そっと見守ってあげなよ！

日刊スポーツより。

東京から自宅のある大分まで約1100キロを徒歩で帰宅中だったスーパーボランティアの尾畠春夫さん（79）が23日に浜松市内で断念し、大分の自宅に帰宅していたことを26日、フジテレビ系「プライムニュース　イブニング」が報じた。

ここ数日、尾畠さんの目撃情報が途絶え、インターネット上で「行方不明説」も出ていた。同ニュースは大分の自宅で尾畠さんを直撃。尾畠さんは「歩道にも車道にも車を止める人がいて、人も歩けない自転車も通れない状態となり“これは異常事態”だなと」とし、「私は来てくれた人が悪いとか、なんだかんだじゃないんです。総合的に見て“交通事故になるな”と思ったから。人の命にはかえられないから。幼い子ども、高齢者の命にしても。もう、今回はこれで打ち切ろうと思いやめました」と断念した理由を明かした。

尾畑さんは、今月18日に都内の中学校で講演した後、大分県の自宅に徒歩で向かっていた。＜了＞

尾畠さんも一躍有名人になりましたね。マスコミもこういう時はそっと見守ってあげる姿勢をしないと騒ぎになっちゃうから。彼らは野次馬の筆頭にいるような立場ではあるが、時と場合を弁えて判断しなきゃ。

ただ東京→大分までの1100キロを徒歩で帰ろうとすることも凄いですわ。現代の松尾芭蕉か水戸黄門のように歩きますな。

再整備せず

読売新聞より。

　東京都議会が築地市場跡地再開発方針を巡り混乱している問題で、小池百合子都知事は２６日の都議会本会議で、築地には卸売市場を再整備しないと明言した。一方で、約２年前に示した「築地は守る」とした基本方針は「変わっていない」とも説明。来月４日には、常任委員会で再開発方針についての審議が予定されているが、野党側からの厳しい追及が予想される。

　小池知事は２０１７年６月、「築地は守る、豊洲を活（い）かす」との基本方針を発表。築地に「食のテーマパーク機能を有する新たな市場」を整備し、築地に戻る市場業者を支援することや、豊洲市場は将来的に市場兼物流センターとする考えを示した。直後の都議選では、小池知事が率いた都民ファーストの会が大勝した。

　しかし、国政に打って出た衆院選での大敗などを経て、小池知事は同年１１月、「食のテーマパークは一つの考え方」と軌道修正。今年１月に発表した跡地再開発の素案には、「新たな市場」に関する文言は盛り込まれなかった。跡地の扱いも、市場会計から一般会計に約５６００億円で買い上げる所管換えを行うと発表。都による市場再整備はできなくなるが、「食のテーマパークを超えた形で展開する」と説明していた。

　この日の都議会代表質問で、跡地再開発について問われた小池知事は「中央卸売市場として運営する豊洲市場との近接性を考えれば、築地再開発で都が改めて卸売市場を整備することはない」と述べた。一方、「基本方針で示したのは、築地と豊洲の両方を活かすという方向性。それは何ら変わっていない」と発言すると、議場から大きなヤジが飛んだ。

　築地再開発を巡る知事の一連の発言について、都議会野党の自民党や共産党などは「説明責任を果たしていない」と反発。来月４日には、通常は知事が出席しない経済・港湾委員会に小池知事を招致し、一問一答形式の審議が行われる。＜了＞

　昔からお付き合いさせていただいている市場関係の方いわく、｢再整備はない。あくまでも知事が選挙のために言ったリップサービスだ｣と見ていたから、昨秋豊洲へ移転した段階で、築地→豊洲という流れは関係者の間では一般的だったと思われる。

　また二つの似たような施設を並列にして運営するリスク（費用、手間）もあることも再整備しない判断へシフトさせたのは想像に難くない。加えて立地面から違う利用方法を模索する方がベターなのは明らかだ。

　さぁ築地跡地はどうなるのでしょうか？

存在感

画像はお馴染みの東京タワーです。

今月22日夜7時半過ぎ、芝公園の南にある赤羽橋交差点から撮影しました。

携帯（ガラケー）の写真なので、鮮明ではありませんが、ご了承ください。

やはり東京を代表する建造物で、その存在感は他を凌駕しています。

周囲には、平成の時代になってニョキニョキと高層ビルが立ち並びましたが、その中でも存在自体が際立っています。

昨年、人間でいう「還暦」を迎えてもなお、多くの人たちに愛される存在であり続けています。

確かに、高さでは東京スカイツリーの半分ほどの高さで、周囲には肩を並べるほどの大きな建物が増えました。そのためか、昔のような空高くを見上げるような感じとは少し異なる状況ですが、シルエットや色合いは比類なきものです。

今から60年以上前に設計・建築された自立式電波塔（鉄塔）は、塔博士として知られる内藤多仲博士の構造建築理論に戻づいた機能美にあふれています。

1964年の東京五輪で世界中にその存在を誇示し、そして2020年の東京五輪でも、その雄姿を再び世界中に見せてくれます。

あぁ東京タワーは永遠なり！

でも、この惹きつける魅力って、いったい何だろうか？

みなとみらいにロープウェイ！

（画像：横浜市）

１０日ほど前の朝日新聞より。

横浜市のみなとみらい２１（ＭＭ２１）地区に２０２０年、全長６３０メートルのロープウェーが誕生する。ＪＲ桜木町駅前と、商業施設「横浜ワールドポーターズ」や「横浜赤レンガ倉庫」などがある同市中区新港地区を結び、一帯のにぎわい創出につなげるのがねらい。１３日の横浜市議会常任委員会で市が報告した。

このロープウェー「ＹＯＫＯＨＡＭＡ　ＡＩＲ　ＣＡＢＩＮ」（仮称）は、「桜木町駅前」と「運河パーク」の二つの停留所の間を、８人乗りのゴンドラが２、３分で結ぶ。海をまたぐ箇所には３本の支柱（海面からの高さ３０～４０メートル）を立てる。運河パーク停留所は、２階にデッキのあるワールドポーターズに隣接する予定という。ロープウェーの新設で、ＪＲ、市営地下鉄の駅から新港地区へのアクセスが便利になる。

市によると、設置・運営は、ＭＭ２１の遊園地「よこはまコスモワールド」を運営する泉陽興業（大阪府）が行い、市の公費負担はないという。１８年度中に同社と市が協定を結び、１９年度に着工、２０年の東京五輪・パラリンピック前の開業を目指す。

ＭＭ２１地区は商業・観光施設が点在しており、地区内での移動の利便性向上が課題となっている。市は「移動自体が楽しく感じられるような多彩な交通」を目指し、１７年度に提案を公募。ロープウェーを含む９案について、提案した法人などと協議を続けてきた。案の中には、客が乗りたいときに呼べる「オンデマンドバス」の運行など、すでに実施されたものもあり、ほかの案も引き続き実現を目指していくという。

ロープウェーの新設について、横浜市の林文子市長は「都心臨海部全体の回遊性向上と活性化につながる。日本初の都市部を運行するロープウェーであり、横浜の魅力を国内外に発信する施設になる」と期待を寄せる。＜了＞

こういう構想があるのは耳にしていたが、具体化するんですね。市の公費負担がないのは、いかにも首都圏らしい。地方ではこのようにはいくまい。

かつて渋谷にも東横百貨店から降りるロープウェイがあったのは有名な話だが、今度は横浜のみなとみらい２１で実現する。あと１年少々で完成できる見込みだから、あっという間にできちゃうんだよね。

剥がれる

共同通信より。

スポーツ用品大手ナイキの「大失態」が米メディアをにぎわせている。米大学バスケットボール界のスーパースターが20日の試合で、履いていた同社製シューズが壊れたため膝を痛めて負傷退場。全米に衝撃を与えた影響で同社の株価が急落し、ロイター通信は21日の時価総額への影響を約14億6千万ドル（約1621億円）とまで算出した。

負傷したのは男子の全米大学体育協会（NCAA）1部デューク大のエースで、プロのNBAで抜群の人気を誇るレブロン・ジェームズ選手の再来との呼び声も高いザイオン・ウィリアムソン選手。有名校との黄金カードで、靴底がはがれたために足を滑らせて転倒した。＜了＞

個人的に長年ナイキ社のシューズを愛用していますが、ソール（靴底部）の張り合わせの部分はちょっと甘い感じはありますね。他社のシューズも持っていますが、その点は見劣りしますね。

新品のうちはいいのですが、幾分時間が経過すると接着剤の粘着力が劣化するのか、バリバリとソールが剥がれることもありました。またウレタンソールと底のラバーの剥離もあります。とくにポリウレタン樹脂のソールの場合、それ自体の加水分解も含めて、脆さがありますね。

ただ今回の件は競技者（の事故）だから、そんなにシューズが消耗していなかったはずなので、メーカーとしてのイメージが悪いですね。これを機に市販シューズも含めて、製造工程の見直しを図ってもらいたいものです。

春の訪れ

昨日は夕方から品川駅の近くで用事があった。

その前にちょっとだけ足を延ばし、高輪の泉岳寺へ。ここへ来たのは3年ぶりかな。

気温は13度ほどで過ごしやすい。境内には紅梅と白梅が咲き始め（画像）ていて、春の雰囲気を出していた。

またここは年中、参拝客が絶えない場所。昨日は金曜（平日の午後）だったが、私以外にも10名ほどの姿を確認できた。その半数が外国人なのも、最近の日本観光の特徴なのかもしれませんね。

余談ですけど、外国人に「仇討ち」って理解できるのだろうか？

意地悪するな！

昨日の朝、札幌を発ち、昼過ぎに関東へ戻ってきました。

夕方から2ヶ所で仕事をし、夜9時過ぎに帰宅し、遅い夕飯を食べていると、北海道胆振管内を震源とする大きめの地震が発生したのをヤフーニュースで知る。

今のところ大きな被害はないようだが、昨秋の大地震の余韻が収まりかけていた矢先に同じ規模の地震が発生した。なんとも憎たらしい奴である。

やはり今後も年単位で、このような地震が起きていくのか。頻発せず、ある程度エネルギーを溜めて発散するタイプなのかも。

寒さのピークは過ぎたようですが、まだまだ寒い北海道。あまりいじめないで欲しいなぁ。頼みますよ！

実情に合わせた柔軟な対応を

朝日新聞より。

大阪府東大阪市にあるコンビニ「セブン―イレブン東大阪南上小阪店」が、今月から未明の営業を取りやめた。アルバイトが足りなくなったためだ。だが、セブン―イレブン・ジャパンの本部は、「２４時間営業が原則だ」として営業時間の短縮を認めておらず、対立している。

セブンのフランチャイズ（ＦＣ）契約では、オフィスビル内にあるなどのケースを除き、営業時間を変えることを認めていない。だが、南上小阪店は１日から、午前１～６時に店を閉め、１日１９時間営業にしている。オーナーの松本実敏さんは、アルバイトの時給を引き上げて募集したものの、２４時間営業を維持するだけの人員は集まっていないという。

セブン本部はオーナーに対し、営業時間を戻さない場合はＦＣ契約を解除すると連絡。その場合、１７００万円の違約金が発生することも伝えた。

朝日新聞の取材に同本部の広報担当者は「オーナー様とは適切な意思疎通がとれていなかった。今後はしっかりと話し合い、地域社会に必要な店舗として２４時間営業を継続できるよう本部としても店内態勢を整えるためサポートする」と話す。＜了＞

契約があるから、それを遵守する姿勢はわからないではないが、事情が事情だけに柔軟な対応をするべきだ。また担当者があまりに事務的というか、無機質な雰囲気があるように思える。

フランチャイズ本部は各加盟店（オーナーさん）のことを考えているのだろうか？どうしても内向きの論理が優先されている気がしてならない。

またコンビニも２４時間にこだわる必要はないように感じる。都会なら深夜の購買需要もあるはずだが、地方の住宅地で深夜から早朝の利用者はどれだけいるのか？

夜中に営業してないなら、消費者もそれに対応した備えをするはず。もっと実情に合わせたビジネスモデル（スタイル）の構築が求められる。このニュース（時案）を契機にどう変わるのか、気になりますね。

値下げ！

朝日新聞より。

京急電鉄は１９日、羽田空港を出入りする客を対象に、基本運賃に上乗せしていた加算運賃１７０円を１０月１日から５０円に大幅値下げすると発表した。品川―羽田空港国内線ターミナル駅間の場合、現行の４１０円が２９０円になる。

空港線は１９９８年１１月に羽田空港駅（現羽田空港国内線ターミナル駅）に延伸。以来、延伸工事にかかった設備投資額を回収するため、同駅―天空橋駅間と他の区間をまたがって利用する場合、基本運賃に加算運賃を上乗せしてきた。京急は、２０１７年度末現在で投資額の７５％以上を回収できたとして、加算額を引き下げることにした。

値下げ額は、別の割引制度が廃止になる京急蒲田―羽田空港国内線ターミナル間は９０～１００円だが、その他の区間は一律１２０円安くなる。＜了＞

なんでも値上げされる昨今の状況で、値下げされるのはインパクトが強い。そして、その値下げ幅が大きい。

この値下げにより、競合の東京モノレールはどう出るのか？この値下げは京急の事情によるものだが、競合との料金差が明らかになるため、客足が変わるかもしれない。

春っぽく

昨日は朝から札幌市内を公共交通で移動しながら、数箇所で打ち合わせをしてきました。

金曜にこちらへ来てから寒さも緩み、昨日は春のような陽気に。まるで3月の卒業シーズンのような感じでした。幹線道路の雪も消え、舗装が出ています。

今日は雑用をこなし、午後から税務署へ確定申告へ。歩きやすいから助かりますね。

木曜朝に関東へ戻りますが、こちらへ来る前より暖かくなってるかな。