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I

2021-05-26 | 伊坂幸太郎

 

伊坂幸太郎
『首折り男のための協奏曲』★★★+

 
順調に進んでおります伊坂作品
「殺し屋」と言えば伊坂幸太郎って言うぐらいしっくりくる。
分かる人には分かる合言葉みたいな感じ。
 
装丁も中身も王道な伊坂作品 短編仕立てです。

 
 
 
4編目『人間らしく』の想像力
天から手が降りてきてつまみ出されたら悪人だったと思おう(笑)
 
時空のねじれ
 
死についてたまにふと考えるけど、眠ってそのまま起きない状態だと思っているから
昔みたいにそこまでの恐怖感がない。
心残りもあまりない。
ただ残された会社の荷物(私物含)オープンにされるのが嫌だなぁなんて思う。
まぁ死んでるからもう関係ないんだろうけど。
 


5編目『月曜日から逃げろ』
 
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「テレビというのは、視聴者をびっくりさせるものが必要なんだろ。年間、数万人が自殺しているというのに滅多にニュースにならないのは、それがもはや常態化したからだ。驚きがない」
 
 
 
「まぁ、おまえが見ている俺も、本当の俺ではない可能性があるという話だ」
 
 
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途中で中村なる人物の名が出て、誰だろう?と思いページも戻るも見当たらない。
罠かと気づいた箇所です(笑)
 


6編目『相談役の話』
 
山家清兵衛(やんべと読)
 
読み終わった後にははははと笑いが出た。
 


7編目『合コンの話』
 
心理戦、会話と内心部が読んでいて納得
 
 
 



解説にもあるけど水の波紋のような短編集です。
さざ波?(笑)
くどくないしOK
 
舞台が最初は東京だったけど、おなじみの仙台へ。
 
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1.2.3編一気読み省略・・いつか再読の際にでも。

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