各地で桜の開花宣言が聞かれる、今日この頃だが、今年も4月の最初の土日に花見の予定が2件入っている。
今週は花冷えというか、寒の戻りがあるらしいので、来週あたりが花見の本番か。
例年、同じようなメンバーで、変わり映えのないことは、わかっていても、年に1度しか会えないメンバーも多く、また、暖かな春の昼下がりに、屋外で酒を飲めるのは、日本人ならではの醍醐味だ。
雨天にならないことを祈るのみだ。
しかし、私も還暦を過ぎて早や2年、あと何度花見ができるのだろう。
出不精の私は花見の席へ出向くのは、億劫なこともあるが、健康寿命を考慮して、出かけられる時は出かけることにしている。
16年ぶりに登場したJRAの女性ジョッキー藤田菜七子。
デビューは異例の川崎競馬。
その後もJRAの思惑か、騎乗依頼が引きも切らず、昨日は皐月賞トライアルのスプリング・ステークスに、モウカッテルで騎乗も、惜しくも9着に敗退。
初勝利はまだまだ遠いと思われるが、その経済効果は抜群だ。
馬の実力にかかわらず、菜七子人気の応援投票で、オッズも上昇。
デムーロ、ルメールの外人騎手に席巻されている競馬界にとって、それはそれでいいのかもしれない。
私も個人的には応援しているが、馬券はまだまだ買えない。
まずは、初勝利をもぎ取り、スポーツ紙の一面を飾り、その後、勝利数を重ねてからの馬券対象だ。
気になるのが、新人騎手にしては、地方招待も含め、騎乗レースが飛びぬけて多く、蓄積疲労が心配だ。
今は緊張感と期待に対する使命感で、ガムシャラにやっているようだが、成績が低迷すると、心無い外野の声が耳に入るものだ。
所属厩舎を始めとするJRA関係者には、そんな雑音から彼女を守る万全の体制を望みたいものだ。