砂川文次
『ブラックボックス』★
読書会の課題本としてGET
正直芥川賞に興味はない(ってかクセが強くて・・)
--------(抜粋)
第166回芥川賞受賞作
ずっと遠くに行きたかった。
今も行きたいと思っている。
自分の中の怒りの暴発を、なぜ止められないのだろう。
自衛隊を辞め、いまは自転車メッセンジャーの仕事に就いているサクマは、都内を今日もひた走る。
昼間走る街並みやそこかしこにあるであろう倉庫やオフィス、夜の生活の営み、どれもこれもが明け透けに見えているようで見えない。張りぼての向こう側に広がっているかもしれない実相に触れることはできない。(本書より)
気鋭の実力派作家、新境地の傑作
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意外性はあったけど、どこでおもしろみを感じるのかが理解しがたく唸る・・
自転車(と言わない?)の描写もそう。読み飛ばせば何の問題もないけど。
読後、おもしろかったら会社の交換読書するコに貸す予定だったけどやめ。
メルカリに出品した。