伊坂幸太郎
『首折り男のための協奏曲』★★★+
順調に進んでおります伊坂作品
「殺し屋」と言えば伊坂幸太郎って言うぐらいしっくりくる。
分かる人には分かる合言葉みたいな感じ。
装丁も中身も王道な伊坂作品 短編仕立てです。
・
・
・
4編目『人間らしく』の想像力
天から手が降りてきてつまみ出されたら悪人だったと思おう(笑)
時空のねじれ
死についてたまにふと考えるけど、 眠ってそのまま起きない状態だと思っているから
昔みたいにそこまでの恐怖感がない。
心残りもあまりない。
ただ残された会社の荷物(私物含) オープンにされるのが嫌だなぁなんて思う。
まぁ死んでるからもう関係ないんだろうけど。
5編目『月曜日から逃げろ』
---
「テレビというのは、 視聴者をびっくりさせるものが必要なんだろ。年間、 数万人が自殺しているというのに滅多にニュースにならないのは、 それがもはや常態化したからだ。驚きがない」
「まぁ、おまえが見ている俺も、 本当の俺ではない可能性があるという話だ」
---
途中で中村なる人物の名が出て、誰だろう? と思いページも戻るも見当たらない。
罠かと気づいた箇所です(笑)
6編目『相談役の話』
山家清兵衛(やんべと読)
読み終わった後にははははと笑いが出た。
7編目『合コンの話』
心理戦、会話と内心部が読んでいて納得
解説にもあるけど水の波紋のような短編集です。
さざ波?(笑)
さざ波?(笑)
くどくないしOK
舞台が最初は東京だったけど、おなじみの仙台へ。
---
1.2.3編一気読み省略・・いつか再読の際にでも。