虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

夏の定番

2015-07-31 05:54:42 | 文化
夏になる前に、アロハシャツを3枚購入し、かなりの頻度で着回しています。
着心地もよく、とても快適です。

このアロハシャツ、イメージとしては「ハワイ」なのですが、実は日本に大きく関係していることをご存知でしょうか?

由来は今から90年ほど前。
移民としてハワイに移り住み、サトウキビ畑で働いていた日系人が、日本の着物(和服)をリメイクして作った和柄のシャツがアロハシャツの原点といわれています。

そのため、今でも和柄のアロハシャツがたくさん存在します。
ネット検索すると、続々と出てきます。
※楽天市場で検索すると…
 http://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E3%82%A2%E3%83%AD%E3%83%8F%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%84+%E5%92%8C%E6%9F%84/
いずれも日本の夏にぴったりな雰囲気を持っています。
浴衣のシャツバージョンといった雰囲気のものもあります。

雪駄と組み合わせて、和風でコーディネートしてもいいかもしれません。

アロハシャツに懐かしさと親しみを感じられるのも、そういうルーツに要因があるのかも?

まだまだ元気

2015-07-30 05:58:52 | メディア
タモリがいい味を出している。

昨春で「笑っていいとも」が終わり、その後のレギュラーは「タモリ倶楽部」のみとなった。
時々、NHKの特番に出たりしていたが、雰囲気的には充電していたのだろう。

その後、昨秋から「ヨルタモリ」がスタートし、そして今春から待望の「ブラタモリ」が復活。
やはり世のテレビマンは、タモリを放ってはおかないようだ。

いずれも、タモリの好きな(得意な)分野を生かしたものばかりで、いい味わいを見せている。

個人的には「ヨルタモリ」がオススメ。
かつて人気を博した「今夜は最高」のテイストを残しながら、今風にアレンジ。
相方の宮沢りえがまたいい。

来月で70歳になるとは思えない若々しさすら感じるタモリ。
どの番組でも、随所にタモリの風味が散りばめられていて、食べ飽きしないのはすごい。

まだまだ活躍しそうな気配ですね。
あと5年しても芸能界に君臨してそうな気がしています。

無駄の排除

2015-07-29 09:24:41 | ビジネス
去年と今年で大きく違うのは、時間の使い方である。
物質的な時間の使い方というより、意識付けに近いかもしれない。

去年までは何だか知らないが、結構忙しかった。
それなのに、忙しいのに見合った収入にはなっていないと思えた。
正直、そんな悪循環があり、ジレンマを抱えていた。

そこで、1年くらい前から、徐々に「無駄の排除」に取り組んだ。
決してカネのためだけに仕事をしているわけではないが、だからといって無視できるものでもない。
それで極端ではあるが、カネにならないことは極力しないことにした。

昨年まではカネにならなくても、今後につながれば良いと思って、物事に取り組んできた。
しかし、いつまで経っても、ビジネス(=カネ)につながらない。
おそらく、将来的にもカネになる可能性は無いに違いない。
それに気づいたのだ。
40代半ばにして気付くのは、遅すぎる感はあるが、気付かないよりマシだろう。

昨年の夏から徐々に見直しを図り、昨年末までにほとんどの無駄を省くことができた。
そして、その無駄なことは、大抵が面白くないことだった。どんどん面白くなくなったというべきか。
だから、すっぱり見切る(捨て去る)ことができた。

今年になり、カネにならない仕事は極力しないで、8月を迎えようとしている。
まだ途中経過ではあるのだが、昨年より少しだけ良い感じで推移している。
繁忙期の春も忙しさの中に、幾分の時間のゆとりはあった。
時間と報酬(カネ)のバランスが良くなったというべきか。

物質的・精神的に無駄がなくなり、時間にも余裕ができたのだと思う。
おかげで、物事にメリハリがつけられるようになった。
加えて、適度に休めるようにもなったし、有益な時間の過ごし方ができるようにもなった。

とかく自営で仕事をしていると、いろんな「お鉢」が回ってくる。
自由が利く身だから、やむを得ないのだろうが、ちょっと釈然としない部分もあった。
でも、最終的な実りは何もないことがわかった。
それは物心両方で。残るのは不満と疲れのみ。

もっと「わがまま」に、楽しいこと、そして果実の収穫できるものだけに限ろうと決めた。
そうすると、新たなモチベーションがわき、今までとは違う循環が生まれてくる。

来月から新たなことを身につけるべく、あることにチャレンジしようと思っています。
それもこれも「無駄の排除」「時間のゆとり」のおかげ。

時間に適度なゆとりがあることで、新たなものに興味がわき、時間と財布の許す範囲でチャレンジする。
それこそが自営業(自由業?)のいいところであって、勤めている人たちとは生き方(考え方)が違うのだ。

ただ若いころは、無駄なことをたくさんしておいた方がいいと思いますよ!
今後の判断基準の構築のため、そして経験を増すためにも。
私もそれなりに無駄なことはしてきたつもりですし…。
でも、いい加減にそういうこともいいんじゃないかと思っているわけです。

惜しまれて…

2015-07-28 05:00:00 | スポーツ
幕内の旭天鵬が名古屋場所で大きく負け越し、来場所の十両陥落が確実になり、昨日引退を発表した。

40歳まで幕内で相撲を取っていたのは素晴らしいの一言。
後半の数年は肉体的、精神的に、さぞ大変だっただろう。
でも怪我による休場がなかったのは称賛に値する。

本人は、かなり前から十両に落ちたら引退すると決めていたという。
その美学を貫いた。

ファンなどは(勝手に)十両でも頑張る姿が見たいとかいうのだが、本人の決めていたことだから尊重せねばならない。

まぁ何でもそうだが、惜しまれるうちが華である。
その点では悔いはないだろう。

そういう人は次の人生でも過去を振り向くことなく、前を向いて取り組めるだろう。
これからは部屋つき親方として後進の指導に当たるようだ。
きっと明るい未来があるに違いない。

まずは長い間お疲れ様でした。
素晴らしい相撲をありがとう!

PS、最後の場所で優勝パレードの旗手ができたのもいい思い出になっただろうなぁ。

コンプライアンス

2015-07-26 08:43:20 | スポーツ
かつて日本でも大活躍したプロレスラーのハルク・ホーガンが所属するWWEから解雇された。

解雇理由はかつて差別的な発言をしていることが判明したためとし、ホーガン自身もそのことは認めているようだ。

今から8年も前のことなので今更どうして?と思うが、今やWWEはニューヨーク証券市場に上場をしている大企業であり、株主をはじめとする周囲に対する配慮があったと思われる。
今の言葉でいうと、コンプライアンスということになるのでしょう。

罵詈雑言が飛び交うはずのプロレスの世界でも、そんな窮屈なことになってるんだなぁと再認識した次第。
ちょっと違和感を感じてしまいます。

でもホーガンも還暦を迎える今でも現役で頑張っていることに驚きがあります。
今までかなり稼いだだろうし、肉体に蓄積されたダメージ(度重なる手術)で満身創痍だといいます。
聞いた話だと、普段は車椅子を手放せないとか。

これを機にゆっくりすればいいんだよ。
英雄らしく、優雅な老後を送ってもらいたいものです。

1953 sapporo

2015-07-25 09:15:35 | 文化
写真は今から62年前、1953年の札幌中心部のものです。

西4丁目交差点(現在の4丁目プラザビル)から、東を望んだ写真です。

手前の建物が札幌三越。
その奥に見える塔のある建物は丸井今井です。

三越は重厚感がある建物ですね。
丸井今井(現在の1条館)の外観は、ほぼそのまま残っているようです。

この写真の出典は「Japan's Rising Sun, 1953」
日本語に訳すると「日出ずる国、日本。1953年」になるのでしょう。

1953年(昭和28年)、太平洋戦争が終わった8年後の映像で、日本にいたアメリカ人(?)が撮影したものと思われます。

この年は、3月に吉田茂のバカヤロー解散があり、7月に朝鮮戦争が休戦され、9月にトヨタ自動車が「トヨペット・スーパー」(クラウンの源流)を発売。そして、クリスマスに奄美群島が日本に返還された。

大通公園にテレビ塔が完成するのは、この5年後。
札幌冬季五輪の開催は、この19年後。

社会の成長、経済の発展に伴い、この後札幌も大きく変貌していきます。

夏こそ

2015-07-24 05:05:51 | 健康
暑い夏こそ、よく食べ、よく寝ることだ。

暑さだけでも体力を消耗するし、湿気により体内の水分も失われる。

水分も冷たいものより暖かいものを意識的に摂るようにしている。
例えば、熱いお茶とかホットコーヒーとか。

暖かいものは、胃にもやさしいし、飲んだ後に暑さを吹き飛ばす涼しさを感じるものだ。

同じようなことは、スパイシーなカレーや辛味噌ラーメンなどにもいえる。

真夏に鍋物を食べるのもなかなかいいですよ!
キムチ鍋なんか最高!
ただ夥しい汗が吹き出ますので、タオルの持参は必須ですね。

さぁ今日は何を食べようかな?
中華料理なんかもよさそうだなぁ。
土用の丑にピリ辛の中華料理もなかなかですよ!

新日ブームふたたび

2015-07-23 06:24:54 | スポーツ
現在発売されているNumber882号は「新日本プロレス ナンバーワン宣言」が大きく特集されている。

5月28日から6月25日までおよそ1カ月にわたった新日本プロレス総選挙で、最終的に1位だった棚橋弘至が表紙を飾っている。
ちなみに2位は僅差で中邑真輔。途中まで彼はトップだった。
やはり、この2人が現在の新日の顔なんだろうなぁ。

Numberでは、14年ぶりのプロレス特集らしい。
かつては、それなりの頻度でプロレスを特集してくれてたが…。

最近、新日本プロレス(通称:新日)の人気がすごいという。
昔のように(地上波)テレビ中継もないのに…。
それも日本国内にとどまらず、プロレスの本場・アメリカでも人気が急上昇だという。

今から10年ほど前、新日本プロレスはどん底の時期があった。
そこから地道にリングの内外でプロモーション活動を続け、2012年に親会社がブシロードになり、新日は老舗の風格を取り戻した。

大きな理由として、創業者であるアントニオ猪木からの脱却があると思う。
かつて、新日=猪木の構図だった。
かなり強烈で、毒性のあるカラー(構図)で人気を博した。

しかし、近年の新日からそういうカラーはほとんどなく(薄まり)創業者である猪木イズムやストロングスタイルが源流に流れているに過ぎない。
良くも悪くも影響力のあった創業者離れをして、名実ともに自立したといえるのではないだろうか?

それと見た目も含めて、格好良さの追及もあったように思う。
言い方を変えれば、見せ方の工夫が細部に至るまで施されていると感じる。

試合会場はさながらライブ会場のようだし、遠征はコンサートツアーみたいである。
先日、札幌で始まった真夏の祭典「G1クライマックス」(今年で25年目)も約1か月の長丁場で、全国各地を転戦する。
選手たちは、真夏の連戦でさぞ厳しかろう。
ここらの仕掛けについては、この分野で先を行っていた「ドラゴンゲート」の手法を新日流にアレンジしたのではないか?

あと外せないのは、老舗のチカラとタレント(選手)の豊富さだ。
団体が設立されてから43年。
その間、いろんなことがあり、経営的にも厳しい時代があったといわれます。
それらの苦難を経て、今や我が国最大のプロレス団体に成長したのです。
そして、盤石のポジションを築き上げた。

選手をはじめ、関わるスタッフの弛まぬ努力もあったに違いないが、選手層の厚さ(豊富さ)は他の追随を許さない。
プロレス団体=コンテンツ産業として捉えるならば、魅力的で充実した体制である。
そこに、コンテンツ企業らしいプロモーションの相乗効果がある。流石というしかないほどである。

今後もますます成長していくだろう新日本プロレス。
もしかしたら、そう遠くないうちに、上場企業になるかもしれない。
そうなると、スポーツビジネス的には、ビッグニュースになります。
いずれにせよ「日本のプロレス、ここにあり」を体現する存在として、輝き続けてほしいものです。

ps、正直なところ、最近のプロレスは高度になりすぎて、付いていけないところがあります。
 歳を取りすぎたのかしら?やはり昭和のプロレス(90年代まで)がいいんだよなぁ。

マニアのため…?

2015-07-22 05:42:32 | 乗り物
数日前の北海道新聞の記事より。

~日本一の秘境駅「マニアのため維持すべき?」 JR北海道、廃止の可能性も~

「マニアの方々のためにコストをかけて維持していくべきなのか」
JR北海道の島田修社長は17日、札幌市中央区の同社で開いた記者会見で、鉄道ファンから「日本一の秘境駅」と呼ばれて人気があるJR室蘭線小幌(こぼろ)駅(胆振管内豊浦町)について、廃止の可能性を示唆した。

同社は数年間利用客ゼロだった無人駅の石北線金華(かねはな)駅(北見市)を廃止する意向が明らかになっている。
島田社長は会見で、金華駅に関連して「(小幌駅は)保守が非常に困難。(廃止駅は)利用実績ゼロの場所に絞り込むことはない」と述べた。

JR北海道によると、同駅は渡島管内長万部町との町境にある。
噴火湾沿いのトンネルに挟まれた長さ約80メートルの谷間で、三方が崖だ。車で行くことはできない。
1943年(昭和18年)列車がすれ違うための信号場として設置され、87年に駅になった。
設置当時あった民家は今はない。
普通列車が1日8本停車するが、利用者はほぼ鉄道ファンだけという。<了>

今のJR北海道に、鉄道ファン(=マニア)のために、駅を存続することは難しいであろう。
もっといえば、この際に非採算の路線や、乗客のいない駅はさっさと廃止にすべきだろう。
経営的な観点から考えると、極めて常識的な判断である。

ただそれは経営資源の集約という観点で真っ当な判断であるから、安全確保など運輸事業者の本懐を踏まえていれば問題はない。
昨今のJR北海道は、そこに対する(道民等の)信頼も欠如しているので、話が面倒なのだ。

赤字路線然り、乗客のいない駅然り。
今のチャンスを逃すと、こういうチャンスは巡ってこないぞ。
あとはこれをチャンスと捉えるか否かは、事業者の資質ということになるだろう。

ps、小幌は3度行きました。日本中から集まる人気駅なんですけどね。鉄道マニア限定だけど…。

真夏のつぶやき

2015-07-21 06:11:40 | 社会
先日、大阪の阪急京都線で乗用車が線路を走行し、運転していた高齢者が逮捕された。
パニックになって判断できなくなったのか?
それとも認知なのか?
これからこういう事件が増えそうだ。

新国立競技場の建設計画がゼロから見直されることになったが、総工費が早くも1800億円とか出ている。
どこから出てきた数字(金額)なのか?
こうなった経緯を考慮すると1000億円を割り込まないとダメでしょ。

近年、昭和史のおもしろさに目覚めています。
学校の歴史の授業でもしっかりやればいいのに…。

大相撲の口上じゃないけど「心技体」は人間が能力を発揮するために必要なことだ。
また順番もただ羅列されている訳じゃない。
人間は心(感情・メンタル)がカギを握ると、最近になって痛切に感じる。

ヨルタモリの宮沢りえ、いい感じだなぁ。
良い歳の重ね方をしてるのだろう。
今までいろいろあったのも結果的に良かったのかも。

芥川賞を受賞した又吉「先生」。
彼の書いた「東京百景」もなかなかいいですよ!
「火花」の前に是非。