虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

明らかにEVの乗り味

2017-03-31 08:22:34 | 乗り物

先日、仕事の合間にプリウスPHVの試乗をしてきた。

PHVとはプラグイン・ハイブリッド・ビークルの略称であり、充電ができるのが特徴。ハイブリッドとEV(電気自動車)の狭間に位置するポジションになる。

試乗した時間は約10分。正直言って、あっという間だ。

まず見た目は、普通のプリウス(現行型・4代目)よりカッコいい。概ね市場の評価は良いとのこと。プリウスもこのようにすればいいのに…。そう思えた。おそらくMC(マイナーチェンジ)で、そのようなテイストを盛り込んでくるだろう。

さて試乗。乗った日は比較的暖かくて、天気も良かったため、終始EVモードでの走行。

やはりスムーズでスルスルと加速する。内燃機関とは明らかに異なるトルク感とレスポンスの良さは癖になる。でもノートe-POWERのような強烈な印象は残らず。やはり軽さ(車重で約300㎏)の違いかなぁ。

このプリウスPHVは約1.5tの車重があるため、普通のプリウスよりやや重厚感のある乗り味に感じた。さすが諸々入れて350万円以上するクルマですね。

この車種には4WDがなく(FFのみ)価格も高めであるため、道内での反響はイマイチだとか。

もし、このクラスのクルマ(新車)の購入を考えていて、雪のない地域で暮らしているなら選択肢に入るだろうが、札幌圏のような雪国では厳しいのは否めない。道内なら雪が少なめの道南地域ならアリかもしれない。

機会があれば、1日じゅう乗り回してみたい。


制限すべきじゃないのか?

2017-03-29 08:11:23 | スポーツ

甲子園球場では「センバツ」が開催され、毎日熱戦が繰り広げられている。

そのためか、先発投手が150球以上の投球するケースがみられる。中には試合の決着がつかず、200球に達することも…

そのこと(過度な投球数)自体も気になるが、試合後に監督が「ほんとによく投げてくれた」と褒めているコメントがもっと気になるのだ。

勝負事だから、勝つために懸命なプレイをするのは当たり前ではあるが、とても素晴らしいことだ。それを監督が称賛するのも良くわかる。

しかし、プレイするのは成長過程にある高校生だ。とくに肩やひじは消耗する部位だ。その子たちに尋常ならざる投球数を投げさせることに疑問(疑念)を感じないのか?やはり1試合当たり100球程度に制限すべきだろう。物足りないくらいがちょうどいい。

高校野球は(昔から)優れた選手に依存する傾向がみられる。でもチームスポーツならば、優秀な選手に依存するのではなく、全員で戦うものではないだろうか?

海外のスポーツメディア(関係者)は、高校野球では「当たり前の状況」をかなり奇異なものに映っているらしい。外国人じゃなくても、日本人でも違和感を感じている人は少なくないはず。

高野連もいい加減、対策を講じるべきじゃないか?高校野球は競技スポーツの体を成した教育(の一環)なのだ。それを考慮すると、今のままで良いとは思えないはず。

早急な対応を望みたい!


指定射撃場

2017-03-28 07:33:04 | スポーツ

昨日の話題の続き。

会場の西岡バイアスロン競技場には、写真のような看板も。地味に建てられた小さな看板だが、バイアスロン競技にとっては重要な意味を含む看板である。

簡単な話、この大会競技者に限り、実弾の使用を認めるということ。

バイアスロンの競技関係者に聞いたことがあるが、国内の練習拠点で実弾使用ができないのは国内での練習(強化活動)において大きな障壁になっているという。なので代替の光線銃などでの練習になるが、やはり実弾とは異なるという。

法律があるのだから、仕方がないと言われてしまえばそれまでだが、こういう障壁が競技の普及や強化の妨げになっているのは間違いない。

事情は異なるが、ソリ競技(ボブスレー・リュージュ・スケルトン)の練習拠点も、国内には長野(98年冬季五輪の会場=通称スパイラル)しかないのだが、次のシーズン(2017~2018)から使えない可能性が高まった。

理由としては、施設稼働や維持管理の費用が嵩み、管理をしている長野市は数年前から閉鎖を希望し、国も資金援助を打ち切る方向であるため。確かに収益バランスは悪く、競技者も少ないのだから、そう判断するのも真っ当といえる。

しかし、そうなると国内練習拠点がなくなることを意味する。これでは強化どころの話ではない。

こういう環境に置かれた競技をどう扱うのか?大胆な施策としては「選択と集中」が必要なのではないか?

スポーツ庁が中心となって、真剣に議論しなくてはならない状況だと思う。 


一所懸命

2017-03-27 08:00:20 | スポーツ

ちょうど一ヶ月前に話題にしたIPCノルディックワールドカップ。

先週火曜(21日)に西岡バイアスロン競技場へ行ってきました。この日からはバイアスロン競技。

ハッキリ言って盛り上がりに懸念がありましたが、平日なのにもかかわらず、まずまずの観客が来ていました。

とはいえ、近隣の小学校や市内の福祉系学校から学習(動員)があり、純粋な観客は100~150人程度か?

でも、もっと少ないと思っていたので、一般市民のパラスポーツへの関心が高まりつつあるのを感じました。

観戦無料(+無料シャトルバスあり)というのもよかったのかな?

3月下旬ということもあり、雪質はあまり良くなかったですが、そんなコンディションの中、懸命に滑走する姿が印象的でした。

とくに座位(シッティング)は凄みすら感じました。車椅子代わりのチェアスキーを上腕を中心に駆使し、坂道を駆け上がる。私は間違いなくできませんね。

またワールドカップだけあり、レベルが高い。当たり前ではありますが、想定していたよりハイレベル。初めて見ても、満喫できます。

機会があれば、また見に行きたいね。


大胆にやれば・・・

2017-03-26 07:30:31 | 社会

ふと思いついたこと。

北海道は北欧のような自治を推進すべきではないのか?

とりわけ福祉と教育に力を入れ、誰でも暮らしやすい社会システムの構築を目指すべきじゃないのかって。

例えば、道民税は大幅アップになるが、義務教育終了までと年金受給者は病院が無料、そして公立学校は無償になる。他にも公共サービスの無償化などの特典もある。

しっかり計算しなきゃいけないが、それくらい大胆な施策を取らないと将来への展望を描けないのではないか。

大国(国内視点なら大都市圏)にはないロジックの導入をしたら、魅力的な地域になり、移り住む人たちも増えるのでは?

気候風土も似ているから、良いところは模範にしつつ、地域性を踏まえアレンジしたらいい。

ちなみに、北海道はフィンランドとほぼ同じ人口。緯度はフィンランドの方が北に位置する。

今後の人口減少を見越し、450-500万人で試算すればいいだろう。こういう施策に反対し、離れる人も出るだろうが、そこは割り切るしかない。これが行政(役人)が苦手にする考え方なんだけど・・・。

誰か社会的に影響力のある人が提言してみたら?私には人望も影響力もないから無理だけど。北海道の本源的な魅力(価値観)作りは今からでも遅くはないぞ!


気概と知恵

2017-03-25 08:08:19 | 社会

数日前、用事があって当別町へ行きました。

その帰りに踏切で撮ったもの。学園都市線(札沼線)ですね。

ご存知の通り、道内のJR路線は軒並み赤字で、札幌圏も厳しい状況であることが昨年11月に明らかになった。

このままだと、数年のうちに鉄道部門の経営が立ち行かなくなり、在来線は統合・整理されていくだろう。

国鉄が分割民営化され、ちょうど30年。

その間、社会情勢も変化し、JRを取り巻く環境も変わった。

地域住民による支援なくしては、維持していくのもままならない時代になった。

おそらく、JR四国でも同様な問題に直面するだろう。すでに直面しているのかも?

人口密度が低く、乗客が増えない路線や地域では避けられない問題。地域のまちづくりを考える良い機会にしないと。

ピンチはチャンス。

厳しい現実から逃げてばかりだと先は見えてこない。切り開く気概と知恵の勝負である。


大スターを懐かしみ

2017-03-24 07:29:18 | 文化

この前の日曜(19日)は朝から小樽へ。

午前中に小樽市内での仕事を済ませ、午後はある場所へ。

その場所は小樽港マリーナにある石原裕次郎記念館。

今年は昭和の大スター石原裕次郎がこの世を去って、ちょうど30年目。生きていたら、今年12月で83歳になる。

そして、この記念館も8月末で閉館することが決まった。1991年の開館から26年、施設の老朽化などの理由で閉館される。

まだ行ったことがなかったので、混む前に行ってきました。行ってみたら、私より年輩の方々がチラホラ。

裕次郎の足跡を辿りながら、ゆっくりと見ました。

年代的にテレビドラマ(太陽にほえろ)での裕次郎のイメージがほとんどで、西部警察はどっぷりハマりました。札幌市内でのロケも見たのは良い思い出です。

その前は映画俳優として日活黄金期を支え、歌手としても長らく活躍。また趣味のヨットにも没頭していた印象が残っています。

晩年は度重なる病との戦いで、52歳の若さでこの世を去りましたが、多くの人たちの記憶に残っています。

この記念館、見所はたくさんありますが、やはり希少価値の高いクルマ(のコレクション)でしょうか?いずれも程度よく保存されており、見惚れるくらいでした。

あと印象に残ったのは、本人の運転免許証。生年月日が1週間ほど違っています。昔はこのようなズレは良くあったみたいですが、現代に生きる者にとっては新鮮でもあります。

書き切れないほど魅力的に満ちた記念館でした。あと5か月の営業です。機会があれば、足を運んでみたらいかがでしょうか?


盤石の安定感

2017-03-22 07:55:47 | スポーツ

新横綱・稀勢の里が強い。

強いし、安定している。そして落ち着いており、慌てない。

脆さが見えた大関時代とは別人のようだ。

やはり、精神的な安定がこの成績をもたらしているのは明らか。また同郷の弟弟子・高安の頑張りが刺激になっているようだ。

加えて、先輩横綱たちは好調とは言えず、白鵬は早々と休場した。すべて良い方向へ行っているのだろう。

このまま進むと、兄弟弟子で優勝決定戦もありうるのではないか?全勝での決定戦対決を見てみたいね。

ps.賛否両論あった稀勢の里の横綱昇進が間違いじゃなかったことに、相撲協会はほっと胸を撫で下ろしているだろうなぁ。


解体へ

2017-03-21 06:25:32 | 社会

Responseの記事より。

あちこちで大規模工事がすすむ東京の渋谷駅周辺。山手線電車から見える宮下公園にもいよいよ再整備のメスが入る。この人工地盤の直下にある渋谷駐車場は、3月末で閉鎖。「2020年東京五輪を迎えるにふさわしい公園」として生まれ変わる。

山手線・埼京線・湘南新宿ラインの築堤と同じ高さの宮下公園は、東京五輪が開催された1964年ごろに、線路と暗渠化した渋谷川の間に人工地盤を設けたかたちで供用開始。その直下の地上部分に駐車場ができた。現在の渋谷駐車場には、こんな掲示板がある。

「新宮下公園整備工事着工にともない、渋谷駐車場は平成29年3月31日で休業するため、購入したプリペイドカードは渋谷区役所前駐車場で利用を」

渋谷駐車場は現在、286台収容でき、24時間営業・年中無休の駐車場として30分310円で稼働。3月8日の午後には「NHKも近いので、芸能人などが利用する姿もたまに見る」と係員が教えてくれた。

「もともと渋谷区の所有。3月末にいったん閉鎖する関係で、定期(1・3・6か月)ユーザーなどは、ちょっと遠いけど渋谷区役所前公共地下駐車場などへの移行を紹介している。区役所前の月極駐車料金は全日はひと月5万円を超えるけど、夜間限定であれば2万円弱とあって、移ってくれる人もいる」

現在の宮下公園周辺は、日々変わっていく渋谷の街のなかで、時代が止まったよう。「のんべい横丁」は一時期の新宿ゴールデン街を想わせ、昼はアルコール度数強めの缶チューハイと弁当を口にする夜勤明けと思しき人の姿もある。

美竹通りと明治通り(都道305号)が交差する宮下公園交差点付近は、ストリートダンスを練習する男女、ボルダリングに挑む学生、電車を見にきたという親子、息抜きに歩くビジネスマンと、訪れる人もいろいろ。公園と線路の間にはJR東日本の渋谷変電所もあり、重厚な架線柱が軌道空間を埋めている。

新宮下公園等整備事業のコンセプトボードには、「立体都市公園として谷から浮上させ、地域に開かれた明るい公園として再整備」「公園と商業施設及び宿泊施設が一体となり、地域の防災機能強化に貢献」といったコピーが並ぶ。2020年東京五輪までに、この土地に3階建ての商業施設、200室程度の宿泊施設、243台の地下駐車場をつくる。いまある宮下公園は、早ければ年内にも解体される見込み。<了>

都会の公園という雰囲気を持っていた宮下公園。でも記事にあるように酔っ払いも多く、昭和っぽい感じもあった。整備されてどのように変わるのだろうか?あと10年くらいしたら、渋谷の再開発も終わり、姿が一変しそうだな。


再認識したこと

2017-03-20 07:35:22 | スポーツ
先週の月曜に、映画「LIVE FOR TODAY-天龍源一郎-」を見た話しは、先日した通りです。
 
その映画を見て、あらためて認識したことが、プロレスというスポーツは、リングの中(選手たち)と外(観客)の闘いなんだって。
 
リング上での闘いを通じて、お客さんに共感が得られるか?納得させられるか?
それが活力となり、お客さんも会場へ足を運ぶのだ。
 
そう考えると、プロレスはかなり奥深いプロスポーツであり、エンターテインメントなんだって。
まぁそれはプロ野球でもサッカー(Jリーグ)でもいえることなんだろうけど。