★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

パラレルワールド

2021年04月13日 11時32分52秒 | 徒然(つれづれ)
 桜も終わり、卒業シーズンも終わって、巷は入学、入社シーズンだ。
 新しい人生の1ページの始まりだ。

 何事にも始まりがあれば終わりがある。
 入学→卒業、入社→定年退職、恋愛→失恋、結婚→離婚、そして誕生→死だ。
 今のコロナ禍も何年かすれば確実に終わるはずだ。

 今の私に一番身近なのが、人生最後の終わり、すなわち、死だ。
 生まれてきたからには、死んでいくのも当然の定めだ。

 若い頃は自分の死など考えてもいなかったが、この歳になると、ふとした拍子にそこに考えが及んでいく。
 平均寿命から計算すると、うまくいってあと14、5年ほどの命だ。

 まわりでは身近な知人や昭和の著名人の訃報があとを絶たない。
 主観的な見方をすれば、死んだらこの世界が終わるのだ。

 そのあとはいったいどうなるのだろうか。
 まさか天国や地獄があるとも思えないし、輪廻転生など想像の世界だ。

 しかし誰もその答を知らないわけだから、想像するしかない。
 私の想像ではパラレルワールドがあるはずだ。
 死んだらたぶん別の世界に行くのだろう。
 もしかしたら、自分が気づかないうちに、何度か死んで、パラレルワールドに入り込んでいるかもしれない。
 

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