虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

数字よりもっと厳しい②

2009-03-31 05:21:38 | メディア
昨日の続き

全体的に広告費が減っているが、元気がいいフリーペーパーもある。
スターツ出版は、クーポン付きで店舗情報を載せている「アエルデ」など複数のフリーペーパーを発行している。
09年2月5日に発表した08年12月期(08年1~12月)中間決算短信によると「飲食店等のクーポン付きフリーペーパーを展開している地域情報紙事業においてもほぼ予算を達成している」とあり、「アエルデ」が健闘しているようだ。
また「R25」「L25」「ホットペッパー」などを展開するリクルートは、無料情報紙「EX:JAPON(エクスプレスジャポン)」を09年1月19日に創刊。
30~40歳代をターゲットにした週刊タブロイド紙で、経済関連の記事を載せている。裏面には沿線店舗の広告や特典情報も扱う。
毎週月曜日に東急沿線東横線と田園都市線の渋谷や横浜など主要30駅で配布、発行部数は5万部。現在はテスト段階だが、配布範囲を拡大して4月以降に正式創刊する。
前出のJAFNA専務理事は「新聞や雑誌が扱うのは大企業のナショナル広告ですが、フリーペーパーが扱っているのは主にローカル広告です。ナショナル広告は代理店が扱っているのに対し、ローカル広告は足で稼ぐ営業がものを言います。地域の広告にも多様な分野があるので、元気がいい業種に営業をかければいい。営業力次第で救いようがあります」と話している。
簡単な話、生き残るには、地域密着に戻るしかないようだ!

2000年から急増し、ピーク時は年間200紙も創刊されていたフリーペーパー。
不況で広告が減り、今までの路線の軌道修正を迫られているのは確かだ。

数字よりもっと厳しい

2009-03-30 07:09:02 | メディア
ピーク時は年間200誌も創刊されていたフリーペーパーが、不況の影響で広告が減り、苦境に立たされている。
2008年の広告費は前年比3.8%減で、統計を取り始めた05年以来はじめて前年を下回ったという。
業界関係者からは「広告が入らず、あちこちから悲鳴が上がっている」という厳しい実態が聞こえてくる。

フリーペーパー「情報誌ぱど」を発行している『ぱど』(神奈川県横浜市)は2009年5月発行分から、横浜と埼玉の5エリアで発行回数を週刊から隔週に減らすと、今月3日に発表した。
「情報誌ぱど」は、地域密着型情報誌として1987年にスタート。
現在は家庭配布版の「情報誌ぱど」、ラック設置版の「ぱどタウンマガジン」や、オフィス配布版「ラーラぱど」、モバイル版、Web版があるが、このうち減らすのは「情報誌ぱど」。
配布している部数は1号あたり約110万部。
広報担当者によると、これまでもページ数や部数の見直しを行っていたが、回数を減らすことはほとんどなかった。
「全体的に広告費が落ち込んでいるので、効率よく発行していく」と説明。

購読料を取らないフリーペーパーは広告費で成り立っている。載っている情報はすべて広告だと言っても過言ではない。
電通が発表している08年の「日本の広告費」によると、08年1~12月の日本の総広告費は前年比4.7%減の6兆6926億円。
「新聞」が12.5%減、「テレビ」が4.4%減で、マスコミ4媒体広告費(7.6%減)は4年連続で前年を下回った。
経営が悪化して広告出稿を控える企業が続出したためだ。
フリーペーパーも例外ではない。05年の推定開始以来はじめて前年を割り、「フリーペーパー、フリーマガジン」は3.8%減となった。

日本生活情報誌協会(JAFNA)の専務理事は、こう語る。
「広告が入らず、あちこちから悲鳴が上がっています。電通が発表している3.8%減よりも、実際はもっと厳しいと思います。3月末には1割くらい下がるのではないか。部数、ページ数を減らして何とかやりくりできればいいが、廃刊、休刊もあるだろう」

明日に続く

意図的楽観論

2009-03-29 00:04:00 | 社会
現代のように混沌とした時代には「意図的楽観論」が必要な気もします。

この「意図的楽観論」を、コップの水が半分あるという状況に例えて想定してみます。
この事実に対して、満杯状態を基準として「半分しかない」と思うのか、カラの状態を基準として「半分もある」と捉えるのかで、危機的な状態での心持ちが変わってくるというものです。

気持ちの持ちよう次第で気分が晴れやかになり、幾分前向きになれるのではないでしょうか?

特に近々、隣国からミサイルが飛んでくる危機的状況を想定する上で、いくらか役立つのでは?

さてどうなる?

2009-03-28 08:31:53 | 社会
東京都の石原知事が、昨日の定例会見で、北朝鮮が人工衛星という名の「弾道ミサイル」の発射準備をしていることに関連し、このようにコメントしたという。
「こんなことを言うと怒られるかもしれないが、変なものが(日本の)間近に落ちるなんてことがあった方が、日本人は危機感というか、緊張感を持つんじゃないかな」と。
その上で「(日本人は)まあ大丈夫だ、まあ大丈夫だ(という意識)…で来たわけだから」とも。
外国からの攻撃などに対する国民の危機意識の薄さを指摘したんだろうが、間違いなく批判も出そうです。

また個人的には、ミサイルがどんな感じで北朝鮮から飛んできて、航空自衛隊がどのように迎撃するのか?そして迎撃が不発の場合、その迎撃弾はどうなるのか?
アメリカ軍はいつ迎撃するのか?最後に迎撃された場合、北朝鮮の出方は?
不謹慎極まりないが、大変興味深い4月を迎えそうだ。

春はあけぼの

2009-03-27 06:40:53 | 文化
「枕草子はマニアックなOLの日記」または「キャリアOLのブログ」だという国文学者がいるのをご存知でしょうか?
清少納言が毎日の生活で感じたことを綴ったものが「枕草子」であると指摘しています。

たとえば「春はあけぼの~」は『春は明け方がいいんですよねぇ。(我ながらなかなかいいセンスだと思いませんか?)』みたいな解釈も可能だと。

実際に現代語訳の枕草子を読んでみたら、そのように思えるところが散見できます。
マニアックな見方かもしれませんが、あながち外れていないような気がします。

興味があれば、お試しあれ!

開幕前にぜひ

2009-03-26 06:52:49 | スポーツ
2009年のF1シリーズは、今週末のオーストラリアGPからスタートします。
今季は、車両規定が大きく変わり、スリックタイヤも復活し、改めてチーム・ドライバーの力量が問われるシーズンになりそうです。

また昨年末、世界的な金融不況によりアチコチから参戦継続の件でいろんなウワサが立ち上がり、かねてからの販売低迷などの理由により、ホンダがF1からの撤退を発表。
世界最高峰のモータースポーツであるF1も安閑としていられなくなった状況で2009年シーズンが開幕する。

そこでF1界の「ヒミツ」や「未来」について、多方面から分析した『F1マネー&サイエンスVol.02』が明日発売されます。

内容は下記の通りです。

序章「F1と経済危機」

第1章「マネー&ビジネス」
・F1の放送権料は格安?
・YouYubeを取り締まれ
・F1タバコ広告最後の一服
・欧州系スポンサーがF1に投資する理由
・F1開催候補地の現状を探る
・2008年度版コンコルド協定
・アースカラー初年度は「好評価」ほか

第2章「ビジネス」
・チーム給与総額
・スポンサー収入
・国別スポンサー数
・各国のGPチケット料金
・各国モータースポーツ産業売り上げ
・各グランプリ別テレビ視聴者数ほか

第3章「サイエンス」
・KERSがF1マシンを速くする
・その効果、絶大? フレキシ大研究
・標準ECUを「迂回」せよ
・ナイトレース実現への舞台裏
・世界一級方程式心臓的競争
・「スパコン戦争」勃発
・レース後のマシンはどうなる?ほか

発売は明日(=3月26日)の予定※一部地域では異なる可能性があります
定価~1,200円(本体1,143円)、発行元~㈱イデア、発売元~㈱三栄書房

開幕前にご一読されることをオススメします。

ちなみに今季の虹色仮面予想ですが、ハミルトン(マクラーレン)ライコネン(フェラーリ)アロンソ(ルノー)のチャンピオン経験者が激しくしのぎを削る展開になるように思います。ただハミルトンが乗るマクラーレンの不調も言われていますが、どうなのでしょうか?
彼らに成長著しいマッサ(フェラーリ)クビサ(BMW)らが絡んでくるのではないだろうか?
ダークホースはブラウンGP(旧ホンダ)の2人。
開幕前テストでは好タイムを連発。一躍、台風の目に。デビューウィンもあるかもしれません。

ズバリ、ドライバーチャンピオンはライコネン。コンストラクターズチャンピオンはフェラーリと予想。
また唯一の日本チーム・トヨタは悲願の初優勝が夏までに実現できそうな気がします。

連覇と真打

2009-03-24 18:11:07 | スポーツ
決勝に相応しい痺れる試合で、勝っても負けても納得の試合だったように感じる。
ホントに最高のゲームでした。

改めて言うまでもなく、日本の「野球」はベースボールを完全に凌駕し、世界で最も強いことが明らかになった。
実力で勝ち取った2連覇だから、他の参加国も文句のつけようがないだろう。

この結果を契機に、日本野球の仕組みを真っ当なカタチに変えていってもらいたいなぁと思うのであります。
また今後は韓国、台湾、中国などのアジア諸国と緊密に連携し、世界野球(ベースボール)界での発言力を持ってもらいたい。
このままMLB主導でいっても、アジア諸国にとって進歩はないし、頑張った侍ジャパンの選手たちの苦労は報われませんよ。
観客席で見ていた加藤コミッショナー、頼みますよ!!
今回の結果を喜ぶだけじゃなく、具体的な行動に移さなきゃ。

それにしても、イチローは本人も言う通り「何か持っている」男だ。
10回の打席での集中力とセンター前タイムリーで試合(大会)を決めるあたりは「真打」に相応しいものだった。
ちなみに「真打」とは、「真を打つ」からきていると言われ、昔は夜の寄席での高座の明かりはすべてロウソクで、寄席で最後の演者が落語を終える時に、明かりのロウソクの火を消すためにロウソクの芯を切り落としていた様子から「真打」と伝えられています。
つまり「真打」とは高座で主任(トリ)を勤めることができる実力のある噺家のことを指します。
落語での修業の成果を自分の師匠だけでなく数多くの落語関係者に認められ、たくさんのご贔屓さんができた結果、「真打」となることが許されます。

今回のWBCでは不振を極めたイチローですが、決勝での仕事ぶりを見ていると間違いなく「真打」であったと思えます。

やや話しは脱線しましたが、まずは侍ジャパンのWBC2連覇を素直に祝いたいと思います。
おめでとう!そして、ありがとう!

今こそラジオだ

2009-03-23 07:38:42 | メディア
最近、ラジオについて、取り上げられることが多い。
先日もNHKテレビで「FM40年」を記念した番組が組まれていたし、先月には雑誌「ブルータス」でも特集が組まれていた。
幼い頃からラジオに親しみ、学生時代は深夜放送にネタはがきを送り続け、今でもラジオの現場に関わっている者からすれば、喜ばしいことだ。

しかし、ラジオを取り巻く環境は厳しい。
だが考えようによっては、ハイテク全盛の現代社会にこそアナログなラジオが脚光を浴びるような気もする。
ここが試金石でしょうなぁ。
知恵と工夫次第ではチャンスがあるはず。

ナイタージャンプ

2009-03-22 13:49:02 | スポーツ
昨日は大倉山ジャンプ競技場で行われた今季のジャンプ国内最終戦に出かけてきました。
昨夜は日本女子ジャンプの第一人者・山田いずみ選手の引退試合だったので、記念すべき一戦だったといえます。
パイオニアとしての苦労も多かったでしょうが、あの頑張りは賞賛に値します。
25年間の競技生活、お疲れ様でした。
また1994年リレハンメル五輪ジャンプ団体銀メダリスト・西方仁也さんのお話も聞いてきました。
ps.詳しいことは、今日18時からの「スポーツ応援団」http://www.simulradio.jp/でFMドラマシティの<放送を聞く>をクリックしてください。おそらく18:45頃からお話します。

シュワッチ

2009-03-21 09:49:42 | グルメ
先日、知人に「復刻堂ウルトラサイダー」なる炭酸飲料(サイダー)をもらい、しっかり冷やして飲んでみました。

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ダイドードリンコ 製品カタログ「復刻堂 ウルトラサイダー」HP http://www.dydo.co.jp/products/detail/115 にて