★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

嫌煙があるのに嫌酒は?

2021年04月15日 15時48分01秒 | 徒然(つれづれ)
 批判覚悟で言わせてもらうと、煙草と酒は昔から男の嗜みだった。
 世が世なれば、煙草が吸えて、酒が飲めたら一人前の男と認められたものだ。

 私もそんな時代に生きてきた。
 どちらも大学生になってから本格的に始めた。
 吸い始め、飲み始めは、こんな不味いもの、健康に悪いもののどこがいいのだろうと思う反面、通過儀礼としては避けて通れないものだと、無理して吸ったり飲んだりしたものだ。今とは逆の当時の世間体を気にしていたのだ。

 今でも決して旨いとは思わないが、峠を越せば慣れてくるものだ。
 その健康への直接的影響より、副次的なリラックス効果のほうが勝っていたのだ。
 吸い過ぎや飲み過ぎという依存性については、その独特の苦さがある意味抑止力になっている。

 煙草のほうは嫌煙運動の高まりとともに、喫煙人口も激減したが、嫌酒運動のない酒は、未だに隆盛を誇っている。
 テレビでもビールに発泡酒、第三のビール、レモンサワーのCMが花盛りだ。

 特にレモンサワーはその甘い口当たりから、若者を中心に飛躍的な売り上げの伸びを示している。
 飲み過ぎの歯止めとなる苦みがない、清涼飲料感覚で飲めるレモンサワーは、他のアルコール飲料を凌駕する勢いで、若者のアルコール志向を助長している感がある。

 コロナ禍もどこ吹く風、夜な夜なレモンサワーを求めて、若者が夜の街を徘徊している。
 金のない者はコンビニで買って、店外や公園で立ち飲みだ。

 酒も煙草同様、健康には悪いはずだし、それ以外にも風紀の乱れや犯罪絡みに繋がる要素もある。
 嫌煙を高らかに叫んでいる人間は、そんな状況をどう思っているのだろう。
 


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吉野家の唐揚げとアジフライ

2021年04月15日 13時06分12秒 | 徒然(つれづれ)
 吉野家でブランチ。
 牛からアジフライ定食を注文。
 牛丼の具と唐揚げ、アジフライのワンプレート定食だ。

 この定食、アジフライ定食とともに、吉野家の公式HPでは販売終了で、メニューから消されている。
 しかし行きつけの店舗では、卓上POPでアピールしている。
 この店舗は唐揚げを初めて日が浅いので、唐揚げのオールメニューを出しているのだろうか。

 味は可もなく不可もなしで、それぞれ単品の定食のほうがまだましだ。
 唐揚げは専門店と提携しているガストのほうが旨いし、アジフライも居酒屋や定食屋のほうが上だ。
 牛丼の具もそれらと一緒に皿に載っていると、相乗効果で心なしか不味く感じる。

 リピートは望み薄だ。
 揚げ物用の設備を追加した分、赤字になっているのではないだろうか。

 餅は餅屋で、牛丼専門店は、中途半端に不得手な分野には手を出さず、牛丼の味の向上に注力すべきだ。


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