宇江佐真理
『無事、これ名馬』★★★★★
並行読書がたくさんで収拾がつかない。。
(永遠の京極夏彦や初作家の藤沢周平など)
イマイチどれも乗り切らない感
そこでもう一冊と脱するが如く宇江佐さん^^
私的な名作に出逢ってしまった!
それがこの『無事、これ名馬』
まずこのタイトル
お江戸物語だし、馬が出てくるお話?(そんな単純なわけなし)
競走馬を指し「能力が多少劣っていても、怪我なく無事に走り続ける馬は名馬である」とする考え方を表した格言
現実は小説より奇なり いやいや「事実は小説より奇なり」ですが、
生きてゆく中そう物事は簡単には回らないし、上手くもゆかないことが多々ある。
それでも人はどうにか折り合いをつけて生きてゆく。
それがまぁ上手くこの一冊に纏められている。
よい本に出逢えてホントうれしい。
まだまだこれからだね。
「頭、拙者を男にして下さい」
そこから始まる、以前水没させた『春風ぞ吹く』の続編(スピンオフ)
https://blog.goo.ne.jp/bookook/e/1ac1d833ec961b4c91cff84688101c61
うれしいことに、宇江佐さんにつながり^^
https://blog.goo.ne.jp/mizudaityan/e/62c5fd61934668eb660b5e3cc97f7437