虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

箱根駅伝の功罪②

2009-12-31 04:37:23 | スポーツ
昨日の続き。

現状で世界のマラソン界が、スピード重視の傾向になっている中、育成時期に当たる大学生に20km前後のスペシャリストを育成するハードスケジュールを科すことや、駅伝重視の傾向が強くなっていることに各所から批判が出てきている。
箱根駅伝人気に火がついた80年代後半以降の選手には、箱根駅伝においては怪物的な記録を出したものの、社会人になってから「箱根駅伝で燃え尽きてしまった」選手が見られた。その典型として、早稲田大学の渡辺康幸や山梨学院大学のオツオリなどが挙げられ「箱根燃え尽き症候群」と揶揄されることに繋がっている。

ただ世界中の若いランナーが、日本発祥の駅伝を代表する「箱根駅伝」に出たいがために、日本に留学してくることは日本長距離界には大きなチャンスになって然るべき。
にもかかわらず、イマイチな現状があるのはどこか改善する余地があることを指しているといえる。
世界中を見ても、これだけ素晴らしい環境で走れる場所(国)はそんなにないだろう。
このような良好な環境にもかかわらず、日本長距離界のレベルアップが一向に進まないのであれば、今後の「駅伝」も含めて、長距離選手の育成方法のあり方を考え直さなくてはならないだろう。

今回は近年の箱根駅伝を見ていて、痛切に感じることを率直に言わせてもらった。

箱根駅伝の功罪

2009-12-30 04:31:20 | スポーツ
毎年正月の2日と3日は、テレビで箱根駅伝を見ることにしているスポーツ大好きオヤジである私。
正月は「これを見なければ」というほど、馴染み深い正月のスポーツイベントになった箱根駅伝。

テレビ関係者に言わせると、テレビ不況になっている中では異例ともいえる毎年20%以上の視聴率を稼く優良コンテンツだという。
ただ、この大会は関東学生陸上競技連盟が主催するローカル大会なのをご存知だろうか?
しかし、関東インカレ・日本インカレ・全日本大学駅伝を凌駕する知名度と人気を誇る。
この人気も、1987年に日本テレビが生中継を開始してから徐々に上昇し、今や全国区の人気を得るまでになった。

しかし、近年では日本の男子長距離界に及ぼす功罪も指摘されている。
とくに、外国人留学生が出場できるようになった1980年代後半から、レース全体のスピードアップが進んだ。
そのため、今でも留学生起用に対しては、現在でも賛否両論が多いのは事実だ。
外国人選手の起用制限も論議されるが、制限事項を設けることは国際化の流れに逆行するという意見もある。
ただし、外国人選手と日本人選手との能力差が大きい場合もあり、その不公平感解消の為にも制限は当然とする考え方も存在している。

マラソンなどで華々しい活躍をする近年の女子長距離に比べて、男子長距離が近年低迷している理由を「大学が箱根駅伝にとらわれすぎている」と指摘する関係者もいて「箱根駅伝不要論」を展開する者まで出てきた。

続きは明日。

蒸し蕎麦

2009-12-29 00:25:03 | グルメ
昨日に続いて蕎麦ネタを。

「もり」「ざる」などは、今でも蒸籠(せいろ)にのせられて出てくる。
それは元々、蒸籠で蒸した蕎麦を食べていた風習の名残だといわれる。

では、生蕎麦を蒸籠で蒸して、食べてみたら、どんな感じなのだろうか?
普通に茹でた蕎麦とは、ちょっと異なる食感なのは想像できるが、スーパーなどで売られている袋に入った「茹で麺」みたいなものだろうか?
それとも、もっとほんわか・ふんわりした何とも言えない味わいなのだろうか?
漫画の「美味しんぼ」では、ボソボソしていて決して美味くはないと評しているのだが…。

当時のレシピを再現して、時期限定でもいいから出してみるのも一考ではないか?
知人の蕎麦屋さんに「メニューにしたら?」と打診してみようっと。

まずは自らチャレンジしてみるのもいいかもしれない。
みなさんも興味があれば、是非どうぞ。

年越そばを食す前に・・・

2009-12-28 06:59:16 | グルメ
年越そばを食す前に、ちょっと薀蓄話しを。

江戸時代までは蕎麦掻や蕎麦煉りと言って蕎麦粉を熱湯で練って餅状に汁をつけて食べていたが、慶長年間(1596~1614年)に細長い蕎麦「生蕎麦」が登場し、元禄年間(1688~1703年)に小麦粉つなぎに使い「蕎麦切り」という現代の蕎麦と同じものが出来、安永年間(1772~1781年)に定着したといわれる。

寛文四年(1664年)に蕎麦屋の屋台が浅草で始まったと言われ一杯が6文、剣客商売の時代である明和安永年間(1764~1780年)以降は16文に定着した。
最初は蒸籠(せいろ)で蒸した「もり」(現在の「もり」「かけ」が蒸籠に乗って出てくるのは、その名残)だが、上から汁をかけて食べる「かけ」が主流になった。寒い時期は温かい「かけ」が好まれたようだ。

他のメニューは江戸後期には天麩羅蕎麦、花巻(もみ海苔をかけた蕎麦)、玉子とじ、しっぽく(玉子焼き、蒲鉾、椎茸、くわいなどを乗せたもの)、御膳大蒸籠があったそうだ。
そして、天明年間(1781~1789年)のはじめに、大坂から来た者(利助?)が江戸に天麩羅を伝えたと言われている。

時代の流れを味わいながら年越そばを食し、今年を振り返り、来年に思いを馳せるのもオツなのではないだろうか?食った気がしないかぁ~。

ピンチ

2009-12-27 05:27:05 | スポーツ
来たるバンクーバー冬季五輪の日本選手団が100名を割り込みそうだ。

ウインタースポーツ競技者を取り巻く環境がとても厳しいのと、裾野が広がっていないことの影響が出ているんだと思う。
またウインタースポーツ=マイナーという図式になっているため、支援者も出にくい状況だし、競技続行にもカネがかかる傾向があるので、昨今の経済状況ではしんどいだろう。

徐々に建て直ししないと、このまま廃れてしまうかも。
できるところから、何か対応していかないと。
ちょっとしたアイディアはあるから、年明けから具現化していくかぁ。

欧州仕込みのECOカー

2009-12-26 06:20:35 | 乗り物
写真の車両はドイツ・フォルクスワーゲン社の「ポロ・ブルーモーション」
欧州複合モード燃費は30.3km/リットル、CO2排出量は87g/kmで、電気自動車や燃料電池車を除けば、世界一環境性能の高い性能を有する。

ブルーモーションというのは、ドイツ・フォルクスワーゲン社が最新のコモンレール・インジェクションを採用したターボディーゼル「TDI」で、この「ポロ・ブルーモーション」はブルーモーションの2世代目エンジンを搭載。

新開発1.2リットル直3ターボディーゼル(75ps)には、アイドリングストップ機能、エネルギー回生ブレーキ、低転がり抵抗タイヤ、10mm車高ダウンのサスペンション、エアロパーツ、アンダーフロアの整流パーツ、フロントグリルのフラッシュサーフェイス化など、徹底的に走行抵抗を減らす工夫が凝らされている。

車重も1150kgに抑えられ、昨今の軽量コンパクトの流れに沿ったもの。
まだ確定ではないが、2010年には日本導入も予定されている。

トヨタのハイブリッド軍団に勝る燃費&環境性能を持つ欧州仕込みのモデル。
自動車ファンとして、是非導入してもらいたい。
ちなみに、ドイツ本国では約215万円とのこと。
日本国内で販売されるなら230~240万円か?

北海道遺産

2009-12-25 04:19:36 | 文化
北海道遺産ってご存知ですか?
この北海道遺産は、北海道に関係する自然・文化・産業などの中から、次世代へ継承したいものとして北海道遺産構想推進協議会が選定した有形無形の財産群で、現在52件が選定されている。

身近なところでは、札幌時計台、豊平館、清華亭など開拓使時代の洋風建築や江別のレンガ、また面白いところでは、ジンギスカンやモール温泉なども含まれています。

全52ヶ所巡りなんていうのもいいかもしれませんね。

公式サイト http://www.hokkaidoisan.org/

もういいでしょう?

2009-12-23 07:07:07 | メディア
写真の方が出ているラジオ番組について。

何十年も放送されている名物番組だが、最近(ここ半年~1年くらい)写真の方の「呂律」が回らず、何を言っているか判別できなくなってきた。

あんな状態で、番組を続ける意味はあるのだろうか?
放送局やスポンサーは、何も言ったりしないだろうか?

誰かが肩を叩いてあげたらいいんじゃないかねぇ。
ある意味、ユニークな番組になっているから、マニア心はくすぐるが、聞きづらいことは間違いない。

本人曰く、歯の治療をしているせいとのことだが、どう考えても老いが原因だと思う。
どちらにしても、話し手として望ましい状況ではない。

いつまで番組が続くのか?
もっと呂律が悪くなるのか?
興味は尽きない。

大人気なんでしょうが・・・

2009-12-22 06:14:44 | 文化
ある日のニュースより
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091216-00000004-oric-ent

今年もっとも目立った子役ですが、どこもかしこも彼を使いすぎだって。
二匹目のドジョウは、そんなにいないと思うけどなぁ。
だったら、新たなキャラクターを見出すくらいの気概を持って欲しいなぁ。
どうにも、安直過ぎるような気がする。

彼に限らず、最近は一過性のブームを生み出しては、翌年になったら忘却の彼方へ…ということが見られます。
もういい加減にそんなことはやめましょうよ!

最後に、日々頑張っている彼には心より「アッパレ」です!

ゴン中山

2009-12-21 05:59:30 | スポーツ
移籍先が注目されているが、コンサドーレ(札幌)かロアッソ(熊本)になりそう。

できればコンサドーレに来て欲しいなぁ。
さすがにレギュラーは厳しいだろうが、スーパーサブでいるだけでお客さんが来るのでは?

またコンサの将来のために、彼の経験やスピリットを生ぬるいコンサの若手に注入してもらいたい。
今のコンサには、彼のような刺激になる存在が必要だ!