虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

拙速すぎない?

2018-09-30 06:26:22 | スポーツ

先日、ある親御さんから運動指導に関するお問い合わせを頂戴した。

内容は、10月に運動会があり、そこでリレー選手に選ばれた。いい結果を出させたいために、速く走れる走り方とバトンパスなどを教えてほしいというもの。ちなみにそのお子さんは幼稚園児で、2~3回の短期集中で指導を依頼された。

結論から言うと、未就学児(幼稚園児)で短期集中での指導には無理があると日頃感じているので、責任を持って指導できない旨を伝え、お断りしました。

運動に限らず、どんなことにも共通しますが、繰り返し練習することで徐々に身につくものです。一足飛びに上達する方法があれば、こちらが教えてほしいくらいですね。

ましてやお子さんは幼稚園児です。理解力や体力、集中力にも限りがあります。これは小学校の低学年のお子さんにも共通します。

運動やスポーツが、ちょっと練習すれば見違えるほど上達すると軽視されているのかもしれません。大人ならそうじゃないのは分かりそうな気もしますが・・・。かわいい我が子のことになり、分からなく(見えなく)なったのでしょう。

ウチには断られたので、余所のスクールを探すようですが、それならもっと早く指導を始めるべく、動き出していれば・・・と思います。

何事も繰り返し練習することが上達への近道になります。その本質をわかる人たちが増えるように、真摯に指導していきたいと思っています。

 


変える必要はないでしょ。

2018-09-29 07:37:50 | 社会

スポーツ報知より。

10月11日の豊洲市場開場後も現在の場所に残る商店街「築地場外市場」が27日、移転後も名前を変えずに営業を続けると発表した。

場外市場では、7月2日から8月末までインターネットやハガキなどで「築地場外市場の名称を決める選挙」を実施。8669票のうち、半数余りの4605票が「現在の名称のまま」だった。これを受け、名称を変更しないことを決定。場外市場の店舗で作るNPO法人「築地食のまちづくり協議会」の鈴木章夫理事長は「昔から続いてきた名前で、今まで通りの商売をすることで、お客様の安心感につなげたい」と話した。<了>

変える必要はないでしょ。市場(場内)は移転してしまうけど、築地場外で通用するのだから、いまさら名前を変えることはないし、変えてしまうとあの雰囲気も変わってしまいそうだから。

27日、築地市場へ最後のお別れをしてきました。間もなく閉場ということもあり、平日で雨降りにも関わらず、数多くの人たちが来ていました。

魚河岸横丁にある馴染みのカレー店にも立ち寄り、築地での最後のカレーを満喫。その後、市場内にも入り、最後の築地場内の姿を目に焼き付けてきました。

場外はそのまま営業するので、ほぼ素通りして・・・。場外だけになったら、どう変化するのか、再来月あたりに出かけてみようと思います。

 


驚異

2018-09-28 08:06:00 | スポーツ

夕刊フジより。

はからずも、ラグビー選手のパワーと頑丈さが実証されたともいえようか。

ラグビー日本代表の浅原拓真(31)=東芝=が23日未明、都内で酒に酔い路上で寝ていて、車の下敷きになってケガを負ったことが25日にわかった。浅原は24日から和歌山県で始まった日本代表合宿への参加を体調不良を理由に見送った。

警視庁府中署などによると、浅原は23日午前2時20分ごろ、東京都府中市の路上であおむけに寝ていて、近くで駐車していた車が発進した際、下敷きになった。直後に運転手の男性が気付き110番通報した。

浅原は前日に東京・秩父宮で行われたトップリーグのコカ・コーラ戦に出場し、29-14で勝利。試合後、チームメートと府中市の飲食店で酒を飲み、その後路上で寝ていたという。

驚くべきは、近くにいた日本代表のキャプテンを務めるリーチマイケルなどが即座に車を持ち上げて救助。浅原は腹部にケガを負い病院で手当てを受けたが、軽傷で済んだというのだ。

ラグビー選手が車を持ち上げて人助けする例は初めてではない。

昨年4月にはスーパーラグビー(SR)でニュージーランド遠征中のサンウルブズがバスで移動中、パンクしてスリップした車を素手で路肩に寄せ、その様子がチームの公式サイトで紹介された。10人余りのFW陣が、横向きで止まった車を縦に戻し、後部タイヤを歩道まで持ち上げたもので、ニュージーランドやフランスのメディアなども絶賛した。

もっとも、車にひかれた浅原は命を落としていてもおかしくない状況。W杯日本大会の開幕まで1年を切った中での、飲酒によるトラブルだけに笑い話では済まない。東芝ラグビー部は「日本協会やファンなどさまざまな方にご迷惑をおかけして申し訳ありません。選手にはしっかり注意し、再発防止に努めます」とコメントを出した。<了>

この話は地味に凄いことが満載だ。まず泥酔し、路上で寝ていてクルマに轢かれたのに軽傷だったこと。次は轢かれたチームメイトを救出するために、即座にクルマを持ち上げたこと。

頑強を地で行くラグビー選手らしい話だが、はっきり言って迷惑なことです。轢いた運転手はさぞびっくりしただろう。

ただ、泥酔するまで飲んだ本人も、周りの人たちも反省する必要がある。まぁ大事にならなくてよかったけどね。

次の試合に普通に出てたら、これまた凄いよなぁ。


おかしいよ!

2018-09-27 07:18:25 | スポーツ

東京オリパラのボランティアの募集が始まりました。

内容はまるで奴隷のような扱い。当初はやろうと考えていた私もあまりにバカバカしいので、その気が失せました。

いろいろな考え方もあると思いますが、絶対に応募しない方が良いと思います。

それだけ過酷なものですし、明らかにボランティアの範疇を超えています。

内容を要約したものは・・・真夏の炎天下で労働する可能性が高い、1日8時間の無償労働を10日間続けること、交通費も宿泊費も無い 、2回以上ある事前研修に全て参加が義務付けられる、飲み物と1日1回の食事の支給など。

短時間でも数日でも、ボランティアできる弾力的なやり方はできなかったのか?

時期といい、日数といい、時間といい、まるで何かのペナルティーみたいにも映る。

自らのことは自らで守るしかないから、私はしないことにしました。

 


名月

2018-09-25 06:28:32 | 文化

昨日は中秋の名月でした。

昨日の18時半頃、出先での仕事を終え、最寄り駅へ向かう道で、薄雲の合間から顔を出した真ん丸なお月様を確認することができました。

9月下旬、間もなく10月です。

今年もあと100日弱に。あっという間に2018年も過ぎて行きそうです。

ps.写真がぼんやりしちゃいました。ガラケーだから仕方ないのかな?


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2018-09-24 08:43:26 | 乗り物

毎日新聞よりカーシェアリングの話題を。

 1台の自動車を複数で共同利用する「カーシェアリング」が普及する中、車を電話や仮眠のほか、子どもの夜泣きの避難、カラオケなどの場として活用する人が増えている。背景には、車を移動手段としてだけでなく、利便性の高い「空間」と捉えるようになった意識変化がある。

 残暑厳しい8月下旬、東京都立川市内の駐車場。中堅生命保険会社営業マンの田子洋光さん(32)は専用カードをかざして解錠した車内に乗り込み、得意先に電話をかけた。空調の利いた空間で商談が進む。

 田子さんが利用したのはオリックス自動車のカーシェアサービス。徒歩での営業回り中、スマートフォンの専用アプリを使い、近くの駐車場で車両を予約した。料金は15分で200円。田子さんは「顧客の個人情報に関わる電話は外でかけづらいが車の中なら安心」と話す。営業先への移動に加え、パソコンのメール送信などにもサービスを活用するという。

 カーシェア事業も展開するNTTドコモが昨年11月、利用経験者400人にアンケート調査したところ、1割超が移動以外で使用したと回答。「仮眠(休憩)」(64%)が最も多く、「友人・家族との電話」(40%)、「仕事上の電話」(38%)、「避暑/避寒」(34%)と続いた。「カラオケ」「夜泣きの避難場所」も12%あったほか、「ウェブ会議」「授乳」といった回答も。東京都大田区の会社員男性(33)は終電を逃し車内で一夜を明かしたこともあるという。

 移動以外の利用が広がるのは、車両台数や拠点が急速に拡大しているから。交通エコロジー・モビリティ財団によると、今年3月現在の国内のカーシェア車両は約3万台で5年前の3・3倍、車両のある駐車場など拠点も前年比16%増の1万4941カ所に伸びた。

 大手業者では事前に会員登録するとカードキーが届き、スマホなどで空車検索と予約ができ、15分単位で利用可能だ。高い利便性と近年のマイカー離れも相まって業界全体の会員数は132万人へと急増し、それに伴い使い方も多様化。国土交通省旅客課によると、車両の使途に法的な規定はなく、業者と利用者が結ぶ約款に任されている。業界最大手のパーク24は「禁煙やペット連れ禁止などのルールを守ってもらえれば使い方は自由」との見解だ。

 自動運転車の開発も進むなか、KPMGモビリティ研究所の井口耕一氏は「車を『運転するもの』から『プライベート空間』と捉える意識はますます高まるだろう」と指摘する。<了>

首都圏に来てから、時々カーシェアリングを利用しますが、少しの時間の利用なら確かに便利ですね。もっと長い時間の場合はレンタカーにするなど、用途に応じて使い分けできるし、カーシェアリングの場合、短時間だから料金も少なくて済む。

でも移動すること以外の用途が増えているんですね。それだけプライベート空間がないってことなのか?窮屈な都市社会の一端が垣間見えます。


国技館前

2018-09-23 07:49:33 | 文化

昨日は午前中が千葉市内でお仕事。

その後、夕方から新小岩で打ち合わせがありました。

昼頃から3時過ぎまで空いていたので、総武線で両国まで足を延ばした。

ちょうど大相撲秋場所の最中、それも14日目。混んでいると予想したが、まだ早いこともあり、駅構内はさほどでもない。

駅に隣接する江戸NOREN(飲食中心の商業施設)は、お昼時だったのもあって混み合っていたが。

両国駅を出て、国技館前へ。

力士の仕事場である国技館入りする姿を見ようと多くの大相撲ファンがいる。

やはり両国には着物や浴衣姿の力士が似合う。いろんな場所に移動しながら、力士たちを間近で見られる。

2時~3時に上位力士も国技館入りし、一段落。一部の関取はマイカーなのか部屋のクルマなのか知らないが、黒塗りのワゴン車などで通用口から入ったため、姿は確認できず。

それでも一通り見られたので、ちょうどいい暇潰しになりました。

 


自由複業者

2018-09-22 07:56:20 | 社会

「自由業者(じゆうふくぎょうしゃ)」という言葉をご存知でしょうか?

私は昨日新千歳から戻ってくる機内で読んだ本(新書)で知りました。

その本によると「分類不能の職業であり、都市型の自由業・自営業で、比較的新しい知識型産業の人」と定義づけられていた。

ちなみに、東京23区内で「分類不能の職業人」が51万人もいるそうで、首都圏では70~80万人くらいはいると思われる。

かくいう私も「自由業者」であり、昨年8月下旬から首都圏にも拠点を構え、2拠点での生活を始めてから、その度合いが濃くなった。

ある時は「運動指導者」、またある時は「心理カウンセラー」、その他にも「セミナー講師」「スポーツ関連プランナー」など、細かいものを含めると10個近くなってしまう。

今までの概念だと、正と副(仕事で言えば本業と副業)の関係性になるのだが、業者はいくつかの仕事のバランスを取りながら(もしくは関連付けながら)仕事をする人で、都市社会では増えてきているという。確かに、東京のような大都会ではいくつかの仕事を抱えながら、共存させて、生活しやすい環境があるのは確かだろう。

その点で東京&首都圏はその部分での裾野が広いし、受け皿もある。何よりいろんな仕事がある。それは札幌では考えられなかったこと。東京にはそういう奥深さというか自由度がある。それが面白いし、新鮮に感じる。それだけでも実質拠点を移した価値があるというものだ。

今まで自らの立ち位置を「サービス業」に分類していた。

というのも確定申告時などの記載欄に「自由業者」とか「自由業」という概念がないし、自らの業務や仕事について説明を求められる時に、子どもでもわかるように分かりやすく話すのだが、それでも理解に苦しむ担当者の姿があった。

そりゃそうだよねぇ。そんな奴、北海道では微々たる人数しかいないんだから。

昨日の夕方、千葉県の自宅に戻り、今日から首都圏での業務に勤しみます。それこそ「自由業者」としていくつかの仕事をバランスさせながら…。


首都圏の残念なルート

2018-09-21 06:19:45 | 乗り物

東洋経済web版より一部抜粋。

りんかい線は大崎駅で埼京線と接続し、直通電車が川越駅から新木場駅まで運転されている。新木場駅では京葉線と接続し、実は線路がつながっている。まれにイベント列車が通り抜けることもあるのだ。

しかし、りんかい線と京葉線は直通運転を始める気配がない。メリットはあるのに、運賃計算をどうするのか、埼京線からそのまま直通で舞浜方面へ向かう場合、りんかい線区間の運賃を徴収できなくなるといった鉄道会社側の事情が壁となっているのだ。

りんかい線は運賃も高く、そのあたりも問題視されている。もともとは国鉄時代に貨物線として計画された路線なので、いっそのことJRが買収しても不自然ではないのだが、簡単にはいかない事情も見え隠れしている。何とかならないものだろうか?<了>

頻繁に利用するわけではないが、何かで利用すると直通でないため、乗り換えにやや不便な思いをする。新木場駅は時間によっては結構混雑するため、埼京線~りんかい線~京葉線の直通ルート(編成)があると助かる人は少なくないはず。

あと記事にもあるようにりんかい線はJRに買収されて、料金の見直しがなされるとかなり嬉しいし、アクセスする人も増えるはず。

私の場合、ビッグサイトへの用事が多いが、りんかい線の高い料金には閉口するほど。北総鉄道や東葉高速鉄道ほどではないが、高いのは明らかだ。五輪開催前後には何らかの見直しがありそうな感じだけど。

 


被災

2018-09-20 07:06:55 | 社会

6日未明の地震から2週間が経過した。

その後の余震もさほど活発化するでもなく、比較的おとなしく今日を迎えた。

昨日は遅ればせながら、先祖の墓参りでむかわ町へ行ってきました。むかわ町は震度6強を記録した場所で、地盤が軟弱な街中の被害が大きく、地割れしていたり、歩道の縁石が歪んでいたり。またニュース等で報道されているように家屋や店舗の倒壊もあちこちで見られる。

この日は町内のスーパーでも営業を再開し、少しずつ普段の生活を取り戻しつつある。

だが災害支援をするボランティアが多数いて、自衛隊員と彼らの輸送トラックもあちこち走行している。町役場に隣接する場所にある道の駅は、炊きだしのテントや仮設入浴等のテントが並び、普段とは明らかに異なる光景が広がっていた。

また専門家や研究者の一団らしき方々が、被災状況の確認や調査をしている姿もあった。倒壊した建物には、立入禁止を示す赤い貼紙とテープが張り巡らされていた。

墓参した共同墓地では墓石が倒れ、落ちた墓石が砕けて散乱しているところもかなり見られた。地元の石材店が片付けをしていたし、爆弾でも落とされたような姿がなんとも痛々しい。

墓参の後、町内に住む叔母や従兄弟のところにも立ち寄り、1時間ほど話をしてきたが、地震発生時、ものすごい轟音が鳴り、その直後にかつて経験したことがない揺れが来たという。生きた心地がしなかったそうだ。

逃げようにも立って(歩いて)避難ができなかったという。地震で家財道具が散乱した暗い部屋を這いつくばるように逃げたとのこと。

発生が未明3時過ぎのことで、まもなく停電になったので、それしか方法がなかったらしい。

その後も不便な生活を余儀なく強いられ、やっと通常になってきたとのことだった。

町内で暮らす身内に関しては、身体的な問題はなく、日常の生活を送っていたが、同規模の地震発生(再発)と寒くなる冬季のことが気掛かりと話していた。

とにかくこれからも大変な状況は続きそうだが、前を向いて暮らしていたのが何よりも救いであった。