拙著「ロールスボイス」をAmazon Kindle Storeにて発売中です。
単身赴任の青柳は、大阪天満の欧風居酒屋『ロール』で、出版社課長の黒岩と、派遣社員の麻衣と知り合った。
お互いにひとり暮らしの三人は意気投合し、気の置けない飲み仲間になった。
ある日三人は『ロール』のママの勧めで、バンドを組み、秋に開催される天満音楽祭出場を目指すことになった。
嫌々ながらも、青柳はベース担当になった。昔、ブルースバンドのギタリストだった黒岩や、ドラム教室に通っている麻衣はまだしも、青柳はギターは弾けたが、ベースは触ったこともなかった。
三人は貸スタジオで、音楽祭に向けた練習を始める。
黒岩のオリジナル曲をマスターし、音楽祭に応募するための、デモ音源を録音する日も間近となったある日、事件は起こった・・・。
ぜひご購読ください。