、あとで車で聞いたり。

 さらにNHKの「らじるらじる」も聴き逃しがあって、この2月から「歌謡スクランブル」も聞けるようになりました。「ラジオはもっと音楽を流すべきだ」という持論である私は、これは大変重宝しています。NHKアッパレです。

 そうなると、録音ラジオサーバーをどこで使うか考えた結果、「らじるらじる」の聴き逃しがないものが一番使えるのではないだろうかと。それは何かというと、「夜のプレイリスト」と「ラジオ深夜便」の2時台、3時台の音楽コーナー。これらは今も聴き逃しに対応してないので、あとで曲目リストを見て「うわー」ということがしばしばです。特に「ラジオ深夜便」の方。「夜のプレイリスト」は翌週の夕方に再放送がありますから、聞けない事はないので。

 ということで、まずは今晩から試してみます。毎晩深夜便を録音して、翌日聞いてみるということを繰り返せばよいのではと。音声だけだと大したファイルサイズではないですし、毎日保存版にするわけでもないですしね。

 この「深夜便を昼間聞く」という生活が、今後の私にどのような変化をもたらすか。こういう機能が、チンペイさんとバンバンがセイヤングやってた頃にあったら、寝ちゃって「天才秀才バカ」を聞き逃したということもなかったでしょう。鶴光師匠のオールナイトは別に寝ちゃったら寝ちゃったでよかったんですけど。(意見には個人差があります。) ええか~ええのんかぁ~。

カセットテープは簡便なところがメリットでしたね

2021年05月05日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話

 
 昔はカセットで音楽を聞くのが通常だったので、今も結構な本数があります。それもいろんなブランドのテープがあったので、ちょいと並べてみました。左2列がSONY勢で、やはり一番手軽だったので本数も多いです。ここにはAHFが映ってないのですが、私はSONYだとAHFが一番好きだったので、お金に余裕があるときはあれを買ってました。JHFは忘れてましたが、これはクロームなんですね。あとはDUADというのもあって、1本持ってたはずですが見つからず。ただ、あれはそんなに…。

 カセットテープが出る前は、テープレコーダーというとオープンリールの機械しかなかったのでしょうが、カセットが圧倒的に便利で手軽だったのであっという間に普及したものと思われます。

 が、元々会話の録音用とされていたカセットテープは音質はオープンリールにはまったくかなわず、おまけにノイズも多く回転ムラもあったり。そこを克服するために、オープンリールと同じ幅のテープを文庫本大のカセットに納めた「エルカセット」というのもありました。

 私が中学生くらいの時の音楽雑誌にもこのエルカセットが紹介されてて、「今後注目」とか言われてた気がします。音質を重視することを考えると素晴らしい発想だと思うのですが、様々な事情により一般には普及しなかったようです。

 で、何がどうかというと当時私は中学生で良かったと。こういうのには弱いので、もし社会人になった頃にこれが発売されてたら少々無理をしてでも購入して散財してあとで泣いてたと思われますので。1976年の発売当時にデッキが20万くらい、テープはノーマルの60分で1500円ですと。中学生では絶対買えない値段だったのが幸いでした。

 結局一般家庭ではラジカセで音楽を聞くので、「カセットテープは音が良くない」とか言われても「なんのこっちゃ?」という感じだったのでしょうね。それが標準でしたから。そもそもAMラジオから音楽を録音して聞いたりしてたわけで。

 私もカセットのノイズとか音質を気にしだしたのは、高校生の頃にコンポを買ってもらった時のこと。カセットに録音した音楽を、ある程度大きい音で聞くと全然違いますしね。ドルビーNRもその時に初めて知ったのですが、それ以降カセットで音楽を録音したり聞いたりするのには、ドルビーの有無を凄く気にするようになりました。レコード録音するならドルビー必須、ラジカセ買うにもドルビーのある機種を選ぶとか。

 ただ、もしドルビーとかdbxとか東芝のadresとか一切知らずに過ごしていれば、カセットテープもノーマルポジションの安いのしか買わず、オーディオ装置に凝ったりすることもなく、妙なところにお金は使わず今は貯金がいっぱいだったりしただろうかと思わないこともないですが、まあ性格が性格なのでそんなこともなかろうと。そこに使わねば、もっと楽器にかけてただろうし。

 ちなみに、学生時代の都市伝説で「SONYのテープは値段に差がついてるけど、実は一番安いCHFの方が音は良いらしい。」と聞いて「ほんまかいな」と思い、同じレコードを同じレベルで録音して聞いてみたけど、それは絶対嘘だと私は思いました。

 なお、写真の右端の方にあるブランド不明のテープは、ホームセンターで格安で売ってたものですが、こういうのでラジオ番組を録音すると泣けてきます。なんでこんなに音が小さくなるものだろうかと。安いカセットってのは、ダシをけちったりして味付けが薄めにしてあるんですかね。←電機や化学の知識に乏しい人の発想


レコード好きなんですが面倒なのも確かであり

2021年05月04日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話

 
 音楽を楽しむにはCDから既にサブスクの時代になってますが、レコードの人気も上がってるとか。一体どういう人がレコードを買ってるのでしょう。私もレコードは大好きだったのですが、今なら音楽を楽しむのには圧倒的にCDに分があります。

 何しろレコードを聞いてた頃は実家にいたわけで、もちろん部屋は畳の和室。レコードを聞いてる時は大人しくしてなきゃいかんわけで、ちょっと乱暴に歩くと当然針は飛んでしまいます。おまけに、CDと違って聞けば聞くほど盤は傷むし針も劣化するし。当時はレコード針の広告で、傷んだ針の先端の拡大写真を載せ「これで聞くと盤を傷める」というようなものもありました。私なんぞは心配症で、いつ針を交換せねばならないかとビクビクしてたり。

 また、和室にオーディオセットを置いてる場合は、スピーカーの足元もさほど安定してないわけで、家族が誰もいない時に大音量で鳴らしてみたら「ボワ~っ」とハウリングしたこともありました。おまけに乾燥して静電気の多いときはパチパチいったり、保管が良くなくて反ってしまった盤は曲間にうなりが聞こえたりしました。

 そういう様々な事情があって、結局家にレコードを買ってきてもすぐにカセットに録音し、繰り返し聞くときはそちらなわけで、普段聞いてたのはレコードの音ではなくカセットの音なんですね。

 さらに、カートリッジだの針だのレコードのクリーナーだのと色々メンテナンスキットも必要であって、そもそも録音するためのカセットテープもカセットデッキも必要なわけです。それと、一般的なレコードプレーヤーよりもCDプレーヤーの方がお値段も安いような気はします。また、置き場所を考えても、レコードプレーヤーは奥行き30cm以上の場所が必要であり、蓋を開けることを考えるとラックの一番上とか中段でもそれ専用の場所を確保せねばなりません。今の若者の住環境で、本格的なオーディオラックを置いてる人はいるのでしょうか。

 私も今はマンションに住んでてリビングはフローリングですが、たまにレコードを聞こうとしてもアンプには繋がってないので、まずはICレコーダーに録音してから、ということになります。畳の上ではありませんが、食卓テーブルに置いて録音してると、何者かがテーブルにぶつかったり自分も何気なく肘をついたりして、あとで聞いたら音飛びしてて「げっ」と思うことも。

 そういうことで、レコードを本格的に楽しもうとすると手間もお金もかかるということで、私は完全にCD派。ただ、手間とかコストを別にすればレコードで音楽を楽しむのも好きなので、ハイエンドのプレーヤー、アンプ、スピーカーが置いてある部屋をレンタルできるようなサービスがあれば利用してしまうかも。

 理想は、地下に防音設備を備えたオーディオルームのある部屋に住むことなのですが、まあその場合もCDで音楽を聞いた方が手軽でしょうか。要するにCDは高音質で音楽を楽しむのにはコスパがいいってことですね。技術が発達して、傷んだレコードからでも非接触で信号を読み込めるのっては無理なのでしょうか。それがコストの面をクリアできれば、様々な問題が解決できるような気はするのですが。世の中に、レコードはあってもCD化されていない作品はまだまだありますし。


「イナズマン」初回見ました

2021年05月03日 | ドラマレビュー
 
 「ベルトのゲージが頂点に達するとウナギマンはシラズマンになるのだ!」で、お馴染みのイナズマンを見ました。(望月三起也先生ごめんなさい…) 今回は東映チャンネルのご厚意により、初回のみ無料放送で見たわけでイナズマンについては多くを語れません。 

 そもそもイナズマンとは、石ノ森章太郎先生の漫画が原作の特撮テレビ番組で、1973年10月から翌年3月まで放送されたもの。当時私は小4でしたが、これがNETテレビ系列の放送のため、民放がTBS系とフジ系しかなかったうちの田舎では放送されませんでした。なので、動くイナズマンを見たのは今回が初めて。

 ただ、NET系ではあってもそもそも「仮面ライダー」とか「人造人間キカイダー」はTBS系の北陸放送で放送してたわけで、この「イナズマン」が放送されなかったのはそもそも人気がなかったとかそういう事情かもしれません。その辺は、北陸放送の当時の幹部の人に聞いてみないとわかりません。

 そもそも仮面ライダーもキカイダーも数週間か数ヶ月遅れの放送だったと思われ、NET系列の番組は評判の芳しくないものは放送しなかったという事はあり得ますが、放送局のプログラムは番組買い付けとか予算とか色々な事情が絡むのでしょうから、そういうところを取材するとそれこそ本が一冊書けるかもしれませんね。

 それはそうと、そういう事情で予備知識が全くないまま初回を見たのですが、結構面白かったです。イナズマンは新人類と戦ってますが、私の場合は「え? こんなの見るの?」という家族の白い目線と戦ったわけで、涙無くしては見られません。室田日出夫が出てきたときは、思わず「半妻さん!」と叫んでしまいました。(わかる人にはわかります)

 印象について真面目に語ると、アクションシーンは結構見ごたえあったし、悪者の方も日本全国皆殺しにするか奴隷にするという明確な目的があって、まあわかりやすいといえばそうかも。ただ、皆殺しにしてしまうと、日本を征服したとしても「その後は誰が働いて税金払うの?」という疑問が生じるわけで、新人類帝国は本当に頭の悪い奴ですね(?)。

 主役のキャラも結構魅力的だし、主人公の友人も多分に九州男児のイメージをデフォルメした感じで、見てて楽しかったです。この辺のキャラ設定が見続けられるかどうかのポイントになるわけで、なかなかいい線いってたような気はするのですが、世間一般の評価はどうなのでしょう???

 なお、57歳一般男性からすると、足らないのはお色気のシーンかなあと思ったり。何しろ少年同盟は少年少女ばっかりだし。それを考えると、新人類帝国は日本国民を皆殺しにする前に美女を襲う方にシフトした方が良かったですね。ただ、「新人類」とは1986年の新語・流行語大賞に選出されたそうで、その年に就職した新社会人とはまさに私のこと。

 それを考えると、私なんぞは今も「羊の皮をかぶった山羊」と言われるほどの元祖草食系なので、美女を襲ったりしたことはありません。ほっといても向こうから寄ってきますし。…とか言って。

 まともな「イナズマン」のレビューを期待した方はすいません。面白いかどうかはご自身でご覧下さい。私はもう見る機会ないなあ。

「あなた」で撃沈しました>歌謡スクランブル 70年代フォークソング集(1)

2021年05月02日 | ギターと楽器のこと
 
 NHKFM「歌謡スクランブル」では、5月6日(木)が「70年代フォークソング集(1)」です。曲目は以下の通りですが、「これなら全部弾き語りできるんじゃね?」と思ってギターを持ってチャレンジしました。

「あの素晴らしい愛をもう一度」加藤和彦と北山修
「花嫁」はしだのりひことクライマックス
「自転車にのって」高田渡
「翼をください」赤い鳥
「結婚しようよ」よしだたくろう
「カレーライス」遠藤賢司
「赤色エレジー」あがた森魚
「春夏秋冬」泉谷しげる
「学生街の喫茶店」ガロ
「ケンとメリー~愛と風のように~」BUZZ
「出発の歌~失われた時を求めて~」上條恒彦+六文銭
「雪」猫
「風と落葉と旅びと」チューインガム
「少女」五輪真弓
「ひとりぼっちの部屋」高木麻早
「サルビアの花」もとまろ
「あなた」小坂明子
「さらば青春」小椋佳
「通りゃんせ」佐藤公彦(ケメ)
「心もよう」井上陽水
「神田川」かぐや姫
「僕の贈りもの」オフコース
「結婚するって本当ですか」ダ・カーポ
「精霊流し」グレープ

 これまで弾いた曲もあり、初めて弾く曲もあり、条件としては「なにも見ずに弾く」ことにチャレンジ。「あの素晴らしい愛をもう一度」「花嫁」は弾いたことがあるので楽勝。(歌は下手だけど) 「自転車にのって」「翼をください」は歌はよく知ってたので、コードの細部は適当だけど一応完奏。(歌は下手だけど) 「結婚しようよ」もレパートリーなので楽勝。(歌は下手だけど←こればっか)

 「カレーライス」はどうかというと、「みんな好きだよカレーライスが」というところまでしか知らないことに気づきました。「赤色エレジー」は歌詞が適当だけど物まねも交えてなんとか。「春夏秋冬」はフルコーラスOK。

 「学生街の喫茶店」も弾いたことがあるので、サビのコードは怪しいけどなんとかクリア。「ケンとメリー~愛と風のように~」は歌おうと思ったら、よく知らないのに気ついたのでパス。

 「出発の歌」はキーをGで始めたのですが、最後のブレークでB♭が一発で出てきたので、自分では満足。(正しいのかは知りませんが) 「雪」はなんとなくクリア。「風と落葉と旅びと」とか「少女」は知ってるようで知らなかったのでパス。

 そんなこんなで、完全にストップしてしまったのが小坂明子の「あなた」。適当にKey=Cで歌い始めたのですが、「ちいさ~な~家を~」のところで「はて?」と。「さ~な~」のところのコードですが、「ん~、なんかのディミニッシュかなあ」と思ったのですが、ここはギブアップ。手元にあった歌本でカンニングしたところ「Em7-5 → A7」という流れでした。ふ~む、ハーフディミニッシュというのはこういうところで使うのですね。

 何がどうかというと、ギターはちゃんと先生について習ったことがないので、苦手なコード、自分が弾けないコードは必要に迫られないと避けて通ってたのでした。45年くらい前に、ちゃんとこの曲を弾けるようにして使い方がわかってよかったのかもしれません。

 ちなみに今回の特集で一番簡単に弾けたのは、小椋佳「さらば青春」でした。フォークソングってのは、こういうのがいいなあ。Fが出てこないし(笑)