札幌市が全国初の通年営業型カーリング場の建設に乗り出すのをご存知の方は多いと思います。
総事業費約10億円をかけて、豊平区内(月寒体育館に隣接するとか?)に全国規模の大会も開ける4~5シートを備えた屋内施設を建設するもので、再来年春のオープンを予定している。
その通年型のカーリング場の利用予測が「年間6万人」だという。
「年間6万人なんて無理でしょ!」というのが、私の率直な印象だった。
だって、年間6万人=1日約165人でしょ?
そんな人数が毎日のように、カーリングをしに来るのかねぇ?
なんだか国土交通省が試算する空港の利用予測に似ていて「絵に描いた餅」にしか思えない。
この「利用予測」って、どんな算定なのだろうか?
かなりドンブリ感情ではないのか?
いつも、この手の試算を見ると、同じような印象を持ってしまう。
民間企業ではありえない試算だし、もしこのまま試算を通して、結果的に試算を大きく下回れば(試算した)担当者が責任追及させるのは必至だ。
そんなことでいいのでしょうか?真剣に考えるべきである。
今回、札幌市が常設のカーリング場を建設する背景には、有望選手の北海道外流出という現状がある(例、「チーム青森」の主力4選手は道内出身=カーリング場や企業など地元で競技を続けるための受け皿が少ないため、地域を挙げて環境を整備した青森に拠点を移した)
チーム青森の次の世代を担う有望選手が集まる「チーム常呂」(北見市)の4選手は今春、札幌国際大学(清田区)に揃って入学することが決まっている。
このような有望な選手たちに恵まれた環境を提供できるという点でも、札幌市のカーリング場整備は大きな意味を持つ。
もちろん、多くの市民に開放することで生涯スポーツとしての根付きも期待できる。
ただ1年に、6万人の利用予測は現実味に欠けた試算といわざるを得ない。
勝手な推測だが、今のままだと年間6000人(試算の10%)の利用があれば「良し」なのではないか?
カーリング講習を開くなり、イベントを開催するなりして、積極的で継続的なカーリングの普及に努めなければ、先行きは明るくならないと思うのだが…。
総事業費約10億円をかけて、豊平区内(月寒体育館に隣接するとか?)に全国規模の大会も開ける4~5シートを備えた屋内施設を建設するもので、再来年春のオープンを予定している。
その通年型のカーリング場の利用予測が「年間6万人」だという。
「年間6万人なんて無理でしょ!」というのが、私の率直な印象だった。
だって、年間6万人=1日約165人でしょ?
そんな人数が毎日のように、カーリングをしに来るのかねぇ?
なんだか国土交通省が試算する空港の利用予測に似ていて「絵に描いた餅」にしか思えない。
この「利用予測」って、どんな算定なのだろうか?
かなりドンブリ感情ではないのか?
いつも、この手の試算を見ると、同じような印象を持ってしまう。
民間企業ではありえない試算だし、もしこのまま試算を通して、結果的に試算を大きく下回れば(試算した)担当者が責任追及させるのは必至だ。
そんなことでいいのでしょうか?真剣に考えるべきである。
今回、札幌市が常設のカーリング場を建設する背景には、有望選手の北海道外流出という現状がある(例、「チーム青森」の主力4選手は道内出身=カーリング場や企業など地元で競技を続けるための受け皿が少ないため、地域を挙げて環境を整備した青森に拠点を移した)
チーム青森の次の世代を担う有望選手が集まる「チーム常呂」(北見市)の4選手は今春、札幌国際大学(清田区)に揃って入学することが決まっている。
このような有望な選手たちに恵まれた環境を提供できるという点でも、札幌市のカーリング場整備は大きな意味を持つ。
もちろん、多くの市民に開放することで生涯スポーツとしての根付きも期待できる。
ただ1年に、6万人の利用予測は現実味に欠けた試算といわざるを得ない。
勝手な推測だが、今のままだと年間6000人(試算の10%)の利用があれば「良し」なのではないか?
カーリング講習を開くなり、イベントを開催するなりして、積極的で継続的なカーリングの普及に努めなければ、先行きは明るくならないと思うのだが…。