トレヴェニアン
訳:江國香織
『パールストリートのクレイジー女たち』★★★★
本書は、2015年4月、ホーム社より刊行されました。
--------(抜粋)
1936年、六歳のぼくは、母と妹のアン・マリーと、 オールバニーのパールストリートに越してきた。 長く不在だった父と暮らすために。
しかし約束の日、父は現れなかった。そしてその日から、 見知らぬスラム、パールストリートでの三人の生活がはじまる。
六歳にして、病弱でエキセントリックな母の片腕となった「ぼく」 の目を通して、スラムの人々の暮らしや、当時のラジオ、音楽、 遊びなどのアメリカ文化、 また市民が体験した第二次世界大戦を色濃く言葉に映した、 ベストセラー作家の最後の長編小説
しかし約束の日、父は現れなかった。そしてその日から、
六歳にして、病弱でエキセントリックな母の片腕となった「ぼく」
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トレヴェニアン
1931年、アメリカ・ニューヨーク州生まれ
本名はロドニー・ウィリアム・ウィテカー
覆面作家として、複数のペンネームで執筆
初のトレヴェニアン名義の小説は72年に発表した『アイガー・ サンクション』
2005年12月14日逝去
1931年、アメリカ・ニューヨーク州生まれ
本名はロドニー・ウィリアム・ウィテカー
覆面作家として、複数のペンネームで執筆
初のトレヴェニアン名義の小説は72年に発表した『アイガー・
2005年12月14日逝去
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10月末ぐらいから少しずつ読み始めた本
結構な厚さで、舞台が1930年代のアメリカということで、
中々その世界に入り込むまで時間がかかった。
中々その世界に入り込むまで時間がかかった。
中盤になり、ミセス・ マクギヴニィのニッケル貨あたりから馴染んできて、
そこからはあっという間!カチカチ
そこからはあっという間!カチカチ
空想ごっこの描写なんて苦笑の連続で、うなずける部分も多々
ユーモア溢るる少年「僕」の世界に没頭
ページが残り少なくなってきた、ノースパールストリート、 参戦する
家族みんなでシナモントーストを食べる場面で淋しさが。
1943年の夏
そして最後の妄想のヨーロッパでの勝利
終焉へと向かってゆく。僕たちの船は来るのか!?
ぱたん、かちゃん、すこん、ぱたん、かちゃん、すこん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/b6/d363f04935872901f74f0459568a5097.jpg)
日本の1930年代は下記あたりです。
未読本がどんどん山積みになってきて、読まなきゃって焦り(^▽ ^;)わー
なるようになるけど ね。
週末はアンソニー・ホロヴィッツの3作目をGETしたので、取り掛かる予定
ネタが多過ぎて追いつかない・・