世界の七不思議のひとつピラミッド。
その古代文明の遺跡は、今も考古学者のロマンを掻き立てずにはいられないようだ。
ピラミッドにまつわる謎の多くは、発掘調査により解明されてきたけれど、まだまだ未解明の謎は少なくない。
1973年に解散したビートルズも、ある意味、音楽シーンにおける古代遺跡のようなものだ。
その謎ともいうべき、数々のエピソードや写真、映像は、現在に至るまで、考古学者ともいうべき、ビートルマニアによって発掘されてきた。
ピラミッドと異なるのは、その謎がほとんど解明され尽くした感があることだ。
現在も発表されるそれらは、すでに誰かが過去に発掘、発表したものがほとんどで、その補足、補完的なものだろう。
それでも、我々ファンにとっては、届いていなかった情報も多々あり、それはそれで喜ばしいことだ。
そんなビートルズ遺跡の発掘調査と並行して、コレクターは遺物である音源集めに奔走し、プレイヤーは遺物の復元ともいうべき、コピー演奏に余念がない。遺跡巡りのツアーを敢行するファンも少なくない。
アプローチの仕方はそれぞれだけど、私にとっては、その情熱たるや羨ましい限りだ。
ビートルズ解散後、ポールはウイングスを結成し、ジョンやジョージ、リンゴもソロで活動して、アルバムも発表していたが、私にしてみたら、" 元ビートルズ・メンバー " という位置づけで、" ビートルズ " という認識はなかった。
それぞれのアルバムも聴いたけれど、4人の化学反応によって作り出された、ビートルズという化合物ではなく、それぞれ、オレンジやグレープ、レモンジュースといった感じで、ミックスジュースたるビートルズとは別物だ。
もちろん、曲の良し悪しとは別問題で、それぞれの曲にはそれぞれの素晴らしさがある。
後年、ジョージとポールそれぞれのコンサートにも行って、彼らが歌うビートルズ・ナンバーを聴いて、それなりに興奮したが、それはビートルズサウンドとは明らかに異なっていた。
昔聴いたレコードのビートルズが、やっぱり私にとってのビートルズだ。
純然たるリスナーの私は、今もそんな遺物を聴きながら、悠久のロマンでもないが、過去のノスタルジーに浸っている。
その古代文明の遺跡は、今も考古学者のロマンを掻き立てずにはいられないようだ。
ピラミッドにまつわる謎の多くは、発掘調査により解明されてきたけれど、まだまだ未解明の謎は少なくない。
1973年に解散したビートルズも、ある意味、音楽シーンにおける古代遺跡のようなものだ。
その謎ともいうべき、数々のエピソードや写真、映像は、現在に至るまで、考古学者ともいうべき、ビートルマニアによって発掘されてきた。
ピラミッドと異なるのは、その謎がほとんど解明され尽くした感があることだ。
現在も発表されるそれらは、すでに誰かが過去に発掘、発表したものがほとんどで、その補足、補完的なものだろう。
それでも、我々ファンにとっては、届いていなかった情報も多々あり、それはそれで喜ばしいことだ。
そんなビートルズ遺跡の発掘調査と並行して、コレクターは遺物である音源集めに奔走し、プレイヤーは遺物の復元ともいうべき、コピー演奏に余念がない。遺跡巡りのツアーを敢行するファンも少なくない。
アプローチの仕方はそれぞれだけど、私にとっては、その情熱たるや羨ましい限りだ。
ビートルズ解散後、ポールはウイングスを結成し、ジョンやジョージ、リンゴもソロで活動して、アルバムも発表していたが、私にしてみたら、" 元ビートルズ・メンバー " という位置づけで、" ビートルズ " という認識はなかった。
それぞれのアルバムも聴いたけれど、4人の化学反応によって作り出された、ビートルズという化合物ではなく、それぞれ、オレンジやグレープ、レモンジュースといった感じで、ミックスジュースたるビートルズとは別物だ。
もちろん、曲の良し悪しとは別問題で、それぞれの曲にはそれぞれの素晴らしさがある。
後年、ジョージとポールそれぞれのコンサートにも行って、彼らが歌うビートルズ・ナンバーを聴いて、それなりに興奮したが、それはビートルズサウンドとは明らかに異なっていた。
昔聴いたレコードのビートルズが、やっぱり私にとってのビートルズだ。
純然たるリスナーの私は、今もそんな遺物を聴きながら、悠久のロマンでもないが、過去のノスタルジーに浸っている。
ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もする。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
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