虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

厄介極まりない

2016-02-29 09:44:54 | 健康
朝日新聞より。

2014年度に認知症の人が当事者として死亡した鉄道事故が、少なくとも22件にのぼることが国土交通省への取材でわかった。
愛知県で07年に列車にはねられて死亡した認知症の男性(当時91歳)の遺族が、JR東海に訴えられた裁判が関心を集めており、同省は調査を続けて対策に役立てる考えだ。

国交省は全国の約200の鉄道会社から、事故や輸送トラブルが起きた場合に死傷者の数、運休本数などの報告を受けている。
14年度からは当事者が認知症と把握できた場合、備考欄に記載するよう求めている。

これをまとめたところ、14年度に認知症の人が起こした事故・輸送トラブルは28件。
このうち22件は死亡事故で22人が亡くなり、ほかに3件の事故で3人がけがをしていた。<了>

高速道路の逆走も認知の症状があるドライバーが多いようですが、我が国のように高齢化がますます進行すると、このような問題が頻繁に起きてくる。
とくに、認知症の人たちによる事件・事故は厄介だ。
(認知症のため)本人にまったく悪気がないのだから、ほとほと困ってしまう。

そもそもの話をすれば、認知症にならないためにあらかじめ取り組んでおくこと(訓練等)や、なった場合の治療薬(悪化しないための薬など)の開発は急務ですね。
まずは指を頻繁に動かして脳を活性化させることでしょうかね?

それで大丈夫・・・?

2016-02-27 09:17:40 | スポーツ
数日前の北海道新聞によると「スキー場リフト代、貸しスケート靴代、小3に一部助成」という記事がありました。

記事によると、4月からの新年度の小学3年生に、札幌市内のスキー場リフト代の割引クーポン(1000円分)と市内のスケート場のスケート靴貸出料の割引クーポン(250円)を各1枚配布するそうです。

まず「なぜ小3だけ?」と思ってしまいましたが…。
それと1回だけ?
予算に限りがあるから、やむを得ないんでしょうけど。

札幌市によると、年に1回以上、スキーなど冬季のスポーツを実施した人の割合を示すウインタースポーツ実施率はここ10年間、11~13%で推移しているそうです。(ということは、市民8~9人に1人の割合になります)
「そんなに少ないのかぁ」というのが正直な印象。

2026年の冬季五輪の招致を目指す状況下で、この数字ははっきり言って「悲惨」といえます。
記事にも「ほとんどの市民はスキーやスケートを楽しんでいないという実態がある」と記されていた。

札幌市はスポーツ推進計画で、2022年度にウインタースポーツ実施率を25%とする目標(ほぼ倍増!)を掲げていて、子どものうちから冬季スポーツに親しみ、実施率を上げたいとしている。

ちなみに、上記の助成に対し、新年度の予算案で1500万円を盛り込むとか。
こんなに限定的で、小規模な取り組みで改善は図れるのか?甚だ疑問ですねぇ。
ホントに効果は出るのでしょうか?

もっと冬季スポーツの競技団体やスポーツ関係者(民間、学識経験者ら)と連携して、うねりを作っていかないと、あと6年で実施率の倍増は難しいでしょう。
また来年の冬季アジア大会も弾みにしたいところですが、予想通りに盛り上がりに欠けていて、札幌市民は今でも「そんなのがあるんだぁ?」という状況です。

それと、札幌を含めて道内経済の厳しさ(可処分所得の少なさ)が、冬季スポーツ離れを招いていることも確かだと思います。
冬季スポーツは競技じゃなくても、用具などに費用がかかります。
夏のスポーツでいえば、ゴルフと同じくらい費用がかかります。
ゴルフをするのは、ほとんどが大人(収入のある人たち)ですが、スキーやスノボの場合、大人から子供まで幅広い年齢層になり、おのずと大人の費用負担は増えてきます。

正直なところ、札幌ではスケートの馴染みが少なく、冬季スポーツといえば、圧倒的に雪と親しむスキーやスノボが中心です。
あとは屋内でもできる(ようになった)カーリングなどは、新たなレジャースポーツとしても存分に楽しめるはずです。

いろんな角度から総合的に判断して、実施率を高める取り組みをしないと「絵に描いた餅」になってしまうのでないか?と記事を読んで感じました。

そうなんだぁ!

2016-02-26 09:20:56 | 健康
Forbes JAPANの記事より。

何年も前からその安全性について懸念の声が上がっていた人工芝の問題について、米政府がようやく重い腰を上げたようだ。
米消費者製品安全委員会(CPSC)は2月12日、環境保護局(EPA)、疾病対策センター(CDC)と共同で、人工芝の充填剤の原料として使用されている古タイヤに含有される化学物質の危険性について、調査を開始すると発表した。

米国では2014年、NBCテレビが女子サッカー選手のがん発症と人工芝に使われるゴムチップの関連性について報じた。
番組に登場したワシントン大学の女子サッカーチームの准ヘッドコーチ、エイミー・グリフィンによると、人工芝の上でプレーをしていた学生たちが「次々と」がんを発症。こうした学生ら38人のうち、34人がゴールキーパーだった。

また、この中にはワシントン州でプレーしていた選手も十数人いたが、全米各地でも同様に、がんを発症した学生たちが確認されている。
大半はリンパ腫や白血病など、血液のがんを罹患したという。

また、米紙USAトゥデーは2015年3月「全米各地の学校や子どもたちの遊び場、保育園で使われている人工芝から、健康に害を及ぼす危険性がある高濃度の鉛が検出された。
それでも米連邦政府の2機関は、人工芝は安全だとして使用を推奨している」「充填剤としてゴムチップを使用している人工芝の利用が拡大していることに関連して、主に選手のけがや皮膚感染症、がんをはじめとする健康上の懸念が浮上している。
人工芝を利用している競技場は全米に1万1,000か所以上あり、これらの人工芝をすべて撤去して入れ替えるには、100万ドル(約1億1,260万円)を超えるコストがかかる」などと伝えた。

さらにこの1年後にNBCは、「NBCニュースは人工芝の危険性について不安が高まっていることを繰り返し報じてきたが、連邦規制当局はこれについて、ほぼ沈黙を貫いている。
EPA長官もカメラの前でのインタビューを拒否した」と報道した。
これを受け、米下院エネルギー・商業委員会はEPAの担当部門に書簡を送付。
2015年11月6日までにゴムチップを使用した人工芝を採用している競技場の安全性に関するさらなる情報の提出を求めた。
しかし、EPAはこの要請にも応じていなかった。<了>

この人工芝とがんの関連性の裏付けが成されると、世界のスポーツ(スタジアム)環境が一変しそうだ。
やはり、人工芝という自然から程遠いもの、そして利便性を高めるものの限界が見えてきたということになるだろうか。
いずれにしても、スポーツ関係者にとって注目すべき話題です。

日本初!

2016-02-25 08:53:53 | 乗り物
ITmedia ビジネスオンラインの記事より。

オリックス自動車は2月15日から、超高級車「メルセデス・マイバッハSクラス」を国内で初めてレンタカーとして提供を始めた。
法人限定だが、1台2200万円(車両本体価格)というクルマを4万7000円(12時間)から利用できる。

マイバッハSクラスは昨年2月に発売され、「シートのリクライニングの深さと足元の広さなどから、飛行機のビジネスクラスのようなくつろぎを体感できる」という。
受注生産のため試乗車はなく、国内でレンタカーとして貸し出すのは初めてという。

1台1100万円の「レクサスLX570」も2万8000円(6時間)から提供。
こちらは個人もOKだ。

利用予約は店舗への電話で受け付ける。
対象店舗は渋谷駅西口店、学芸大学駅前店、武蔵中原店、品川駅港南口店、田町駅前店、新橋内幸町店、羽田空港店、赤坂店、千歳船橋駅前店、川崎駅西口店、天王洲アイル店、柿生駅前店、戸田店、木場公園店、蒲田駅東口店、上井草駅前店、綾瀬駅前店、池袋駅西口店。

レンタカーは同社と「オリックスレンタカー」ブランドのフランチャイズで輸入車や高級車を中心に取り扱うタステック・レンタリースが提供。
タステックは約250台の輸入車をそろえている。<了>

対象店舗が東京なのねぇ。
やはり東京にはこういう需要はあるんだろう。
事実、港区では高級輸入車を普通に見ることができますから。
前にも書きましたが、何をするとあんな高級車を持てるんだろう?
北海道じゃ「マイバッハ」を見ることすらないもんなぁ。

流出が加速

2016-02-24 09:33:15 | 社会
日本経済新聞の記事より。

北海道は2015年国勢調査(速報)の結果をまとめた。
道内人口は538万3579人で、10年の前回調査(確報)より2.2%減った。
下落幅は前回と同じで過去最大。
ピーク時(1995年、569万2321人)に比べ約30万人減り、旭川市に匹敵する人口規模が消えた。
道内179市町村の9割超の171市町村で減少。
一方で札幌市は2.1%増の195万3784人と、一極集中が一段と進んでいる。

総人口は4回連続の低下で減少傾向に歯止めがかからない。
人口動態調査では2010~14年の4年間の、出生者から死亡者を差し引いた自然増減は年平均約2千人減。
道統計課は「自然減に加え進学や就職で道外に流出する社会減が全体を押し下げた」と分析する。

男女別では男性253万6648人(2.6%減)に対して女性284万6931人(1.9%減)と男女差が拡大。
男性の道外流出と、女性の長寿傾向を反映しているとみられる。

世帯数は244万502世帯で0.7%増とわずかに増えた。
核家族化や単身世帯の上昇が要因だが増加幅は鈍化。
人口減の勢いが世帯数の伸びを抑えている。

市町村別で人口が増えたのは8市町と前回の16市町村から半減。
これに対して46市町村で減少率が10%を超えた。

減少率が最大だった夕張市は19%減。
財政破綻により「老後や子育てなど地域の将来に不安を抱き転出する人が多いのではないか」(総務課)。
前回道内で初めて人口1千人を割り込んだ音威子府村は16.4%減の832人とさらに縮小。
国道のトンネル工事が15年7月に完了し、作業員が転出したことが響いた。

旭川市に隣接するベッドタウンの東神楽町(10.1%増)や東川町(3.3%増)は高い伸び。
東神楽町は宅地造成が進み転入を促した。
スキーリゾートのニセコ町(2.9%)はホテル新設による雇用増加や外国人の流入が寄与した。

札幌市は4万239人増で増加数は道内最大だった。
道内人口に占める同市の割合は1.5ポイント上昇し、36.3%に達した。
だが同市でも自然減が09年に始まっており、市は「人口はまもなく減少に転じる」(企画課)とみている。

人口問題に詳しい北大公共政策大学院の小磯修二特任教授は「予想された結果だが札幌への一極集中は大きな課題だ。人口を地方に分散させるため企業や教育機関の立地など、人口移動を促す政策を強化する必要がある」と話す。

高橋はるみ知事は「人口減の進行をできる限り抑制し、道民が安心して住み続けられる地域社会をつくることが大切。少子化対策、生活環境の整備、産業・雇用の場づくりなど総力を挙げて取り組む」とコメントを発表した。<了>

想像以上に、札幌への一極集中が進んでいますねぇ。
それと同時に北海道からの人口流出が加速しているようですねぇ。
やはり現役世代に関しては、雇用の確保なんだろうと思います。

ここは行政だけの取り組みだけじゃなく、道民の気概に関する部分じゃないかと思うんですが…。
その話題はまたの機会にしましょう。

黒いなぁ!

2016-02-23 09:30:24 | 社会
「ブラック企業」なる言葉が、市民権(?)を得て、しばらく経ちますが、今なお「ブラック企業」隆盛(!?)みたいです。

ある人から聞いた話ですが、とある会社の従業員が有給休暇を取ろうとしたら「うちには、そんなものはない」と毅然(!)と断られたという。
そして、その話しを深めよう(詳しく知ろう)としていたら、自分自身は正社員のつもりだったが、契約社員だったことが判明!
話しが違うと揉めに揉め、最終的には労基署にタレこんで、その事業所は「ガッツリ」絞られたという。

また別の話し。
身内が亡くなり、忌引き休暇を取ろうとしたら、上司がこんなことを言ったという。
「お前が行ったところで、生き返るわけでもなかろう。だから仕事に来い!」と。

忌引き休暇の意味合いが分かっていないのか?
おそらく、わかっていてやっているはずに違いない。
そして、逆の立場でそういうことを言われたら、どんな気持ちになるのかが理解できないのか?
敢えて理解しないようにしているのだろうが…。
いずれにしても、あまりに馬鹿げていて、ただただ唖然とするだけである。

この他にも、このような「ブラック」事例があちこちにあるらしい。
中には、真っ当な会社もあるけど、あまりにも次元が低い会社が多いのが事実とか。

世の中が「真っ黒」になる前にどうにかしないといけませんね。
とくに就労環境が悪い職種では、普通のように上記のことなどが行われているらしいです。


万年筆

2016-02-22 09:44:12 | 文化
皆さんは「万年筆」を持っていますか?

そして、使ったことがありますか?

私はかれこれ30年ほど、愛用している万年筆があります。

当時は高校生でしたので、小遣いで買える安価なものですが、今でも使っています。

万年筆の好きなところは、その独特の書き味です。
筆先からサラサラとインクが染み出るのがいいんですよねぇ。

実用性を考えると、ボールペンが明らかに優れています。
でも、他に代えがたい書き味は、私には魅力がある筆記用具です。

万年筆という名の通り、長持ちするのもとても魅力的。
インク(色)を変えると、色を変えられるのもいいですね。

ただ最近は、PCを使う機会がほとんどで、万年筆で字を書く機会が少なくなってきましたねぇ。

怪獣

2016-02-20 09:11:43 | メディア
少し前のこと。
タレントの明石家さんまが「徹子の部屋」の特番に出演していたのを、偶然見ていた。

彼を見ていて、最近感じることがある。
昨年で還暦を迎えながら、全く衰えを感じさせない話術と場の回しは、単純に凄いとしか言いようがない。
またあれだけの経歴と実績を持ちながら、ベテランの匂いをさせないのも凄い。
さすが「お笑い怪獣」といわれるだけの存在である。

自らがホスト(司会やMC)の番組はもちろんだが、今回のようにゲスト出演していても、その場を華やかにし、あっという間に「さんまワールド」にしてしまうのは誠にアッパレ。
天性の資質に、長年の経験と、笑いを究極的に追求した姿が、今の彼なんでしょう。

60代になっても、まだまだ活躍しそうだし、おそらく終生「明石家さんま」をお茶の間に見せ続けるのでしょう。
それも演じているのではなく、普段からそのようなスタイルであるというから、驚異的であり、歴史的な存在になるんじゃないかなぁ。

最近の彼を見ていると、尊敬の念を持って見てしまう自分がいるのです。
超一流になる人って、何もかもが普通と大きく違うんだよなぁ。

初の摘発

2016-02-19 09:28:16 | 乗り物
responseの記事より。

北海道警は5日、札幌市中心部へ新設された札幌市電の新区間(ループ区間)の併用軌道内に乗用車を放置駐車し、路面電車の運行を妨げたとして、千歳市内に在住する20歳代の女を駐車違反で摘発した。

北海道警・札幌中央署によると、千歳市内に在住する20歳代の女は2016年1月9日の午後8時5分ごろから約11分間に渡り、札幌市中央区南3条西3丁目付近の国道36号で路肩(併用軌道内)に乗用車を駐車。
札幌市電・外回り線の狸小路~すすきの駅間で路面電車2本の運行を妨げた疑いがもたれている。

同区間は昨年12月に新設されたが、併用軌道は道路中心部ではなく、左右の路肩部分に設置されるという「サイドリザベーション方式」となり、軌道がある全長約350mの路肩部分についてはクルマの駐停車が全面禁止となった。
女は路肩が軌道となっていることを認識せず、路上にクルマを駐車(放置)し、近隣の店で買い物をしていたとみられる。

通行人から通報を受けた同署員が現場へ到着した際、クルマは走り去っていたが、警察では周辺に設置された防犯カメラ映像や目撃証言などから駐車していたクルマを特定。
クルマの使用者である女に対して駐車違反による行政処分(反則金1万8000円の納付命令)を行った。

現場は札幌市の中心部であり、商業ビルの立ち並ぶエリア。
現場となった区間も以前は客待ちをするタクシーなどの路上駐車が目立っていた。
新区間で電車の運行が開始されて以降、併用軌道内の放置駐車違反による行政処分が科せられたのは今回が初となる。
警察では今後も取締りを強化する方針だ。<了>

いつ、このようなこと(摘発)になるかと思っていましたが、やはり出てきましたね。
とくに、札幌市民以外は認識が甘かったりしますから、今後もこのようなことが発生しそうです。
とにかく、摘発されないないように、近隣の駐車場に停めましょうね!

措置命令

2016-02-18 09:14:35 | 社会
毎日新聞の記事より。

約1か月間のキャンペーン期間中に契約すると着手金を無料にするなどと表示しながら、実際は約5年にわたりキャンペーンを続けていたなどとして、消費者庁は16日、弁護士法人「アディーレ法律事務所」(東京都豊島区)に対し景品表示法違反(有利誤認)に基づき、再発防止を求める措置命令を出した。

同庁によると、同事務所は2010年10月6日から15年8月12日まで約4年10か月にわたり、一定期間中に申し込むと、消費者金融などへの過払い金返還請求の着手金を無料にしたり、債務整理の着手金を値引きしたりするとホームページに表示していた。
期間はそれぞれ約1か月間としていたが、実際は同様の内容のキャンペーンを毎月途切れなく続けていた。
またこの間、過払い金の額などの診断を無料で行うキャンペーンを約2年間、90日以内に契約解除を希望した場合に着手金を全額返還するキャンペーンを約9か月間、それぞれ継続していたが、いずれも表示は毎月約1か月間の期間限定としていた。

同事務所は全国に72本支店を展開する大手法律事務所。
04年の開業から今年2月までで約28万件の過払い金回収業務を請け負ったとしている。
広報部は「毎月継続の有無を判断しており不当表示だとの認識はなかった。消費者庁の指摘を真摯に受け止め再発防止策を徹底する」とコメントした。<了>

CMなどでおなじみの法律事務所ですが、認識不足で済まされないでしょう。
だって法律事務所でしょ?
でも法律って、解釈の仕方がたくさんあるようだから。

それにしても、かなりパンチのある営業してたんだなぁ。
だから、一気に成長したといえるのだろうが…。
業界内、および顧客の評価(信頼性)はどうなんだろうか?