風野真知雄
『耳袋秘帖 浅草妖刀殺人事件』★★★
「耳袋秘帖」シリーズの第三弾
結構なブランクが空いてしまって、正直惰性で読んでしまった。
風野さんの作風もあり、最初から読み直さなくても分かってしまう分かりやすさ。
それでもって楽しめる。
肩肘張らないスッキリさっぱりなお江戸物語です。
--------(抜粋)
刀屋ばかりを狙う盗人「おたすけ兄弟」が、近所の神社に金を隠すのを見た町奉行所の中間・与之吉は、娘の薬代にとこれを奪うが、やがて兄弟に嗅ぎつけられ、身の回りに危険が迫る。
根岸肥前守が、江戸の怪異を解き明かす「殺人事件」シリーズ第三弾
坂巻が、初めて江戸見物をした日を描いた書き下ろし短編「ずぼんぼ」を収録
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この「おたすけ兄弟」がインパクト
だから途中ブランクがあっても思い出せた。
題名にもなっている「妖刀」
出た出た(笑)
妖刀と言うと、思い出すのが『女はさむらい』シリーズです。
一気に燃え上がって燃え尽き一気に冷めた
じゃないけど
じわじわと燃え上がって徐々に燃え尽きて何となく冷めた
そんな感じで相方に対して気持ちが冷めてきているのが分かり
焦りにも似た何とも言えない気持ちになり、色々と検索を繰り返してしまった。
そんな思いをしている人は多々いるわけで。
結局はなるようにしかならない。
将来この文面を見てどう思うのか・・備忘録として記載
それが相方にも伝わっているのも分かる。
歩み寄ろうとはしてくれている。
運命とか悪縁、腐れ縁 色々な取り方があるけど、一過性のものなのか・・