ネットサーフィン中に、贔屓にしているネット古着屋のHPを見ていたら、シャレオツなGジャンが目に入った。
エドウィンのEXCLUSIVE VINTAGEのGジャンだ。
その名の通り、ヴィンテージ風の作りで、特に私の目を引いたのが、シンチバックという、背面のサイズ調節用の尾錠ベルトだ。
戦前のリーバイスなどには標準装備されていたが、現在ではほとんど姿を消し、あっても実用性はなく飾り程度だ。
しかし、飾りでもそれを付ける心意気が私の心の琴線に触れた。
これがあるとなしでは、デザイン的にもビンテージ感的にも雲泥の差だ。
それと、胸ポケットのフラップと、両サイドの裾のサイズ調節ボタン留めのフラップが牛革スエード製なのだ。
あと、すべてのボタンが通常のGジャンのそれよりひと回り大きい装飾ボタンだ。
Gジャンマニアには嬉しい、こだわり感満載の逸品だ。
値段を見ると1600円と口あんぐりの価格だ。送料900円はご愛嬌だ。
おそらくジャンク物だろうと思い、画像やディテールを見ると、そうでもない。
というか、拡大して画像を見る限りでは、ほとんど美品に近いのだ。
貼付した画像を見たら、わかる人はわかると思うが、驚きのコンディションだ。
奇跡的なことに寸法も端サイズなどではなく、私にジャストのサイズで、これは買わねばなるまいと、即注文を入れた次第。
そのGジャンが本日届いた。
思っていた通りの美品で、着用してみたら、私のためのオーダーメイドかと錯覚するくらいピッタリだった。
古着屋の商品なのに、ほとんど使用感もなく、特にGジャンによくある袖口のヘタリと、襟の汗染みによる劣化が皆無だった。
ビンテージ加工なので、すぐに着用しても、着古し感が醸し出される満足の一品だ。
この商品にして、この値付けは、古着屋のプロの目利きとしては、いかがなものだろう。
どう考えても安すぎる。定価より高いプレミア価格でも通用しそうだ。
出し渋りの私でも、5000円くらいなら速攻で出すと思う。
もしかしたら、年季の浅い社員かアルバイトが、何の気なしに付けた値段かもしれない。
いずれにしても、ラッキー衝動買いだ。
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