虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

最終日の朝

2015-03-31 05:27:42 | 旅行
26日からの旅も、今日が最終日。

昨日の夕刻、函館に入ったので「みちのくひとり旅」はほぼ終わったようなもの。
あとは札幌まで無事にトコトコと帰るのみです。

振り返ってみると、あっという間の6日間でした。
いつものことですが…。
普段見られないものを見て、なかなか会えない人と会い、郷土ならではの美味しいものを食べた。他にもいろいろと…。

これからの繁忙期に向け、しっかり充電ができました。
また鉄分の補給も…。

次はいつ鉄分補給ができるのか?
できれば夏に考えていたが、予定をみると難しそう。
あるとすれば、比較的暇な12月半ばから年初にかけてかな?

時には非日常を求めて旅に出るのもいいですよ。
きっと何か(ヒント)を得られるに違いない。

それが血となり、肉となる。アイディアの源泉になる。
そして良質なアウトプットにつながる。

明日からは良質なアウトプットをすべく、繁忙期に突入する自らの仕事に没頭します。

言葉が出なかった

2015-03-30 19:57:40 | 社会
昨日は朝早くに仙台を発ち、普通列車を乗り継ぎ、東日本大震災の被災地を巡りました。

なかなか来る機会がなく、やっと来ることができた。
大袈裟ですが「日本人なら見ておかない」と。
そして何かを考え、実行するきっかけが欲しいと思っていました。

石巻線、気仙沼線、大船渡線を乗り継ぎましたが、震災被災地の範囲の広大さと津波の酷さに胸が締め付けられる想いでした。
同時に自然の驚異と人間の無力さを痛感しました。

その中でも、前を向いて進もうと頑張っている地域の人々の姿もありました。

報道などでは遅々として進まぬ復興事業と報じられていますが、尋常ならざる範囲の広さと被害の大きさ、そして各種の制約(予算、人的資源など)があり、数年で進むようなレベルではないとも感じました。
住民の方々はあまりの遅さにイライラすることも多々あると思います。
その気持ちは私も同じです。

しかし、ホントに復興するまでには少なくとも15年くらいかかるのではないでしょうか。
少しでも復興を早めるには、予算の拡充と人材の確保が必要なのは言うまでもない。
現状ではどちらも圧倒的に不足しているのは現地を見ればすぐにわかります。

もしかしたら、東京五輪関連予算を廻すべきではないか?とスポーツ関係の仕事に従事している私ですら感じたほどです。
それほどまで悲惨な状態だったし、急務の課題であると思いました。

震災から4年経ってもこの状態なのだから、直後はさぞ大変だっただろう。
それを想像しただけでもツラくなる自分がいる。

ただ、今は前に進む時だ。
それぞれ、何ができるのか?
そして(具体的に)何をするのか?

同時に、生きるって何かを真っ正面から向き合うきっかけになった1日でした。
あのような未曾有の大津波で命を終えることになった人たちの分、我々残された者が生きていく責任があると思う。

私自身、人生の折り返しを迎えたが、残りの人生をしっかり生きていくことを再確認できました。

いろいろ考えさせられたし、実際に見てみないとわからないことはたくさんあります。

そういう意味でも、被災地へ行って、現状の一端を垣間見られてよかった。
また、来て何かをしたい!
それが何らかの助けや救いになるのなら。

ご当地

2015-03-29 05:58:47 | スポーツ
仙台で2泊し、今日から徐々に北上していきます。

今日は4年前の大震災の被災地を巡ります。
そこで何を感じ、どう考えるのか?
今回の旅で自らへ課せられた大きなテーマでもあります。

さて仙台市内の各所には、楽天イーグルスのポスターなどが見られます。
またアーケードのかかる商店街では、イーグルス(プロ野球)、ベガルタ(Jリーグ)、89ers(bjリーグ=バスケット)のバナーがびっしり掲げられています。
仙台市民が各チームを支えている姿勢が見て取れますし、スポーツ熱は高いみたいですね。

その中でイーグルスは31日からホーム開幕なので、その開幕シリーズの予告がメインでした。
昨日まで1勝1敗です。
勝ち越して仙台開幕となるでしょうか?

今回泊まったホテルの近くにFM放送局があり、28日夕方にFM局のサテライトスタジオみたいなところを通ったら、ちょうど今季の楽天イーグルスの話題を取り上げていました。

今季から大久保新監督の指揮の下で覇権奪還を目指す楽天イーグルス。

傍目からみている限り、星野前監督時代に比べて、やや話題に乏しい感じですが、実際はどうなのでしょうか?

杜の都・仙台もイーグルスのホーム開幕に向けてじわじわと盛り上がってきているようです。

旧交

2015-03-28 07:50:21 | 旅行
昨日の夕方、無事に目的地の仙台に到着。

予約していたホテルにチェックインし、あるメーカーに勤務していた時代の同僚と飲み食いしながら、いろんな話をしてきました。

昔のことから今のこと、そしてお互いの近況報告なども交えて、約4時間喋ってました。

改めて感じたことは「サラリーマンは偉い」ということ。

いろんな苦難やトラブルに直面しながら、加えて組織の問題(人間関係など)もクリアしながら頑張っているようです。
それはサラリーマンも自営業者も同じですが、かなり質が異なっていて、現在自営の身にはサラリーマン的なツラさは余計に大変だと感じてしまいました。
サラリーマンは気楽な稼業というのは昔の話ですね。

共通していえるのは年々厳しくなる社会の中で知識だけではなく、経験も有効に生かす必要があること。
それには多角的に思案し、付帯部分の交通整理をしながら推進することが求められます。

また9年ぶりの再会で、お互いに良い歳の取り方をしていることも…。
何より元気に仕事(生活)できていることが嬉しくもあり、励みにもなります。

今日は午前中に仕事の打ち合わせがあります。
昨日の刺激を受けて張り切っていかねば。

みちのくひとり旅

2015-03-27 03:34:40 | 旅行
決して山本譲二の唄の話しではありません。悪しからず。

昨日より所用を兼ねた旅行に出ています。

目的地は杜の都・仙台。
ちょうど9年ぶりの訪問になります。

また今回の旅は久しぶりに「鉄分補給」を兼ねていて、JRの北海道&東日本パスを活用し、鈍行でチンタラ南下し、帰りは行程に変化をつけて帰ってきます。
帰ってくるのは月末(31日)の予定。

昨日は普通列車に4度乗り継ぎ(オマケも入れて)、夜9時過ぎに函館(五稜郭駅)に到着。

そして夜中にフェリーで津軽海峡を渡り、まもなくフェリーターミナルへ。
今日の「鉄分補給」を前に船内で携帯をピコピコしながら書き込んでいます。
あと少しで下船ですが、ガラガラで貸し切り状態。おかげで約3時間ぐっすり休めました。

しばらく天気が良さそうですね。助かります。
今日から、みちのくひとり旅が本格化します。
その前に青森駅まで約30分徒歩移動だ!!

道南いさりび鉄道

2015-03-26 06:04:00 | 乗り物
responseの記事から。

2015年度末に予定されている北海道新幹線の部分開業にあわせ、江差線の経営を引き継ぐ第三セクターの道南いさりび鉄道は3月22日、会社のロゴマークを発表した。

ロゴマークは、同社と公立はこだて未来大学、函館デザイン協議会が共同で制作。
車窓に広がる「津軽海峡と函館を望む雄大な景色」をモチーフとし、「青い海」と、社名にもなっている「いさりび」(漁り火)を表現したデザインという。
下部には「道南いさりび鉄道」の社名と、英文で「South Hokkaido Railway Company」の文字が入っている。

同社によると、ロゴマークは名刺や社員のバッジなどに使用する予定。
今後は、駅名標などでの使用も含めてどのようにデザインを活用していくか、デザイン協議会と検討していくという。

道南いさりび鉄道は、北海道新幹線の並行在来線となる江差線の五稜郭(北海道函館市)~木古内(木古内町)間37.8kmを、JR北海道から引き継ぐ第三セクター鉄道。
2015年8月に「北海道道南地域並行在来線準備株式会社」として設立され、現在の社名は同年10~11月に行った一般公募で決定した。<了>

1年後に北海道新幹線関業に合わせて開業する「道南いさりび鉄道」

まだ江差線であるうちに、2度くらい通過する機会が出てきそうです。
1度目が今月30日、そして真夏(予定)。

ということで、これから「みちのくひとり旅」を挙行します。
といいながら今日は道内なんだけど…。

Xデイ

2015-03-24 08:51:42 | 社会
先日、地下鉄サリン事件から20年を迎えた。

あの事件の動機なども不明のまま、時が過ぎた。

被害に遭われた方々(遺族など)はやりきれない気持ちのまま、20年を過ごしてきた。
気の毒としか言いようがない。

この事件の首謀者であるオウムの麻原は、恐らく真実を語るつもりはないのだろう。
それは麻原の首謀者としての覚悟(決意)なのか、社会への諦めなのか、それとも自身の心神喪失などの理由で言えないのか、知るよしもない。

いずれにしても、何も明かされぬまま、刑を受けるつもりのようだ。
覚悟なら大したもんだが…。
刑を執行をする側も、このまま麻原を生かしていても仕方がないと考えたのか、初夏までに死刑執行を検討し始めたとの報がある。

関連の指名手配は皆逮捕され、どの被告も遠くないうちに何らかの判決が言い渡される運びである。

それを踏まえて、首謀者に対して、見せしめ的に刑に処すつもりなんだとか。
一説に、Xデイは5月16日とも言われている。

現政権としては、決断できる姿勢を国民に示したいようで、その点でも有益と判断しつつあるという。
またオウムの残党(アーレフなど)に対する抑止力を誇示したい思惑もあるようだ。

あのオウムなる教団は最終的にテロ組織へ変容し、日本初の化学テロを引き起こした。
宗教を盾に社会制圧を目論んだ奴らが、社会に不安と恐怖を植え付け、あの段階での終焉を迎えた。

テロとの対決姿勢を打ち出す安倍政権なら、さっさと象徴を処刑しても不思議ではない。

さてどうなるのだろうか?5月16日なら、残り2ヶ月もないのだが…。

NHKラジオ

2015-03-23 08:42:20 | メディア
最近、NHKラジオ(AM)にハマっている。

クルマで移動する際は大抵NHKラジオを聴いている。

きっかけは知り合いのラジオ好きから、少し前にNHKを勧められたこと。

かつてラジオ局で仕事をしていたこともあり、ラジオやその番組には一家言あるのだが、その言葉に納得。
充分に面白い。

民放のように賑々しくないし、かといって厳か過ぎない。
適度な品性(節度)とラジオならではの緩さがある。
この緩さがラジオには必要なのだ。

番組によってはリスナーからのネタハガキ(メール)もあるし、作り手と聴き手の相互交流があるのもラジオらしくていい。
そしてお高くとまっていないのが、NHKらしくない。
極めてアナログな作りだが、それがAMラジオっぽく、個人的な好みでもある。
またNHKらしく、定期的にニュースも入る。

安定感の中に、柔らかさがあり、時々砕けたりする。でも脱線はしない。

よく聴いてみたら、タレントが数多く出ており、話題の引き出しには事欠かない。
たまには民放の番組について触れられたりして、ひと昔では考えられない構成だったりする。

こりゃNHKラジオは離れられなくなるなぁ。

かくいうブログ記事を書きながら、NHKラジオを聴いています。

開幕間近なのに…

2015-03-22 08:50:00 | スポーツ
プロ野球の開幕が間近に迫ってきました。

数年前まではなんとなくウキウキしたものだが、ここ1~2年はそのような気持ちの高まりがない。

正直なところ、現代のプロ野球に飽きが生じてきたようである。

決して野球が嫌いになった訳ではないし、子どもの頃に見た試合をテレビやビデオで見直してみると充分に楽しい。

何が原因なのか?
よくわからない。
あまりにも見過ぎたため、単純に飽きたのか?

同じことがプロレスにもいえる。
やはり現代のプロレスは高度化されているが、昔みたいな面白さがなく感じ、あまり関心がない。
面白いのは昭和期のプロレスである。

あまりに高度化したものより、単純な頃の方が面白いと感じる性質らしい。

また本人が気付かぬうちに、気持ちが老いてしまったんだろうか?

それとも仕事(ビジネス)などが日々刻々と変化したりして、妙に生々しいため、それ以上の刺激が得られないため、不感症になったのかもしれない。

どこか寂しい気もするが、仕方がないし、どうしようもない。
いずれ興味が湧くときが来るのだろうか?

自らのことながら興味があります。

消えたチラシ

2015-03-21 08:44:42 | 乗り物
カナロコby神奈川新聞より。

「18きっぷ」消えた?JR、ちらし作製中止

幅広い年齢層に人気があるJRの格安乗車券「青春18きっぷ」のちらしがこの春、駅頭から一斉に姿を消した。
ほかにない叙情的な写真や惹句(じゃっく)が旅心を誘い、ちらしを収集する愛用者もいたほどだが、JR各社は「配布に見合う効果がない」と作製を中止。
一方で専門家は、新幹線ばかりを宣伝するJRの姿勢に対し「もっと多様な選択肢を提示すべきだ」と話す。

18きっぷはJR全線の普通列車に乗り放題の切符。
春夏冬の一定期間中、任意の5日間を選べて1万1850円(1日あたり2370円)。
横浜-大阪間は普通列車で8時間以上かかるが、費用は新幹線の2割弱と安い。
年齢制限はなくシニア世代にも人気だ。

JR東日本は「販売実績に結び付かない」と、中止の理由を説明する。
駅貼りのポスターは残るが、掲示駅は激減した。
「北陸新幹線や上野東京ライン開業関連のポスターが多く、掲示機会が少ない」とする。

とはいえ、18きっぷの人気は衰えていない。
全国の販売枚数は2011年度以降、63万枚、65万枚、67万枚とむしろ増えている。

ちらし自体にもファンがいる。
味わい深い駅舎や沿線の写真があしらわれ、かつては鉄道写真の第一人者、故真島満秀さんの作品も使われた。
惹句も凝っていた。
「たまには道草ばっかりしてみる」「通過しない。立ち止まって記憶する。そんな旅です」「なんでだろう、涙がでた」…。

横浜市港南区に住む男性公務員は「ポスターが旅情を誘い、それが18きっぷだけでなく鉄道旅行のきっかけになるはずなのに…」と残念がる。

公共交通の在り方を考える交通権学会の上岡直見会長(横浜市在住)は「鉄道が味気なくなる」と懸念。
「目先の合理化より、若者も利用しやすい安い切符など、多様な選択肢を示すべきだ」と話している。 <了>

この記事は関東だから、JR東日本のエリアなのだが、この会社は収益性の高くないことは徹底してやめる。
ある意味、えげつないのだが、だからこそ世界最大の鉄道会社として君臨しているのも確かである。

また18きっぷの性質上、指名買いが圧倒的だろうから、広告は必要ないと判断したのかも。
その分、北陸新幹線などのPRに費やそうと考えるのは、事業体としては当たり前といえる。

しかし、鉄道の旅から旅情を奪ってしまうのは、鉄道会社としてどうなんだろうか?
こういう旅をするお客をJRは期待していないとも勘繰られない。

もしかしたら、そんなに遠くない将来、18きっぷの廃止をしようとしているのかもしれないなぁ。