宮部みゆき
『理由』★★★★
宮部みゆき熱~ 我単純(笑)
『火車』の衝撃の余韻が残ったまま『理由』へ。
台風が接近中
油断してチャリで図書館へ行くも雨でずぶ濡れ。。
雨オンナのツライところ。
1998年第120回直木賞を受賞した長編小説
宮部みゆきの中でも名作中の名作
こちらもスムーズにGET
体調よりも精神的に落ち着かなくなってしまった日曜
ホント困って、読み進めるもお酒の力も相成ってソファで眠ってしまう。
まぁ眠れるだけよいのかもしれない。
精神的つながりと言うより、週末のルーティーンから外れてしまい、
その動揺がじわりじわりと精神を蝕んだ(影響受けてる(笑))
こちらも同様文庫本にして読み応えたっぷり。
『火車』を読んだ同僚との会話で「この厚さは人物描写ですよね」
そうそのぐらい宮部さんは人物描写に長けている。
人間の心の動きをこんな緻密に表現出来る作家さんは他にいないんじゃないかな。
どういう切り口でくるかと流れで期待しまったけど、最後の最後うならせる。
リアリティ溢れる宮部ワールドへようこそ★
http://www.osawa-office.co.jp/write/miyabe.html
一読の価値あり。
---
事件はなぜ起こったか。殺されたのは「誰」で、いったい「誰」が殺人者であったのか――。東京荒川区の超高層マンションで凄惨な殺人事件が起きた。室内には中年男女と老女の惨殺体。そして、ベランダから転落した若い男。ところが、四人の死者は、そこに住んでいるはずの家族ではなかった……。ドキュメンタリー的手法で現代社会ならではの悲劇を浮き彫りにする、直木賞受賞作
---