
宇江佐真理
『憂き世店 松前藩士物語』★★+
このお話を一言で表すと「切ない」
読み終わる直前、危うく駅のホームで涙しそうになった。
突然の死はホント切ないね。
月日が経つとその当時の苦労がなぜか輝いて見えてしまう。
どうして人は昔を懐かしむのか。
過ぎ去った日々がどんな辛くともよい想い出として残る。
「笑って過ごせる日がくるさ~」って。
その日暮らしの浪人の身となり、帰封を願い続けて十数年・・
他人事ではなく感じる松前藩
先にチラッと解説(ネタバレ含)を読んでしまい、
最後に叶うと分かっていても心の奥底に澱のように切なさが残る。
さてさて宇江佐さん 結構読んできたけどまだまだ続きます。
初期未読本
『銀の雨 堪忍旦那為後勘八郎』
『深川恋物語』
『斬られ権佐』
『深尾くれない』★
『玄冶店の女』
『卵のふわふわ 八丁堀喰い物草紙・江戸前でもなし』
『無事、これ名馬』★
『ひょうたん』★
『三日月が円くなるまで 小十郎始末記』★
『聞き屋与平 江戸夜咄草』
『恋いちもんめ』
『十日えびす 花嵐浮世困話』
『夕映え』
『深川にゃんにゃん横丁』
このあたりを読んでゆきたい(★GET)

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もー笑った笑った。
お気遣いありがとうございます!