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★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

ジェンダーレスはどこまで

2021年04月21日 12時44分30秒 | 徒然(つれづれ)
 ジェンダーレスが叫ばれている。
 私の世代は男らしく、女らしくで育ってきた。
 それは決して性差による差別的な意味合いではなく、我が子や教え子を思う親心からだ。
 
 ジェンダーレス化に伴い、職種の名称も変わってきた。
 看護婦や保母と言ったら、女性差別だと怒られるらしい。
 過去の文豪も看護婦と言っていたので、遡って糾弾されるのだろうか。
 嫌煙運動家が、過去の名作映画の喫煙シーンに戸惑うのに似ている。

 いずれにしても、看護婦は看護師、保母は保育士と言わなければならないようだ。
 じゃあ、ギャバクラ嬢はギャバクラ師(士)、ソープ嬢はソープ師(士)と呼ばなければならないはずだ。
 マッサージ師は現にあるので、ヘルス嬢はファッションマッサージ師だ。

 語尾の師と士、あるいは保護司などの司の違いは、ググっていただくとして、ジェンダーレスとは直接関係はないが、微妙な呼び方に手がある。
 たとえば、運転手と運転士。
 これは単に運転する者が運転手、運転を職業とするものが運転士だそうだ。
 しかしタクシー運転手などと、ニュースでも普通に言っている。

 野球選手もそうだ。野球に限らず、いろんなスポーツを職業としていても、選士ではなく選手だ。
 どんなことでも過剰に反応すると、どこかしらに齟齬が生じるものだ。


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