虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

ホットシェフ

2014-01-31 08:48:06 | ビジネス
北海道発祥のコンビニであるセイコーマート。

店内調理で出来立ての食品を販売する「ホットシェフ」(画像:店内の陳列棚)が2014年に130億円の売上げになることを明らかにした。
コンビニ各社が積極出店を繰り広げる中で、競争は一段と激しくなっているが、セイコーマートは競争力のある「ホットシェフ」を強化していくことで全国コンビニと差別化した特徴をアピール、来店客増に繋げていく考えだという。

コンビニ各社の出店競争は苛烈を極めている。
大手5社は、2014年度に全国で4800店を出店する計画で既に消耗戦に入っている。
道内でも大手の出店増によって、店舗新設の初期投資が高くなる傾向にあり、「ちょっとしたスーパーを建設するのと同じくらいの投資が必要になっている」ため、店舗採算の悪化は避けられない状況に入っている。
 
セイコーマートは、こうしたコンビニの同質競争とは一線を画し、強みのある分野を伸ばしていく成長戦略を採用。「ホットシェフ」もその一つ。
 
同社が店舗内で出来立ての「ホットシェフ」を始めたのは1994年。
おにぎりやフライドチキン、フライドポテト、カツ丼やカツカレー、豚丼温玉などをその場で作って販売。
現在は道内1064店(昨年末)のうち約700店に「ホットシェフ」を導入するまでになっている。
 
2013年の売上高は約116億円で伸びが大きいため、2014年には130億円以上になる見通しだという。
道内のみに限った外食産業の統計はないため、正確な数字はつかめないが、道内外食産業のトップはマクドナルドの年間約125億円とされている。
「ホットシェフ」はそれを上回る規模に成長しそうだ。
 
「作りたての温かい食べ物を求める消費者のニーズは高い。1店当たりの伸びも大きいので、力を入れて行きたい」(赤尾昭彦会長)としている。

これからも「セイコーマート」、そして「ホットシェフ」の快進撃は続きそうである。

ps、個人的には、ホットシェフの「カツ丼」が好きなんだよなぁ。

冬あそびんピック2014                                          

2014-01-30 09:15:30 | スポーツ
私が理事を務めているNPO法人北海道スポーツコンシェルジュは、2月8日(土)北海道大学陸上競技場フィールド内で、冬遊びのイベント「冬あそびんピック2014」を開催いたします。

昨年は2月2~3日、創成川公園狸二条広場で「冬あそびんピック」を開催しましたが、今年は会場を変更し、くわえて北海道大学の学生団体「Snow Smile Japan」の皆さんによる「北海道大学・雪合戦大会」と一緒に開催することになりました。

概要は下記の通りです。

日時:2014年2月8日(土)9:00~15:30(予定)
会場:北海道大学陸上競技場フィールド(北区北17西12)
内容:
 ①「なりきり写真コーナー」⇒アイスホッケーのプロテクター等(※)をつけて写真撮影
               ※ キーパープロテクター、グラブ、スティックなど
 ②「スラップショット・デモンストレーション」⇒スポンジパックを使ったデモンストレーション
 ③「ほうきホッケー」⇒草ぼうきを使ったホッケーゲーム(写真)、ホッケー経験がなくても楽しめます!
 ④「ミニスキーレース」⇒ミニスキーでダッシュレースをします。
  いずれのものも、ご自由にご参加いただけます。
  ただし、天候等の状況により、内容が変更になる場合があります。
参加費:無料(雪の中で遊べる格好でご来場ください)                  
アクセス:地下鉄南北線北18条駅より、徒歩15分(駐車場はありません。公共交通でご来場ください)

皆さんのご来場をお待ちしております。

氷の造形美

2014-01-29 09:21:30 | 旅行
札幌市南区の滝野すずらん丘陵公園にあるアシリベツの滝で、今年も「氷瀑」が見られるようになった。

駐車場にクルマを停めて、歩くこと15分。
凍結した滝を見ることができます。
数年前に、この「氷瀑」を見に行きましたが、自然が生み出した造形美に圧倒されます。

昼間でも訪れる人はいるもので、私のほかにも10名ほどが見物者に来ていました。
そして、思い思いに写真を撮っていました。

札幌市中心部からクルマで30~40分のところに、このようなダイナミックな造形美を見る場所があります。
冬季限定の「自然がつくる芸術」なので、機会があればお出かけください。

入園は無料ですが、駐車場代(乗用車400円)がかかります。

画像:数年前に行った時の模様

メダリストによるスケート教室

2014-01-28 11:05:00 | スポーツ
あと1週間ほどで、さっぽろ雪まつりが開幕します。

今年で65回目を迎えます。
近年は雪像見物だけでなく、実際に親しめるものも増えました。

フリースタイルスキーのパフォーマンスが見られる大通3丁目はいつも人でいっぱいです。

また数年前からテレビ塔の真下に位置する大通1丁目には「J:COMひろば」が設けられます。
大人気のスケートリンクがあり、大人から子どもまで街中スケートを楽しんでいます。

開催期間:2013年1月29日(火)~ 2月11日(月・祝)
営業時間:1月29日(火)~ 2月4日(月)10:00~20:00
     2月5日(火)~ 2月11日(月・祝)10:00~21:00
利用料金:大人500円、小人300円(貸し靴料込み)

今年は、アルベールビル冬季五輪の銀メダリスト・伊藤みどりさんによるスケート教室も開催予定とのこと。
詳しくは下記HPでご確認を。
http://www.myjcom.jp/user/event/snowfes.html?cid=my_user_contents_txt002

日帰り温泉

2014-01-26 09:20:22 | 健康
24日(金)のこと。
午後から札幌近郊の温泉地へ身体を癒しに行ってきました。

正月休み(2日)以来(有難いことに)休みもなく働きづめで、身体もだいぶヘタってきた。

しばらく、1日フルに休みが取れる状況ではないので、半日でも時間が空けば(日帰り)温泉入浴に行こうと思っていたのですが、気付けば24日になっていました。

決して暇ではなかったのですが、昼で仕事を強制終了して出掛けることにした。

マイカーを約40分走らせ、硫黄の匂いがする、いかにも温泉(湯治場)である場所に到着。

入浴料を支払う。700円。
常温の水を含み、脱衣する。

浴場に入り、身体を洗い、湯船に浸かる。
おもわず「おぉー」と心の叫びが出る。

しばらく浸かっていると、頭からじんわり汗が出てきた。
ひと汗が出たところで、一旦上がり、休憩室で1時間ほど昼寝。
至福のひと時。

このときがたまらなく好きだ。
日本人であることの喜びを感じる。
そして、190万人都市の近郊(各地)に、このような天然温泉があることに感謝。

昼寝から起きて、再度入浴。
もう一度、汗がじんわり出てくる。
デトックス(解毒)効果はいかほどに。

少なくても、精神面では充分に保養にはなった。
なんだかんだで、その温泉に3時間半ほどいて、心身の休息に充てた。

これからも多忙な日が続く。
ささやかな贅沢(温泉入浴)を時間があれば楽しみたい。

ディテール

2014-01-25 09:19:19 | 文化
ディテール。
英語で記すと<detail>
意味は「全体の中の細かい部分。細部」とある。

ファンやマニアと呼ばれる人たちは、そのディテールに喜びを感じ、思い思いに楽しむ傾向が強い。

先日、あるラジオ番組で昭和のプロレスについて投稿があった。
昭和のプロレスに夢中だった私は、手を休めてその話題に聞き入っていた。

その投稿で「ジャイアント馬場」(写真、故人)についての話題になったのだが、その内容がどうにもおかしい。

「馬場が藤波とタッグを組んで…」という内容。

この2人、日本プロレス時代に同じ団体に居たが、タッグを組める立場ではなかった。

馬場とタッグを組むのなら、古くは吉村道明、そして後年はジャンボ鶴田あたりが挙がってくるはず。

余談ですが、その後藤波は(師である)アントニオ猪木を慕って新日本プロレスへ。
そして、馬場は1972年10月に全日本プロレスを設立。
やがて、力道山ゆかりの日本プロレスは崩壊していく。

投稿した人の勘違いなのか?
それとも(放送作家などが作った)作り話なのか?
そこらは知る由もないが、どうにもしっくり来ない。

幻のタッグチームとかの切り口ならありえなくもないが、身長209cm超の馬場と180cm少々の藤波のタッグはバランスも良くなく、2人のタイプもどう考えても交わらないはずなので、魅力的でもない。

一般のリスナーからすれば、どうでもいいことだが、熱中して青春期を送った身としては釈然としないものがあった。
まぁファンやマニアとはそういうもの。
とくにスポーツにおける「B級グルメ」的なポジションのプロレスでは、そういうディテールにはこだわりたい。

番組担当者(制作も含め)詳しい人がいなかったのだろうが、作りこみを考えると、だれか単発のブレーンを置いても良かったのではないか?
もし、よかったら安価でお手伝いしますよ!
半分冗談、半分マジ…。

今日は昭和プロレス・ファン(マニアに近い)であるオッサンの愚痴でした。

全然ダメだって

2014-01-24 10:18:44 | スポーツ
総合型地域スポーツクラブをご存知でしょうか?

この総合型地域スポーツクラブは、日本における生涯スポーツ社会の実現を掲げて、1995年より文部科学省が実施するスポーツ振興施策の1つである。
幅広い世代の人々が、各自の興味関心・競技レベルに合わせて、さまざまなスポーツに触れる機会を提供する、地域密着型のスポーツクラブをいう。
文科省のスポーツ振興基本計画では「全国各市町村に少なくとも1つの総合型地域スポーツクラブを置く」としている。
平成20年度に同省が行った調査によると、平成20年7月現在、全国1046の市区町村において総合型地域スポーツクラブが既に創設ないし創設準備段階にある。

仕事柄、行政のスポーツ担当の方たちと話しをする機会が多いのだが、その担当者たちは口々に総合型地域スポーツクラブは「全然ダメ」だって言うんだよなぁ。

前述のように多世代・多種目の地域に根ざしたクラブを志向する理念はいいが、実際はそれが実現できているクラブがかなり少ないから「全然ダメ」って評価になってしまう。

やはりハード(施設)優先、ソフト(人づくり)後回しの施策が、このようにさせたといえる。
なんでもそうだが、人があっての施設であり、システムなのだ。
そして、行政のスポーツ担当者と教育委員会(文科省の窓口)の温度差も感じる。
いわゆる縦割り行政の弊害ってやつだ。

総合型地域スポーツクラブはやり方次第では、かなりの可能性があるだけに勿体ない気がする。
ただ、今の状況からすると、地域に根ざして生き残っていけるのは、おそらく2割ほどなんじゃないかと思う。




明と暗

2014-01-23 09:46:45 | 社会
今日は対象的なもの、そしてそこに生じた明と暗について。

まず「明」から。

JR九州は1月21日、豪華寝台列車『ななつ星in九州』の第4期出発分の募集について、1月20日までの予約受付状況を発表した。
第4期の運行は8月から11月までの14回実施する予定。
募集は1月4日から開始しており、2月28日まで受け付ける予定。
『ななつ星』編成の部屋数は14部屋のため、第4期全体で提供する部屋数は196部屋になる。これに対して申し込みの受付数は1月20日時点で3570件。平均倍率は18.2倍となった。
これまでの最終平均倍率は、2013年10~12月出発分の第1期が7.27倍、今年1~3月出発分の第2期が9.6倍、4~6月出発分の第3期が9.0倍だった。第4期は現時点で前期の最終平均倍率の約2倍となっており、過去最高を記録している。
第4期は2013年10月の運転開始後初の募集で、運転開始前後に大々的に報道され、一般の認知度が高まったことが背景にあるとみられる。

続いて「暗」について。

JR会社法に基づく初の監督命令など3つの行政命令を通知した国土交通省は21日、JR北海道に対し今後5年間監査態勢を継続する異例の方針を打ち出した。
過去に命令を出しながら指導が行き届かず今回の事態を招いたとの反省からだ。
太田国交相は記者会見で「輸送の安全が阻害され、自助努力による改善が難しい」とJR北海道の組織体質を批判したが、命令の実施状況をチェックする国交省も監督官庁としてのあり方を問われている。
「鉄道事業者としてあってはならない異常な事態が続き、基本的な資質が一から問われている」
国交省での会見の冒頭、太田国交相は相次ぐレール検査データ改竄などを挙げ、JR北海道を取り巻く危機的な状況をこう総括した。
会見では、昨年9月からの特別保安監査の結果に基づいて国交省がまとめた「JR北海道の安全確保のために講ずべき措置」と題する冊子が配布された。冊子では、昨年9月の貨物列車脱線事故直後に行われたデータ改竄について「鉄道事業者としてあるまじき重大な問題。絶対容認できない」と厳しく指弾。
JR北海道が講ずべき措置として、第三者による安全対策監視委員会(仮称)の設置、安全管理の再構築、技術部門の業務実施体制の改善などを指示した。
国交省としても設備投資支援の前倒しや関係法令の厳格な適用を行うと表明。
その一環として、太田国交相は「(改竄について)北海道警に刑事告発の相談をしている」と明らかにした。

俗に言う「三島会社(北海道、四国、九州)」として、厳しい条件下で出発したのに、出発から25年以上が経つと大きな隔たりが出来てしまった。

JR九州の『ななつ星』は日本初のクルーズトレインとして、九州の各地を巡り、その土地が有する魅力を伝え、地元経済(特に観光関連)には大きく貢献していくだろう。
また九州の皆さんも「地域の誇り」として『ななつ星』を歓迎しているようだ。
加えて、テレビや雑誌などメディアでの露出も多く、より一層人気は高まっていくだろう。
この好循環は他の部分にも波及していくに違いない。

対して、JR北海道は一連の不祥事により、観光関連にも少なからず影響が出始めているようだ。
私を含めた道民も怒りを通り越して、呆れているのが実情だ。
ただ路線がなくなることで生活に支障が出る住民もいるので、簡単に潰すわけにもいかない。
もはやJR北海道は「地域の恥」であり、同じ道民として情けなさが募るばかりだ。
JR北海道の体質改善には、5年から10年単位の時間を要するだろう。
当面は国交省主導で物事を推進していくが、これからもビックリするような事態が明らかになるだろう。

やはり組織は人なんだよなぁ。
そこに居る人間の志の違いが行動になり、やがて大きな差が生じるのが、この2社を比べると見えてくる。

ネット時代のビジネス

2014-01-22 09:25:14 | ビジネス
先日、おもちゃ専門店の札幌地区1号店が閉店しました。
また近所の古本販売店も今月末で閉店するとのこと。

分野は異なるが販売低迷が理由と思われる。
そして、どちらもインターネットで購入が可能な分野。
楽天やAmazonなど挙げればキリがないくらい選択肢がある時代になった。

また、スポーツ用品においても、店舗に実物を見に行き、インターネットで購入する消費者が増えているようだ。
ある店舗のマネージャークラスの方に聞いたので事実だろう。
店舗は実物サンプルが置いてある場所になりつつあるのだ。

こうなるとインターネットで販売できない商売が強みを見せてくる。
サービス業などはその最たるもの。

私のようにスポーツ関連の企画を作ったり、販促支援等をしている仕事は、インターネットに駆逐されることもないから、当分はその脅威に怯えることもなさそうだ。
インターネットというか人工知能が企画を練ったりするようになれば話は変わるが…。

とにかく大抵の商品(物販)は、インターネットで買えるようになった。
通常の店舗物販に比べ、人手でも最小限で済むから、効率も極めていい。
ある意味、自然な流れである。

100周年記念

2014-01-21 09:29:20 | 健康
数日前の北海道新聞の記事より。

~日帰り入浴券 限定で半額~「2年かけて恩返し」

来年1月30日に、開業100周年を迎える支笏湖の丸駒温泉旅館が、日帰り入浴券を半額で販売している。

同旅館は大正4年(1915年)に開業した秘湯の宿。
足元から直接温泉が湧いている「天然露天風呂」が自慢だ。

同旅館では今年から来年にかけて、100周年を記念した企画を実施。
通常1万円の12枚つづりの入浴券を5千円で販売する。限定300冊。

同旅館の佐々木義朗総支配人は「地域の皆さんに支えられて100年を迎える。今年から2年間かけて、恩返ししたい」と話している。

入浴券は、同旅館と支笏湖温泉街の飲食店メメール、JR千歳駅前の観光案内所ミルで販売。
問い合わせは同旅館(電話)0123-25-2341へ。<了>

こりゃ買わなきゃ損だなぁ。
売り切れる前に買わないと!

画像:丸駒温泉旅館