最近の傾向として、中高生の運動部所属の親御さんからの依頼が増えています(関東地区に関して)。
とくに、運動・スポーツの基本である走り方の部分や、怪我を未然に防ぐ練習の仕方、技術を生かすための身体能力の向上など、ご要望は多岐にわたります。
パフォーマンスを発揮するための基礎的な部分(の調整)は、当方が得意とする領域ではありますが、少年団や部活動などでは、そういった部分が軽視されているところも見られます。
指導を依頼された中高生に話しを聞いてみると、顧問の先生はあまり指導しない(してくれない)実態が見え隠れします。
あくまでも顧問=部の責任者としての役割のみ。
その補完をコーチなどの運動指導者がするのかと問えば、そのコーチがいないケースが想定以上に多いようです。
そのため、何かに躓くと「何をどうしたらいいのか?」が分からなくなると言う(中高生の)選手たちが目立ちます。
今回、ご依頼をいただいた中高生の選手はほぼ全員、そのケースに合致します。
技術的なアプローチもさることながら、もっと親身になって、選手である生徒たちに寄り添う気持ちがあってもいいように感じます。
少なくても学校を基盤とした部活動は、教育の一環なのですから…。
それを民間の事業者が補うのは???と思いますが、それでニーズ(オファー=依頼)があるのですから、我が儘は言えないですが、やや複雑な気持ちになります。