虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

赤い靴公園

2015-06-30 09:15:55 | 旅行
函館からの帰り、トイレに立ち寄ったのが、留寿都村にある「赤い靴公園」

その名の通り、留寿都村は野口雨情の作詞で有名な童謡「赤い靴」の舞台なんだそうです。
今まで知りませんでした。

留寿都村観光協会のHPを見てみると…

<童謡「赤い靴」の舞台>
野口雨情の作詞で有名な童謡「赤い靴」の舞台でもある留寿都村。
童謡「赤い靴」の歌詞にある女の子をイメージして建てられたものです。
この歌詞は、留寿都村に開拓に入るために幼な娘をアメリカ人宣教師に預けた母親が娘を案じた心情を作詞家・野口雨情が「赤い靴」として発表したものです。
留寿都村では、「赤い靴」ゆかりの地として女の子の像を建てました。
女の子の名は岩崎きみ。母親の像は、「ルスツふるさと公園」に「開拓の母像」として建てられています。

国道230号線沿いにこの「赤い靴公園」はありますが、今まで何も気づかずに通り過ぎていました。
お近くへ行かれる際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

施設概要:赤い靴公園
所在地:留寿都村字留寿都68-1




啄木小公園

2015-06-29 07:20:47 | 旅行
先日、函館へ出張しましたが、その際久しぶりに啄木小公園に寄りました。

朝日がまぶしく、啄木の座像の後方に函館山が見えます(写真)

かなりきれいに整備したようで、昔に来た時とは少し雰囲気が違いました。

津軽海峡に面した、函館山から東へのびる海岸が大森浜。
彼方に青森県の下北半島を望む海が広がります。
かつては付近一帯に砂山が広がっていたことから、砂の盛り上がる「大盛り」から地名が名づけられました。

そのちょうど中ほどに、石川啄木像が建つ「啄木小公園」があります。
函館を愛した啄木をしのんで、昭和33年に啄木像が寄贈されたことに始まり、昭和52年に公園区域がさらに拡張・整備されました。
函館周辺の石材を使用したり、ハマナス、コマハギクなどを植え込み、郷土色豊かな海浜の風情を盛り込んだ公園となっています。
座像の下には、「潮かおる 北の浜辺の 砂山の かの浜薔薇(ハマナス)よ 今年も咲けるや」の歌が刻まれ、大森浜の海と砂浜を愛し、好んで散策した啄木の姿をしのぶことができます。

初夏から晩秋にかけては、夜の津軽海峡に煌々と灯る真イカ漁の「漁火(いさりび)」を望むこともできます。

公園に隣接する「土方・啄木浪漫館」には、「一握の砂」初版本や「悲しき玩具」のフランス装丁版など、貴重な資料が展示されています。
この小公園がある大森浜は、かつてハマナスの花が咲き乱れていたそうです。

所在地:函館市日乃出町25
アクセス:啄木小公園前バス停下車
駐車場:10台

成果か?

2015-06-28 04:43:54 | スポーツ
金曜日は久しぶりにmy自転車での移動でした。

あちこち用事を足しながら、ちょっとだけ足を延ばし1時間半ほどサイクリング。
おかげで、いい汗がかけました。
戻ってきたら、ポロシャツが汗でベチョベチョでした。

my自転車はMTBタイプなので、タイヤがゴツゴツとしていて太いため、坂道(上り)は結構厳しいです。
敢えて、そういう自転車を選んだのでいいのですが、延々と続く上り坂はかなりしんどいものです。

しかし、26日に乗ったときは、上り坂でもあまり重さを感じませんでした。
さて、どうしたものか?
何か(軽くなるように)改造を施したわけでもないのに…。

想像するに、時間があるときは積極的に歩くようにしていること。
そして1か月前から事務所の一室に(簡易の)筋トレマシンを設置し、暇なときにはせっせと筋トレに励んでいる成果が少しは出てきたのかもしれません。

科学的・医学的な検証をしたわけではありませんが、それくらいしか考えられません。
本格的に筋トレをするというより、あくまでも暇つぶし程度なので、何も誇れませんが、それでも何もやらないよりはマシなのでしょう。

そう前向きに考えていくことにします。
40代も半ばになり、気付かぬうちに体力が低下してきます。
意識的に身体を動かしたり、筋肉や心肺に適度な負荷を与える運動は必要なのでしょう。

このペースで、夏も筋トレ&自転車&歩きに励みたいと思ったのでした。

新記録

2015-06-27 04:43:03 | 乗り物
24~25日の2日間、函館へ出かけていた。

目的は商用(打ち合わせ)です。
粛々と仕事をこなし、美味いものを食べ、温泉につかり…。
いつもながら仕事と私用の境目がない出張なのです。

いつものように、13年落ちのミドリムシのような小さなクルマに乗って、出かけてきました。
最近9万キロを超えたものの、快調そのもの。
一時期、エンジンのアイドリングが不安定になったが、あるケミカルを使い処置を施したら、あまり気にならなくなった。

今回の函館出張ではトータル525kmを走った。
市街地50㎞、往復の巡航区間475㎞。
燃費はなんと約23km/Lでした。
ハイブリッド車並みと言ったら言い過ぎか?

市街地(約50㎞)は14~15㎞/L程度だろうから、巡航区間(主に国道)は25km/L以上だったかも。
いつもより(なぜか)約10%燃費が良かった。

何が理由なのか?
とくに意識したことはないけど、アクセルの踏み方・戻し方は、最近のF1でいうところの「リフト・アンド・コースト」(※)を真似てみた。
もしかしたら、一般車にも生かせるテクニックなのかもしれない。
あとは気温や湿度も燃焼効率的には良かったのかも。

ただ帰り道の途中で、マフラーの付け根が破損。
ちょっと大きな排気音を轟かせていて、窓を開けるとガス臭い。
明日にでも、知り合いの修理工場で修理だなぁ。

(※)リフト・アンド・コースト=Lift and Coast
   アクセルをオフにして惰性で走ること。
   アクセルから足をリフトして(lift、持ち上げる)、マシンをコーストさせる(coast、惰走する)テクニックのこと。
   現在のF1ドライバーは、2014年からの車両規則変更により、燃料総量の規制がなされ、燃費を向上させるために、この「リフト・アンド・コースト」を行っている。
   主にコーナーの入り口で早めにスロットルを閉じる。

放送開始

2015-06-26 04:37:33 | メディア
毎日新聞の記事より。

札幌市西区の琴似商店街を中心とした半径2キロの範囲で視聴できるエリア放送「ことにTV」が20日、放送を開始した。
商店街の活性化を目的としたエリア放送は全国で初めてといい、同局は「札幌・琴似地区を元気にしたい」と意気込む。

琴似商店街振興組合や地域の再開発事業を手がける開発会社などが運営する。
事業費は経済産業省の補助金を含め約3億円。
約6万5000世帯で視聴可能で、エリア内では11チャンネルを選ぶと視聴できる。

高層マンションなど電波が届かない難視聴対策としてインターネットでも配信する。
当面は、店主自らが商店街の魅力を紹介したり、屯田兵の歴史を説き明かしたりする番組を約2時間ごとに繰り返し放送する。
今後は徐々に番組数を増やし、店主による生活情報などを発信。
災害時には生中継を含め緊急情報を流す。

放送と同時に提供するデータ放送では、駐車場の空き情報や商店街のチラシ、公共交通機関の時刻表、災害時には避難情報や安否伝言板なども表示する。
同組合の久保田憲明理事長は「再開発の高層マンションの住人など、新たに転入して来た人にも商店街の良さを知ってもらいたい」と話した。

エリア放送は、地上デジタル放送用の電波で使われていない周波数帯を活用するテレビ放送。
2012年に制度化され、道内では今年3月に安平町が行政広報などを目的に「あびらチャンネル」の放送を開始し「ことにTV」は2局目。<了>

このニュース、昨年の秋に開局準備していると聞いていて、少しだけ興味を持っていた。
琴似商店街は札幌でも狸小路に並ぶ大きな商店街で、地元のつながりも強い地域と聞く。

しかし、同地域にコミュニティFM放送局もある。
そこにTVで新規参入して、勝算はあるのだろうか?

個人的な見解としては、補助金などの初期資金3億円があるうちは、どうにかやれるだろう。
問題はその後である。
どうやって地域とのネットワークを構築し、なおかつ収益構造を確保するかがカギになる。
地域FM局が軒並み苦戦する中、地域TV局がどれだけの仕掛けができるか注目である。

想像するに、エリアの制限性とコンテンツ(ネタ)がポイントになるのではないだろうか?
あとは収益性を確保するために、新たな仕掛けや仕組みがあるのかどうか?
またインターネットとの差別化(違い)も求められる。
そして地域商店街のみならず、地域住民に対するメリットをどこで生み出すのか?

興味は尽きない。
まずはお手並み拝見ですな。

厳しい現実

2015-06-25 06:24:43 | メディア
朝日新聞の記事より。

三重県鈴鹿市のコミュニティFM「鈴鹿ヴォイスエフエム」で、全従業員8人が一斉に19日付で「退職願」を出して出社せず、20日午前7時~21日午後3時に自社制作の中の生放送番組を放送できなくなった。
キー局の「ミュージックバード」の番組を流すなどして放送は中断しなかった。
22日、総務省東海総合通信局に報告した。

運営する鈴鹿メディアパークの加藤正彦社長によると、自身が3月末の取締役会で副社長から社長に昇格し、株主総会後に計画している7月からの新体制への不満が原因とみられるという。
一方、従業員側は「給料未払いが原因」としている。

このFM局は24時間、放送している。
加藤社長によると、従業員は20日から全員出勤しなかった。
前従業員らに頼んで放送しようとしたが、局内のパソコンのパスワードが変えられていてすぐに対応できず、辞職願を出した従業員も連絡がつかなかったという。
22日朝から平常に復帰したという。<了>

報道が真実ならば、やはり「金の切れ目が縁の切れ目」ということになる。
経営陣ならまだしも従業員だから、給与が貰えないと居ても仕方がないけど。

私もかつて(15年ほど前)某コミュニティFM局で勤務していた時に、1年半ほど給与の遅配がありました。
最大で6か月遅れになり、ついには全額支払われることはなく、常に2万円とか3万円とか一時金的な支払いばかりでした。

会社の経営(財務)状況が思わしくなく、資金繰りに四苦八苦していたのはわかっていました。
何かにつけ、その時の上司からは「カネがないから、ちょっと我慢してくれ!」「間もなく大口のスポンサーが入るから」と言われていたのを思い出しました。

最終的には自主退社し、最寄りの労基署に状況を通知し、我が身を守りました。
その後、離職手続き等でその会社(FM局)とギクシャクしたのは言うまでもありません。
まぁかなり労基署の担当者にコッテリ絞られたそうですから、そりゃギクシャクもしますね。
その後、私がいた放送局は、経営者が何度か変わったようで、今もまた細々と放送を続けています。
それが不思議だったりします。

25年ぶり

2015-06-24 09:30:32 | 旅行
先日、写真の場所に行ってきました。

名前は「平和の滝」(札幌市西区平和)
琴似発寒川の流脈にある滝で、別名「右股の滝」とも呼ばれます。

この場所は、北海道で最も有名な心霊スポットの一つとされています。
平和の滝という名前とは裏腹に、ここは自殺の名所としても知られており、その自殺者たちの霊を目撃したという人が、今もなお後を絶たないそうです。

以前、この滝へ行ったのは今から約25年前。
大学の友達と一緒に肝試しに行きました。

なんとなく薄気味悪い雰囲気が充満している場所だった印象が残っています。
でもメンバー全員が霊感の弱い者ばかりで、不気味な囁き声などの心霊現象に直面することはできませんでした。

しばらくぶりに行くと、駐車場も綺麗に舗装されて、薄気味悪い印象とは異なる雰囲気でした。
ちょっとした公園。市民の憩いの場とも言えるでしょうか。

この日は結構暑かったので、細い階段を下りて滝壺に近づくと、天然のミストシャワーが浴びられ、とても心地よかったです。
心霊というより、マイナスイオンに満ちた感じでした。

平和の滝は古くから、ある宗派の修行場だったそうなのです。
一説によると、ここに現れる霊は自殺者ではなく、僧侶の霊ではないかとも言われています。

もし行くなら、天気の良い日中(昼間)をお勧めします。
夜に行くなら、しっかり備えをして行かれるといいと思います。



湯たんぽ

2015-06-23 09:42:04 | 乗り物
東京メトロと東武鉄道は、2016年度から東京メトロ日比谷線・東武スカイツリーラインに新型車両を導入することになり、車両デザインも明らかになりました。
双方の鉄道会社が共同で開発し、近畿車輛が制作することも発表。
2019年度末までに、全車両が新型車両に置き換えられる計画です。

今日はその日比谷線のお話を。

日比谷線は開業当初より、それまでと違い、私鉄との乗り入れを前提に建設された経緯があります。
このためパンタグラフも架線もあるため、第三軌条方式の銀座線や丸ノ内線とは異なり、駅の天井が高い特徴があります。

かつて日比谷線には、写真のような特徴的な電車が走っていました。
この車両は、営団3000系電車といい、その外観から「湯たんぽ」の愛称を付けられていました。

日比谷線を引退後は、長野オリンピックに向けて車両更新を進めていた長野電鉄などで余生を送ります。

私事ですが、今から20年ほど前に東京で生活しており、日比谷線も頻繁に利用しました。
当時は、この「湯たんぽ電車」も数多く走っており、真夏の車内はとても暑かった記憶があります。
今でも思い出しただけで、汗がほとばしるほどです。

この日比谷線、シンボルカラーは銀色です。
色とりどりのラインカラーの中で、銀色は異彩を放ちます。
それは、この頃の「湯たんぽ」カラーが、そのままラインカラーになったからだといわれています。

ps、今でも東京へ出かけると、日比谷線沿線で宿泊し、街をウロウロしてしまいますね。どうしてでしょうか?

ついに実現?

2015-06-21 05:50:09 | スポーツ
オートスポーツwebの記事より。

今国会に提出され、成立する見込みと先週報じられた、日本国内での公道レース開催実現などを含む、モータースポーツの振興に関する法案。
その内容が、オートスポーツwebの取材で明らかになった。

今回、提出されることが明らかになった「自動車モータースポーツの振興に関する法律」は、“国民が身近にモータースポーツに親しむ機会の確保”や“観光振興などによる地域活性化”、“産業の発展や技術力の強化”など、5つの基本理念に基づき、構成されている。
中でも“国民が身近にモータースポーツに親しむ機会の確保”という部分には、既報のとおり公道レースの実現が織り込まれていて、これがこの法案の目玉となっている。

これまでは日本で公道レースを行う場合、実現までには非常に多くのハードルがあった。
特に、ハイスピードで行われるモータースポーツに対してはどうしても危険なイメージがあり、道路使用許可を得るのは非常に難しかったのだ。
しかし今後は、主催者、支援者、地方公共団体職員、地域住民の代表等による協議会を立ち上げ、一体となってレース実施を目指すことになるという。
当然、これには国も全面的にバックアップし、様々な施策がなされるという。

開催の円滑化については「道路の使用に関する手続きについての助言および情報の提供、道路の使用に関する手続きの迅速化」するために、様々な施策を講じるとしている。
これに対しては、当該地方自治体も、地域の実情に応じて対応するように努力しなければならない。
また、公道レースを実施する上で欠かすことのできない地域住民からの理解を得ることができるよう、前述の協議会が必要な説明を行うと共に、国もモータースポーツの広報活動に注力し、10月24日を「モータースポーツの日」と定めることで、国民に対してモータースポーツに対する関心と理解を深められるようにするという。

当然、公道レースを行うことで、地域活性化を促すことも目指す。
都市中心部での開催となれば、国内外から多くの観戦客を集めるのは必至であり、当該地域の活性化に繋がるのは間違いない。
これを支援するため、国もモータースポーツイベントの招致を積極的に支援するとしている。

この法案をまとめる自民党「モータースポーツ推進議員連盟」の会長、古屋圭司衆議院議員によれば、この法案については多くの自治体首長やモータースポーツ関連団体からの要望があったという。
法案自体は5年ほど前から構想はあったもの、関係各所への説得に時間がかかり、ようやく国会に提出できるようになった。

今後は6月22日に自民党内での了承を得て、来週中に国会に提案。
今国会中の成立を目指すとしている。<了>

公道を利用したレースとなると、モンテカルロ市街地を使ったF1モナコGPが有名です。
他にも近年始まったシンガポールでのF1(シンガポールGP)、そしてマカオのF3など世界各国では多くの公道レースが行われています。

日本でもこれまで、小樽でのチャンプカー(現インディカー)、沖縄でのスーパーGTなど、いくつかの公道レース実施案が出されてきましたが、いずれも騒音や安全性などの面から、管轄警察による使用許可が下りないために実現できずに今に至っている。

このことによって、大きく進展しそうである。

とくに今年から始まった電気自動車のフォーミュラカーでのレース「フォーミュラE」は、世界各地の公道を利用してレースを行い、主催者は日本での開催も望んでいるという。
今までは公道使用許可が下りなかったが、今後は見通しが立ちそうである。

観光振興などの側面で「立候補」する都市も相次ぐのではないだろうか?

ちなみに、日本では大手広告代理店の電通がフォーミュラEを推進しており、日本国内での開催に動き出しているといわれています。

画像:フォーミュラE(レースの様子)

思う存分

2015-06-20 06:06:09 | スポーツ
競技スポーツというものは、持っている実力を存分に出すことにより、やる側も興奮し、見る側も感動するものだ。
逆説的にいえば、力をセーブして戦う姿には真の感動や喜びは見いだせない。

その点、近年のF1はかつての興奮や感動は少なくなってしまった。

理由としては、主にエンターテイメントを目的とした近年の技術規則(変更)にある。

タイヤは持ちの悪いものが使われ、タイヤ交換による順位変動が起きやすくしている。
そして、昨年からはハイブリッド式パワーユニットに大きく変更され、燃料使用量に制限が生じ、燃費に配慮したレース運びが求められるようになった。
その影響で燃費に厳しいコースや車両(マシン)の場合、レース序盤から燃費を意識し、ペースをセーブすることが普通になった。

選手であるドライバーには何かとストレスが溜まる展開になったことは、容易に想像できる。
先日のレースでも、あるチームが(所属している)ドライバー(=年間王者経験者)に無線で「燃費がキツイ。セーブしてくれ!」と指示を出した。
すると、そのドライバーが「今はレースをしているから、そんなのはイヤだ。燃費のことは後でどうにかするから」と返答。
加えて「(燃費を気にするあまり)競わないで、ゆっくり走っているとアマチュアだと思われるよ…」と言い返した。

このやりとりは双方のストレスがわかる一例であり、誰にとっても存分に実力を発揮しているとは言い難い。

加えて、年間に使えるパワーユニットにも制限があり、それを超えるとペナルティの対象となる。
だから酷使しないように緩やかに使う。

これは耐久レースではなく、スプリントレースのF1なのだ。
敢えていえば、今の耐久レースの方がバトルが多く、ハイレベルで存分に競争しているのは間違いない。

F1は世界最高峰の自動車レースであり、スピードはもとより存分自体が非日常であるはずだ。
しかし、最近の様子は非日常からかけ離れてしまい、魅力もかなり失われてしまった。
ということで、テレビ視聴率も観客動員数も世界的に減少傾向にある。

やはり興奮と感動が軸である(F1も含めた)競技スポーツは、日常的であってはダメなのだ。
近年のF1を見ていると、つくづくそのように感じるし、どうにかしないと先細りするだけであろう。

PS、2017年から抜本的な改革をするとか?しないとか?